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年の瀬、日本ホテル協会での幹部社員向け講演を通して思ったこと(12月8日(水))

こんにちは。TSUKURU辻です。
2021年12月8日に京王プラザホテルの錦の間にて、日本ホテル協会の幹部社員の皆様(40名弱)向けの講演機会がありました。

ホテル業界の熱量を感じる機会でしたので、noteに残させて頂きます。

↓日本ホテル協会(全国各地の名門ホテル250以上加盟)は、こちらです。


プラ対策は、ドラスティックに。

2022年4月には各場でプラの使用がなくなる方向で進んでいます。

講演においては、質問時間も設けることで、相互のやり取りと、参加者間での学びなど有意義に過ごせたのですが、現場は、差し迫る期日に向け、てんやわんやな状況であることが伝わってきました。

ご参加社の代表的な意見を2つをご紹介します。

SDGsという言葉が前に進んでいきつつある環境がある中、自社でSDGsをどのように捉えられていて、事業としてどのように進めていくのかの方向性を掴んでいらっしゃるホテル様はいらっしゃいますか?

辻からの質問

講演スタート時は、20%ほどの挙手でした。
各社からの具体的な悩みなどご相談があればと、ご参加者を当てさせて頂き、

ホテルアメニティにおいて、プラでなく、木で代替するなどがある。
そうするとコストアップにつながってしまう。
これまで考えたこともなく、ベストな解決策を準備できずに時が過ぎてしまう。お客様にご理解頂くことの検討させて頂くにしても、社内でコンセンサスが整わない。
どうしたらいいかわからない。

A社からの質問

そもそも、SDGs対策として、手を打つといいのかがピンとこない。
社内で取り組み目的の設定もできていないまま、時間が過ぎている。
(B社課題意識)では、どうしたらいいのか。

B社からの質問

など、出てきました。

SDGsを『どのように捉えて』、『自社で取り組み』をしていくといいのか。

課題として認識されておられる方たちの集まる場であったため、組織の中で抜本的に機会を生かして進めることの難しさに悩む声でした。

それに対し、一つずつ、具体的な解決策案をお話しさせて頂き、

講演終了直前には、ほぼ100%に。ホッとしました。

SDGs対応の方向性を掴めたか。に対し、手が挙がる状態になり、やってよかったな。とホッとしました(^^;

各社それぞれの方向性から、具体の落とし込みはそれぞれ別になるのですが、こうしたご縁をきっかけに少しでも環境貢献に対してのこれまでの活動からの変化や実践がなされていくことがあれば、大変嬉しく思います。

TSUKURUの活動においても、地道な活動からのご縁をきっかけにして、個別具体的な変化を生み出すことを加速していきたいと改めて感じ、このような機会から以下ステップでスピード感をもって進めさせて頂けるようにしました。

①セミナー(info@tskru.com、にお気軽に依頼頂く)
②ビジネス開発に向けたヒアリングの実施
③②のハンズオン、お客様の一部門としての活動
④③のローンチへ

①は、当社ノウハウなどを参考に、お互いムリないところから始められることが多く、お気軽にお申し付けください。
成果を共創していけるプロジェクトまで、推進して参れたら幸いです。

講演の内容について

一部資料抜粋します。

表紙
2. SDGs事業開発の本質とは、までは割愛します

ホテルの外部環境。
稼働率ダウンに伴う、働き方の設計、メンバーのシフトだけでも相当大変。

厳しい状況。さらに、プラ対応へのカウントダウン。

新たな取り組みにおいては、自分たちのリソーセスでは詰まる部分がある。と、通常業務の課題でも目が回ってしまう中、以下の具体事例も交え、SDGsを『サービスの機会と捉えてどうしていくか』というテーマに注目が集まりました。

取組み事例を交え、議論のたたき台にしました

講演からのご縁の連続性も

TSUKURUでは、SDGs=コストダウンと説明するのですが、参加者の頭の中にはコストアップという考え方が前に出られております。
例えばアメニティにおいては、在ること自体が、デフォルトのサービスになっており、議論もままならぬ状態で、『プラ以外の代替品を買い替えをしなければならない』と捉えられているからです。

お客様への説明機会を生かすことの負荷とのバランスを考えてしまうようでした。この観点も含め、アポイント依頼は次々と入りました。

・現状を見直し(振り返り方をどうするか)
・一つずつ将来的な方向性、価値を再度理解
・方向性に沿うアクションプランと実行

基本、上記をヒアリングさせて頂くのですが、
他社も横目で見ながら対応するか。という業界的な茹でカエル状態で捉えられている部分がたくさんあるなぁ。という印象(12月20日現在)です。
これを機に変わっていくのだろうとは思います。

いい事例、先行した取り組みを生み出し、それが次々とスタンダードになっていくようなことがあればと目の前の仕事をコツコツと重ねて参りたいなと改めて気づいた次第でした。

関係する皆様で価値のある活動にしていくためにも、まだまだTSUKURUもセミナーなどによるマインドセットをしてからでないとゴールの実現まで立ち行かないと思います。我々のみで対応しきれない課題もありますし、TSUKURUでパートナーシップを持たせて頂いているグループで貢献させて頂く、具体的に進められるところを進めて参れたらと思った次第でした。

以上です。本日は、こちらで筆を置かせて頂きます。
皆さまにおいても、年の瀬も迫りますが、健康にお過ごしください。

上記にご興味ある方は、info@tskru.com にまでお気軽にお問合せください。本日も、最後まで有難うございました(^^)/

(22年12月加筆)

22年11月に瀬戸内アカデミーでも講演を実施しました(7枚目ご参照)。

https://setouchitourism.or.jp/ja/wp-content/uploads/sites/2/2022/12/2022SETOUCHI_DMONEWS_12%E6%9C%88%E5%8F%B7%E2%80%97Vol078.pdf

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この記事を書いた人は
辻吉彦

TSUKURU株式会社 代表
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