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【R4】山室湿原はとっても良いところですよ。

団体名

山室湿原を守る会

事業概要

山室湿原を守る会は山室区民から成る団体で、子ども達および一般来客が安全に観察できるよう、山室湿原の保全整備を中心に活動しています。また、サギソウを山室各戸で咲かせることを目標とする活動もあり、貴重な自然遺産の保護と山室湿原の盛り上げに取り組んでいます。

06-05図3

取組内容

■ 湿原内の古木道の修理、交換。 ■ 湿原周囲の獣害柵の修理、保全。 ■ 湿原内に光を取り入れるために、湿原内の雑木、雑草の除去。 ■ 湿原周辺の道路、駐車場に看板を整備し、軽装で行きやすい環境づくり。

課題

古木道を年間約12台ずつ交換していますが、8,000円/台ほど費用がかかり、製作会社が撤退することも聞いているため、同価格以下で製作していただける材木店を探す必要があります。交換不要のプラ木道の検討も必要です。

今後の計画

古木道交換の経費削減のため木道の天面にプラ板を貼る工法もありますが、これも短期の延命にしかなりませんし、転倒のリスクになります。このことから全プラ製の木道に更新していきたいですが1台あたり7~8倍の価格(過去のテスト購入実績)となります。今後民間の環境保全助成事業等にも応募し、助成を受ける計画で環境整備を継続していきたいです。

06-03図2

将来の見込み

今のまま山室湿原内は明るく花いっぱいの自然があり、歩く足元はきれいに整備されることで、ローザンベリー多和田や醒ヶ井の梅花藻に行ったついでの軽装、軽靴で雨の日にでもちょっと寄り道し、「ばえる写真」を撮りたくなる場所となるとよいです。

求む!

コロナの影響で2020年から夏の湿原観察会は縮小活動として一般来場者はご遠慮していただく計画でした。きっと2023年以降は普通に戻れるよう切に願っています。普通に戻った際の夏の湿原観察会には是非大勢でご来場ください。先着順にはなりますが、守る会が育てたサギソウ株を1人につき1カッププレゼントします。


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