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TSUKURUに関わりたい!③海外で仕事をしたいと発信すると実現する話(エルコ)

こんにちは。ウイスキー愛飲家のエルコです。
前回のも振り返りつつ、本日もお願いします。


「3.11で転機がやってきた」

2011311日、その日は事務所のデスクで迎えました。3階のデスクに座り、パソコンに向かっていると、大きな地震が起きました。

この出来事をきっかけに、私はやりたいことを実現しようという強い意志を抱き、退職してベンチャー企業に参画しました。そのベンチャーは太陽光パネルの開発を行っていました。

エンジニアたちが頭脳を結集し、効率の良い太陽光パネルを開発することを目指すベンチャー企業でした。私は自然エネルギーに対する関心が高く、新しいパネルの需要も非常に高まっていることを感じました。

その中で、太陽光パネルに使用する銀ペーストの配合や製造方法の基礎研究に取り組みました。私は「食品と半導体の物理と化学は似ている」と考えながら研究に取り組んでいました。以前の食品開発の経験が、半導体開発にも通じることを実感しました。
ベンチャーのメンバーたちと共に夢を追いかける時間は、大変でありながらも刺激的でした。

海外で働く夢を叶えた話


さらに、私は海外で働くという夢を持っていました。
その機会はベンチャー企業の親会社で訪れました。2012年頃から、フィリピンのミンダナオ島にある水産加工工場のHACCP対応に関わる仕事が舞い込みました。この経験では、以前のISOやJASの経験を活かすことができました。
ミンダナオ島は危険な町で、衛生の意識も低いスタッフに対して工場の管理を伝えることは困難でした。私は不十分な英語を駆使してコミュニケーションを図りました。彼らからは「床を拭く雑巾で机を拭いて何が悪い?」と言われることもあり、異なる文化を持つ人々に伝える難しさと面白さを実感しました。

フィリピンのマニラでは、通販企業のオフショアオフィスで仕事をしました。日本国内には在庫と配送の倉庫があり、バックオフィスは全てマニラにありました。この通販企業では、地方都市での求人が難しく、優秀な人材を採用するためにフィリピンで求人を行っていました。
オフショアの活用により、優れた人材を獲得できるという仕組みでした。この経験により、海外での仕事経験を積むことができました。

オーガニックと真剣に関わった件


また、私は以前からオーガニックコーディネーターの資格講師として活動し、高校や料理学校でオーガニックについて教えていました。当時はSDGsという概念もまだ一般的ではなく、オーガニックの説明が必要でした。

そして、2013年春にはオーガニックレストランの立ち上げの話が持ち上がりました。まずは飲食店のコンセプト作りから始め、理想の物件を探す作業にも苦労しました。そして、開店から閉店までの間、私は一日中働き続けました。当初はランチタイムにしか集客できず、厳しい状況でしたが、私たちは一丸となって工夫し、頑張りました。この経験は私にとって忘れられない思い出です。

タイに魅了された話


さらに、私は2014年に元の会社に復職しました。ここでは新しい分野の開発が主な業務でした。その中でも最も貴重な経験は、タイでの営業活動でした。日本国内で販売していた商品を海外市場で展開するために、私はバンコクに赴きました。2015年から3年間の間、私は年間100日以上もタイに滞在しました。

私は飲食店に商品を持ち込み、「アロイ(おいしい)!」と言われることで販売を成し遂げました。タイではまだブランド認知度が低く、知名度を上げるために数多くの人々と接触しました。食品メーカーや冷蔵庫メーカー、倉庫業者、流通関係者、マスメディア、飲食店、ジャーナリスト、大学の先生など、さまざまな分野の人々と交流する機会を得ました。

タイでの異業種交流や経営勉強会に参加することで、経営者の方々とも関わりを持つことができ、人脈が広がりました。また、タイ人の阪大同窓生たちが集まる場にも参加し、日本とタイの関係について議論する機会も得ました。タイは観光国であり、当時は年間10万人もの日本人が訪れていました。

私は日本と同じように真剣に働きために、タイでの営業活動に励みました。一日に10件の営業を行うなど、古風なスタイルで取り組みましたが、その結果、多くのお客様から支持を得ることができました。タイでの滞在は私にとって非常に意義深いものであり、今でも戻りたい国の一つです。

私は街を知るために積極的に歩き回り、公共交通機関を活用しました。駐在員の方々から道を教えてもらいながら、バンコクの街を探検しました。また、朝の時間帯を利用して、YouTubeでタイ文字の学習に取り組みました。毎日23時間を勉強に費やし、徐々にタイ文字を読むことができるようになりました。この学習は現地での活動に大いに役立ちました。タイ文字を読むことで、地元の人々とのコミュニケーションがスムーズになり、交流が深まりました。

バンコクは大都会でありながら、一部にはまだ改善の余地がある社会です。ビジネスの発展もまだまだ途上であり、私はその成長に貢献したいと強く思っています。また、タイ人は親日的で穏やかな人々が多く、日本との協力関係を築くことに大きな意義を感じました。コロナパンデミックの影響で一時的に活動が制限されましたが、再びチャンスが訪れることを心待ちにしています。

以上が私の人生におけるいくつかの転機や挑戦のエピソードです。これらの経験は私にとって貴重なものであり、自己成長や人生の豊かさにつながりました。今後も新たな挑戦に積極的に取り組んでいきたいと思っています。

つづく

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