講座「手づくりする木の雑貨」
ほっこりする木のダイニング雑貨。暮らしの雑貨を自分の手で作ってみませんか。道具の使い方や木の特徴を学びながら、自分だけのオリジナル作品をつくってみましょう。
講座「手づくりする木のダイニング雑貨」の講師を務めるのは、遠野市在住の須田智子さん。須田さんは東京都出身。理想とする拠点探しの旅をする中で遠野に出会い、約22年前に移住しました。今は、山の麓で猫3匹と一緒に暮らしながら、米やブルーベリーなど作物を育てる農家さんのお手伝いをしたり、選定作業や薪割り等の仕事をしています。
作物の育て方や手仕事、暮らしの知恵等、農村の暮らしに精通していて手先も器用な須田さん。自宅の薪ストーブの薪は自分で調達し、部屋の棚やキャットウォークもDIYしています。
そんな須田さんの原点は高校時代にあると言います。
「元々動物が大好きで、高校時代に課外授業で野生動物の調査のため山に入ってキャンプしたときに、山の面白さを知ったんです。」
自主性を重んじる高校で、先生も変わった人が多かったといいますが、その時に”誰かに決められたことをやる”のではなく、自分で何をするか考え、決めることの自由さ、そして、それを自分でできるんだ、という発見をした須田さん。その経験から、口にするものや暮らしの道具まで、自分で作れるものはなるべく作って生活するようになりました。
須田さんは遠野での暮らしを通して、地域の人たちの手仕事に関わり、技術の継承に取り組もうとしています。
「技術を伝えられるようになりたいんです。きれいに作れなくても、作業手順を覚えてできるようになれば、次の世代に伝えることができるから。」
講座の内容
本講座では、木の雑貨を手づくりすることを通して、自分で考え、つくることの楽しさを発見します。
制作するものから考えていただきたいので、作品の指定はしません。大きさや形が異なる様々な木材出会いから、講座はスタートします。何をつくるかは参加者の自由。手に取った木材を見て、何がつくれそうか? 何をつくりたいか?を考えていただきます。
デザインを決めたら、のこぎりで余分な木材をカットし、彫刻刀で形を作っていきます。道具の使い方をレクチャーしますので、初めての人も大丈夫です。どこまで彫るか、どこまでこだわるかも、参加者の方の判断にお任せします。彫刻刀で形をつくったらヤスリで表面を整え、完成です。作った作品は持ち帰ることができます。初めての木の雑貨づくり、この機会にぜひご参加ください。
<こんな人におすすめ>
・暮らしの中で使うものはできるだけ自然に近いものを使いたい人
・ゼロからものづくりをしてみたい人
・集中して作業に没頭したい人
・小学校の彫刻が好きだった人
<講座詳細>
日時:2020年6月13日(土)13:30~16:30
場所:小上がりと裏庭と道具 U(遠野市中央通り5-32)
参加費:1,500円(つくる大学生は無料)
必要なもの:彫刻刀、小刀(あれば)
※オンラインでの受講にもなるべく対応させていただきます。こちらから木材を郵送させていただきますので、オンラインでの受講を希望される方は、申込時に備考欄へ「オンライン希望」とご記入ください。
<講師プロフィール>
須田智子
1973年生まれ。東京都出身。日本動物植物専門学院で野生動物について学ぶ。東北に縁を感じ拠点探しをする旅で旧宮守村(今は遠野市に合併)にたどり着き、約22年前に移住。コテージ管理職員等を経て現在は農家の手伝いや剪定作業等をしながら暮らしている。
申込方法
※申込みを締め切りました。
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