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OKURU蚤の市ver



はじめに


先日2024年11月17日に島根県松江市という海も湖も川もある水に恵まれた土地でOKURU蚤の市ver.とコーヒーラバーというイベントを開催した。


実は同年2月にOKURUといつイベントを開催した。こちらはお菓子屋さんを一堂に迎え、バレンタインに被せて誰かへ、自分への素敵な贈りものを探そうというコンセプトでの開催であった。詳しくはどこかで書けたらと思う。

今回は蚤の市ver.として、県内の古道具やリユースの取り組みをしている方々を迎え、未来へ・次の誰かに「おくる」というテーマの元開催した。
2月のものは同じく松江市のお菓子屋さんであるお菓子屋ひとくちさんとの共催で、今回私は仕事の兼ね合いもありデザイン制作周りと運営補佐という立ち位置であった。



ないならつくろうホトトギス(イベント)

きっかけはひとくちさんが店内のディスプレイのために古道具を扱っていて古道具っていいよね!と盛り上がり、山陰って蚤の市ってそういえばなくない??となったことだった。
そしてないならつくろうホトトギス。イベントやろっか!となったのだ。

ただ季節が良いことと、これから最短でやるなら、を考えて秋に実行を決定、動き出す。が、秋のイベントシーズンを舐めに舐めていた。
イベント他に決まってて…と出店をお断りされること数件、しかし捨てる神あれば拾う神あり!気になっていた方にダメ元でお声がけし、無事に素敵なみなさまをお迎えできることが決定した。もう本当に2人で会場でなにしようかと思った。



テーマについて

前述の通り2回目のOKURUは古道具やリユースの取り組みをしている方々を迎えて蚤の市として開催したが理由として、今年の春先に長野のリビセンという建築、リノベーションの方向から古いものや古民家を「レスキュー」して次の使いたい人に届ける活動をされている方の公演を聴きとても感銘を受けたことがある。

私は10代後半から20代を関西で過ごして松江に戻ってきた人間なのだけれど、松江に帰ってきてから古民家や古道具を意識するように。
単純に街が古いこともあるが、古いものを継いでいく人たちの姿勢だったり、それを大事にしていこうとする人たちに出会えたからこそ古いものってかっこいいかも、と思うようになった。単純なので。
だからこそリビセンの姿勢は地元の未来を良い方向にしていけるのかも、と思って拝聴した。

ただ、一個人が古いものを残そう!と思ったとてなにができるだろう??と考えていたところでもあったところで何かが繋がり、そしてイベント!!やろ!!!となったのだった。



締まる首の話

ちょっと自分馬鹿だな〜〜と思ったのが、約1ヶ月前にもイベントの企画に携わっており(これもどこかで書きたい)、かつ出張やら他の仕事やらが本当に詰まりに詰まった予定が首を盛大に締め、関係者各位には連絡の遅れなど多々あり申し訳ないの極みだった。
そしてこれもまた別で文章に残そうと思うが、コーヒーラバーというコーヒーのイベントも同時開催にしたので首の皮一枚のところまでしまっていた。
しかも前々日から体調を崩しまさに満身創痍で迎えた朝は超がつく曇天。ちょっと泣いた。

当日のこと

が、しかし蓋を開けると予想を遥かに超えるご来場があったことおっかなびっくりだった。
当日は各所でイベントもあり、また、松江観光の中心地であることも加えて車を停める駐車場が見つからないくらいだったそう。
搬入が終わった途端に雨が降ったのは不幸中の幸いというか、屋根って大事と切に思った。
会場が打ち合わせと設備が違ったりてんやわんやもしたけど、超優秀な友人たちにお手伝いをお願いしたおかげでなんとか開場に間に合った感じはあった。もう準備ができればこっちのもん!

もう一つのイベントの兼ね合いもあり私自身はブースを見たら時間が溶けると思い、ものより人の顔を見ていたのだけれど、みんなにこにこしてたり、真剣にものを選んだり、楽しそうにおしゃべりしてたり、この景色が見れるのもイベントのいいところだなぁと平和を感じていた。

みんな楽しそうにしてたのももちろんあるけれど、出店者さんが他の方の古道具を買ってすぐ使っておられたことも嬉しかった。もしかしたら今回の裏テーマはひととものの「循環」だったのかも。


蚤の市っぽい
小物もたくさんあった!
クリスマスに向けてのあれこれも


次に向けて


改善点は小さくたくさんあるけど、一旦はよかった!ということしておく。
主に改善点は連絡と告知のスピード感を上げること。あと相談ベースで終わってしまったわらしべ長者企画もやりたい…!
フリー交換会とかしよっかなとも思ったけどフリマになるしな。

あとこれは他のイベント企画でも言えるけどもっと他の日時が同じイベントとの回遊はできることがあると思った。
そのためにはテーマややりたい方向性は絶対にブレないようにしないといけないし、それを被らせない工夫や情報の収集は必要だと思う。難しいけどね。

次は具体的にOKURUお菓子verを来年の2月にやりたい!



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