新型選抜コミュニティSPEC『選抜学生の新たなPBL型大学』に入学した理由(26卒 関大生・後編)~徐々に見えてきた自己課題~
はじめに
こんにちは!Ryoです!今回は、実際に私がSPECで1か月過ごして
成長や変化につながっているのかどうか
(前できなかったことができた、以前と変わった状態)
についてご紹介できればと思います!
※前編はこちら(私の背景なので、ご興味ある方は、ご覧ください。)
背景 ーまちづくりに興味を持ったきっかけー
私は中学生の頃に、まちづくりに興味を抱きました。
近所の坂を上っていくと、木造の立派な建物が増えていくことに疑問を抱いた私は、母親の協力の下、市の職員とのやりとりを行いました。
そこで、教えていただいた”水害”というキーワード。
「昔は、川の氾濫による水害から家を守るために、坂の上の標高の高い場所が人気だったの。人気なところには、お金持ちの人が立派な家を建てるため、それが今でも残り続けているんだよ。」
当時の私は、完全に理解できていたわけではありませんでしたが、「”まち”というとんでもなく大きいものは人の手で”つくる”ことができる!」というワクワク感を抱いたことだけは今でも覚えています(笑)
それ以来、”まち”に興味を抱き、大学ではまちづくりを学ぶことのできる学科を選びました。
大学の授業で感じたSBLの限界
大学の4年生になり、研究活動がスタート。
論文を読み、知識を増やすという時間が想像以上に楽しく、毎週15本以上の論文を読破し、既往研究の整理を進めていました。
しかし、一向に決まることのない研究テーマ…
「現在、そして、これからのまちづくりの課題はどこにあるのか…?」と悩む日々が続きました。
そんな中で、都市計画学会が主催するまちづくりワークショップの存在を知り、実際のまちの課題を考えるよい機会だと考え、参加を希望しました。
結果、ワークショップを通じて、
”地域性を活かしたまちづくり”や、”地域愛着を育むまちづくり”など、
定義は分かっているが、具体的なイメージが難しい言葉が、イメージできるようになりました。
その後も、福岡のまちづくりワークショップに参加していく中で、
地域性を活かしたまちづくりは、エコや魅力につながるだけでなく、愛着の育成にもつながることを実感するようになりました。
地域性というものは、日本あるいは世界のあらゆる街を理解した上で初めて見えてくるものだと思います。
そこで、実際に日本各地において地域性を活かしたまちの賑わいづくりを行っている辻さんの下で、学ばせてもらいたいと思い、SPECに入学することを決めました!
『石岡 the CRAFT』に参加
辻学長が日本全国で行っているまちの賑わいづくりというのが、
『the CRAFT運動』です!
『the CRAFT運動』について知りたい方は、ぜひこちらの記事をご参考ください!
入学後して3日も経たない頃、辻学長とお話をしていると
とのお話をいただきました。
正直「まだ何も学んでないし、分からないことだらけなのに!?」
と機会の提案に驚いていました(笑)
ただ、今振り返ると
この時点で私はまだSBL型(教科学習型)の考え方をしていました。
PBL型(問題解決型)学習とは、
学生が自ら課題を発見して解決する能力を養うための学習方法です。
プロジェクトを実際に体験する中で、課題を発見し、
その課題を解決しようと
・情報収集
・仮設設定
・解決策立案・実行
を繰り返し試行錯誤していく中で、論理的思考力や応用力を養います。
課題が具体的に言語化できていない状況で、
「わざわざ時間をかけて知識を詰め込むSBL型学習は必要ない」
と気づきました。
こういった経緯で、the CRAFT運動の記事をみて、
「面白そう!」の感覚で、石岡の『the CRAFT運動』に触れることとなりました。
この1ヶ月で見つけた1つ目の課題
『石岡 the CRAFT』に携わる一歩目として、
TisTaの石岡盛り上げ仲間である
和田本聡さん(株式会社トミデンの代表取締役)
のお話しを伺う機会を頂きました。
街を変えようとしている人がどのようなきっかけでそうなるのか
その背景には、どんな思いを抱いているのか
日本各地の地域性を理解するための一歩が始まりました
和田本社長の熱い思いを聞き出すため、入念な情報収集と仮説設定の上で、
当日を迎えました。
が当日は苦労し、和田本社長の言葉を上手く引き出すことができませんでした…私の憧れであるまちづくりの担い手の方との会話を楽しむことができなかったということに、後悔が残りました…
私自身、友達や後輩からは
「聞き上手だよね!」
と言われます。
そのため、インタビューに関しても、相手のしゃべりたいことを上手く聞き出すことが出来ると思っていました(できないのに、できると思う過信という魔物)。
「なぜ、友達や後輩に対しては聞き上手なのか?」
「なぜ、和田本社長に対して、上手く聞き出すことが出来なかったのか?」
を考えてみることにしました。
私の課題
「相手の背景をイメージできるかどうか」
に課題があるのではないかと考えました。
私は、軽音楽部の部長やアパレルでのアルバイトといった経験から、
数多くの学生と接してきました。
多くの学生と話すうちに、初めて話す学生に対しても
・どんなことに悩んでいるのか
・何についてしゃべりたいのか
これらが自然とイメージできるようになっていたのです。
和田本社長と共有する時間(経験値)が足りていなかった私は
和田本社長の背景を理解することが出来ず、話したいことを上手く引き出すことが出来なかったのではないかと思います。
背景の分厚さに触れる
冒頭でも述べたように
私は将来、地域性を活かしたまちづくりをしたいと考えています。
まちづくりは1人ではできず、多くの仲間・関係者と手を組んで進めて行く必要があります。
多くの人と関わる仕事に携わるため、私はどんな人に対しても聞き上手でなければなりません。
しかし、インタビュー結果からわかるように、
現状、私はそうではありませんでした。
・聞き上手を自負しても、背景が分厚い相手には機能しない
・比較対象をどこにおくかが大事。実は、聞き上手ではないのかもという仮説に至る
会話の中で背景を理解していくアプローチが出来ていないのでは?と気づきました。
解決方法は、量をこなす
①社会人(経験豊富な人)と会話をする機会が少ないため、増やす。
②背景が分からない人に対して、コミュニケーション序盤のアプローチ方法を工夫する
の2点が考えられます。
この課題が私にとって本当の課題なのかどうかはまだ分かりません。
他にも課題はあると思います。
ただ、私は”1ヶ月間”、SPEC生としてPBLをこなす中で、
1つ目の課題を発見することが出来ました。
先ほどの解決方法を試し、効果があったのかどうかを吟味するPDCAサイクルを回していくことで、
どんな人に対しても聞き上手になり、
チームプレイを円滑かつ効果的に進めていくための一歩になるのではないかと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか!
SPECではPBLを通じて
・現状把握(口酸っぱく言われます)
・課題解決(自分の興味に基づく行動は、どんな手段も尊重されます※)
を日々行っています。
SPEC生は「就活は通過点」という認識を持っています。
これは、「内定獲得を最終目標とはしない」ということです。
就活では、自分の経験や思いを伝える必要があります。
そのため、就活で話せるガクチカを求め、行動する学生が一定割合いると思います。
しかし、今回の記事のように、
将来の目標(内定獲得ではなく、なりたい自分)に対して、
意図・目的を持って行動することで、就活で話せるガクチカが自然と形成されるのではないでしょうか?
また、このnoteもアウトプットするという行為ですが、
頭の整理ができるだけでなく、
文章や考えが理にかなっているかどうかを鑑みる
論理的思考力の向上にもつながっていることを実感しています。
SPECでは、自分に対する徹底的な現状把握(内発的動機を引き出す)を行い、実践的な課題に取り組むことが出来ます。
似たような課題感を持つ人は、SPECはいい場になると思います。
自分で一歩踏み出せる方は、ご入学をお待ちしております!
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【新入生募集(25卒、26卒、27卒)】
SPECは、PBL型の選抜コミュニティです。
世の中の景色を変えていく熱量の高い仲間を募集しています。
ご興味ある方は、ご応募いただけましたら幸いです。
※就活は通過点という意識の方が対象です
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この記事を書いた人
Ryo
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