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講座「手づくりする木の雑貨」レポート

6/13(土)講座「手づくりする木の雑貨」を開催しました。

ほっこりする暮らしの雑貨を、自分の手で作る講座「手づくりする木の雑貨」。何を作るかは参加者の自由で、木材を選ぶところからスタートし、木の雑貨づくりを通して、自分で考え、作ることの楽しさを発見する講座です。

マスク着用、常時換気など、コロナウィルス感染拡大防止の対策を取りながら、小上がりと裏庭と道具U(以下、U)にて開催しました。講師は遠野市在住の須田さん。

この日は市内、県内から5名の方が参加。「ちょうどスプーンがほしかった」「孫におもちゃを作りたい」など、様々な動機でいらっしゃいました。

早速集まったみなさんで自己紹介をし、講座がスタート。
「まずは何を作るか決めましょう!」ということで、イメージを膨らませてもらうために、須田さんがこれまで作ったスプーンやバターナイフ、コースターなどの作品を見せてくれました。参加者のみなさんはそれぞれ作品を手に取りながら、私も同じように作れるかな?と悩んでいる様子。

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それでも「どんなモノを作るかなんとなくでもイメージを固めて、あとは木材を見て決めましょう」と須田さん。木材として用意された胡桃(くるみ)、ナラ、栗、杉などの木の片や枝などを手にとって、制作過程に移ります。それぞれ固さや色合いなどに特徴があり、須田さんに質問をしながら一つひとつ手に取り、触って制作イメージを膨らませます。

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使う木材を決めたら、作りたいもののイメージを鉛筆で木材に下書きします。その後、下書きからはみ出た余分な部分をノコギリで切断。天気が良かったので、木材を切る作業はUの裏庭で行いました。

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ある程度切り出しができたら、その後は彫刻刀や小刀で木材を削って、完成形に近づけていきます。これがコツをつかむまでなかなか難しい!刃がスッとはいる部分もあれば、なかなか入っていってくれない場所もあります。難しいポイントは須田さんにアドバイスをもらったり、手本を見せてもらったりしながら、木を削りだしていきます。

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ワイワイ作業しながらも、慣れてくると、黙々と真剣に作業に没頭する場面も。

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約3時間強、裏庭と室内の作業場所を行ったり来たりしながら木を削りあげました。仕上げにヤスリをかけ、ミツロウワックスを塗って、完成です!(ミツロウは講座「みつろうラップをつくろう」で講師を務めてくれた養蜂家の高橋さんからいただいたものです)

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「大変だったけど、楽しかった!」という感想をいただき、モノづくりを楽しんでいただけたことが伝わり、開催できてとてもよかったです。「今度は別なものを作ってみたい」という声も上がり、講師の方と参加者、参加者同士で話が盛り上がり、「また会いましょう!」と挨拶を交わしていたのも嬉しい光景でした。ぜひまた次回も企画したいと思います。

(おまけ)
この日、小上がりと裏庭と道具Uにきていた小学生の男の子。お兄ちゃんたちがやるゲームを見ていたのですが、隣で大人たちが創作意欲を沸かし手を動かしている様子をみて、僕もやりたい、と。私が削っていた木片のヤスリがけを行ってくれました。
(記事:多田)

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