TSUKURUに関わりたい④40代の壁をスルリと越えるきっかけはウイスキーである件(エルコ)
こんにちは。ウイスキー愛飲家エルコです。
前回の③はこちらです。お時間許される方、ご興味お持ち頂けた方、ぜひ。
企業はヒトモノカネの組み合わせで成り立つもの。
2020年から、資材、人事、経理といった会社の中核を担う管理業務に携わってきました。
特に400人の従業員を抱える人事部門では、日々様々な課題に直面しながら業務を遂行し、毎日が忙しく過ぎていきました。
さて、人事について話しましょう。人事部門は、会社からの評価を得にくい部署とされがちですが、実際は経営に密接に関わる業務です。作業だけでなく、経営方針や戦略を理解している人事部門を持つ会社は強い存在と言えます。
人事に適切な予算を割り当て、その重要性を認識する企業はまだ少ないため、その位置づけを変えてほしいと思います。
私自身は40代前半で、地道な勉強を続けることで知識を身につけ、キャリアのステップアップのきっかけとなりました。
コロナ禍で加速したネット社会において、ヒト同士のつながりが持つ価値が重要ではないかと感じるようになりました。ポストコロナの世界では、お金を使うならばヒトに投資することが重要だと思います。
ウイスキーとの出会いがさらなる転機になった話
また、私はウイスキーが好きで、オーセンティックなバーでウイスキーを楽しむ機会がありました。
子育てはドタバタとした中で楽しみも増え、将来の20年間の働き方を模索する中で、ウイスキーをメインとする酒造会社での仕事に転職しました。
週に何件ものオーセンティックバーでウイスキーを飲みながら、洋酒の知識を深めてきました。
その酒造会社は、早い時期から蒸留器(ポットスチル)を導入し、樽を保管するための場所も多く持っています。
ウイスキーの需要が増えるにつれて、産地にこだわる傾向も強まっています。
シングルモルトブームやジャパニーズウイスキーブームにより、ウイスキー市場は盛り上がっています。
ウイスキーは水と土地がなければ作ることができません。
また、ウイスキーを継続して生産するためには資本とバランスの取れた販売アイテムも必要です。
これまで難しい仕事を経験し、成長してきたことは素晴らしい出会いであったと感謝しています。
現在、ウイスキーの蒸留所は100以上存在し、差別化の必要性が高まっています。
日本のウイスキー市場は拡大していますが、競合他社も増えています。需要も増える一方で、供給力も求められています。
私は、ウイスキーを作る際には土地や作り手にこだわり、産地の魅力を伝え、作り手の思いを表現することが重要だと考えてきました。
それはオーガニックのようなアプローチであり、ウイスキーにも共通する要素があります。
そして、その土地や作り手に焦点を当てることで、さらに多くの価値を生み出し、努力が報われる社会を実現したいと思いました。
ウイスキーとオーガニックの取り組みは同じ方向性を持っているのではないかと気づきました。
地方都市の魅力にスポットを当てる話
私は地方都市を歩きながら、ウイスキーの価値について考えるようになりました。ウイスキーもオーガニック同様に、産地や作り手にフォーカスし、その地域の魅力を伝えることで、より特別な存在となるのです。
そのためには蒸留所を中心にして、地域の魅力をつなぎ合わせて発信していくことが重要です。
さらに、ウイスキーの販売を通じてバーや和食レストランを訪れる機会も増えました。
元々食品業界で働いていた経験から、お酒だけでなく、食材や料理との相性にも興味が湧いています。味の記憶を残し、風景と一緒に思い出に刻んでいただくことができます。
そして、定期的に思い出を呼び起こすためにウイスキーを楽しんでいただきたいと思っています。地域の魅力を伝えることにも熱意を持つようになりました。
現在は四国の4県を回っています。これらの地域は田舎であり、効率は悪いですが、自然が豊かで一次産業の生産物もたくさんあります。多くの産業が衰退していく中で、ウイスキーのような付加価値のある製品を通じて、これらの地域にスポットライトを当てることができます。
私の想いがクロスオーバーし、今に至っています。これまでの経験から、次の時代に繋がる仕事をすることや、現在の良さを未来に受け継ぐことに興味を持ち、さまざまな人々との関わりを大切にしてきました。
今後、皆さんとどのような関わりを持てるか楽しみにしています。
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