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SDGs未来都市、真庭市へ
こんにちは!突然ですが、岡山県といえば皆さんは何が思い浮かびますか?
倉敷、美観地区、桃太郎、、、
このあたりが有名どころでしょうか。
実は真庭市という隠れた魅力的な地域があるんです。
今回はそんな真庭市の魅力についてお伝えしたく、実際に私が行ってきた様子をレポートしたいと思います!
真庭市ってこんなトコロ
真庭市は岡山県北部の鳥取県境に位置し、岡山県で一番大きな市ですが、市の約八割を森林が占める山間地になっていて、酪農と林業が盛んな地域です。
市の北部は蒜山高原が広がり、標高1,000m級の山々が鳥取県との県境を形成しています。鳥取県の大山を望む景色が素晴らしく、豊かな自然を感じられる草原もあり、実際に現地で見た私は感じたことのない感動を覚えました。
蒜山高原はジャージー牛のような酪農が盛んであったり、自生した山葡萄を利用したワイナリーがあったり、ハーブガーデンがあったりなどなど、自然あふれる魅力的な観光地になっています。
真庭市で出会った職人たち
今回、私は訪問中に、チーズ工房と木工房に立ち寄りました。
訪れたのは、県内外そして海外からも人が訪れるという噂のチーズ工房「蒜山ラッテバンビーノ」です。
作っているのは、酪農家の川合省吾さん。
牛の飼育や餌作り、牛乳の生産まで全て行っており、素材にこだわった本格的なチーズを作ってらっしゃいます。
試食をさせていただき一口、、、
とても美味しい!!!
とても濃厚で深みのある味で忘れられません!
川合さん「元々海外で食べるようなチーズが食べたくて始めたのさ。菌はこだわってアメリカから輸入してる。だけどもちろん素材(牛)の良さが前提だよ、うちのジャージー牛は脂肪分もタンパク質も多くて濃厚なんだ」
そんなチーズの販売は工房のみ。(一部はひるぜんワイナリーでも販売)
「TVは苦手だから出ないし、うちは絶対量販はしない」
自分の作りたいものを作り、それを生まれ育った蒜山まで食べに来てほしいという強いこだわりを受け取りました。そのため工房は口コミで知った人が訪れる、知る人ぞ知るスポットとなっています!
続いて、廃校の体育館を作業場にしている「木工房もものたね」へお邪魔しました。
森林が多く古くから木材の産地として有名な真庭市で、木工職人をしている元井哲也さん。
「木の手触りや温もりを多くの人に感じてもらいたいとこだわりを持って妥協せず一つ一つ丁寧に手作りし、世代を超えて使えるもの、自分たちの使いたいもの、気に入ったものを作りたい。」とのこと。
今回元井さんが紹介してくださったのはこちら
こちらは柱などに使われる節の無い檜を使い、接ぎ木をせずに中をくりぬいた「総檜八角酒筒」という八角形の木箱です。
木箱は岡山県で作られた地酒の箱となっていて、蓋をするとどこが切れ目か分からないほど美しく精巧な作りでした。
木箱を開けた時に私は驚きとワクワクを感じて惹きつけられ、実際に持ってみると木の暖かさを感じ、ずっと持っていたい!とすら思いました。(笑)
「私が作ったこの箱が起爆剤となってくれたら嬉しいですね」
この木箱も一つ一つ時間をかけて丁寧に作られていて、木の良さを伝えたい、地元に貢献したいという元井さんの想いが感じられました。
真庭市の自然を守る人
訪問中は市役所職員の増井太樹さんという方がアテンドしてくださいました。
増井さんは学生時代に森林学を専攻していて、真庭市で「山焼き」も行っているそうです。山に火を入れることで多様な動植物が生息する草原が保たれ、山焼きが続けられることで「草原のある風景」が残り、蒜山の美しい自然景観が維持されているそうです。
道中では草原の定義や山焼きの方法、草原に関する興味深いお話を沢山してくださいました。
「美しい草原がなくなっていくのがもったいない、自分たちが手を加えることで草原や生態系をまもっていけたら」
という思いをもって活動されているそうです。
好きなことを極める人はかっこいい!
↑これが私の真庭市で出会った方々の感想です。
自分の好きなことを仕事にしている人の話は言葉に想いが乗っていてとても響いてきました。
やりたいことを極めようとしている人は、日々好きなことをより好きになる努力とさらに成長するための努力をしていると思います。
例えば走ることが好きならもっと早く走れるように、歌うことが好きならもっと上手に歌えるように、、、などなど。
自分のやりたいことを始めるのは自分なので、自分次第で手を抜くこともやめることもできてしまう。しかし、真庭でお会いした方々からはストイックに、そして心から楽しんで好きなことを極めようとしている心意気を感じ、その姿はとてもかっこいいと思いました。
まとめ
ここまで真庭市の魅力や個人的な感想を紹介してきました。
今回の訪問で私は真庭市の壮大な景色、美味しいもの、そして魅力的な人々に惹かれました。
この記事を見てくださった方にも、同じように興味を持っていただけたら幸いです。
画像提供
山焼き火入れ 増井太樹さん(真庭市役所)
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この記事を書いた人は
niko
冬到来、とてもワクワク
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