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はじめましての方も、おなじみの方もこんにちは。
現場大好きプランナーの福澤若菜です☆
ただいま自分の事を整理するミッション中ですので、興味のある方は是非ご覧ください。

あなたは、何かを迷ったとき、悩んだときどのようにものごとを考えますか?
私が自分の事に置き換えて考えてみたとき、
「数学的にモノを考える」という言葉が出てきました。

最初の自己紹介でも書きましたが、私は小5から高3まで「理学療法士」になりたかったので、理数系を強化すべく比較的数学と理科の先生とは距離が近かったような気がします。
そのお世話になった先生が、どこかの授業で話していた事です。きっと学生時代、一度は考えたことがあるはずだし、何なら言葉に出したことがある人もいるはず。

「なんでこんなこと勉強しなくてはいけないのか!」

おそらく中学生だったと思います。授業中にその言葉を口に出した子がいました。空気は凍りますよね。だって数学の授業中ですから。
するとその先生は授業を中断して静かに話をしてくれました。

「別にこの因数分解が生活に必要かと言われたら、多分使わない。
連立方程式もおそらくそんなにいらないだろうと思う。
でも、例えばこの因数分解の考え方を知っていたとして、何かおきたときに「分解して考える」と言うことに使えるかもしれない。今のこの勉強が直接役に立つ人生になる場合も有るだろう。数学教師や、数学の専門家になれば必要だし、高校・大学などに入るためには必ず必要な知識だから。
でも、そうならない人がほとんどの中で、こうした勉強をする意味は
「考え方を知る」と言うことだと思う。
今は興味が持てなくても、この時期に入れた知識や考え方が自分の知らないどこかで、知らないうちに役に立つ事が出てくるだろう。
今(中学生)なら学んだ知識は無限に頭の中に入れられるだけ入れられる。そのタイミングで学ぶ機会があるのだから一番効率がいい「勉強」はしておけば良いと思う」

そんなようなことを話し終えると、静かになった教室で普通に因数分解の授業は再開されました。

そのときのインパクトはとてもすごくて、私の中で
「そうか、因数分解したら良いのか!」
(イヤ、ちがうけどね、そう言いたかったんじゃないのよ先生は)
と思ったんですよね。

たまたま授業が因数分解だっただけです。先生は上手に勉強しておきなさいよという話をしただけです(笑)

でも私の頭は「因数分解すればなんとかなるかもしれない」と言うことで頭がいっぱい。その後、私が何かにつまずいたり、悩んだときは
細かく「因数分解」つまり「分けて考える」思考になりました。
でっかい悩みも、小さく切り分けで、順番にやればなんとかなるな。ということが感覚的にわかったからかもしれません。

それは現場に出るときも、プランナーとしてもとても役に立つ考え方でした。
いきなり「サービスやれ!」「音響やれ!」といわれても、困ってしまいますが、このタイミングは「この料理を出す」とかこの時間に「この準備をする」が順序立てできればやることはそんなに多くないのです。

ウエディングの準備も「はい、打ち合わせしましょう」と言われたらパニックになりますが、私は全部の流れがわかっているので、
打ち合わせのお客様に「この日はコレとコレを決めるので、まずはリサーチしてみてください。打ち合わせの時に何が好きかなど聞くので準備してくださいね」と細かく指定をしてあげると、大体皆さんご用意いただけますし、できなくても「準備できなくてごめんなさい。でもご提案してくれたこれは好きです」というように明確にお話ができます。

メイクさんとして仕事をするときは特に顕著です。
具体的に
「どこに悩んでいるのか」
「どんなイメージになりたいのか」
「どんな色を使いたいのか」
といった細かい質問の答えに合わせて回答を用意し、その方のお顔で実践します。いかに細かく要望を聞き出し、なりたい顔にしていくかは私の中では「因数分解」に近いと思っています。
もちろんそれに答えるだけの知識も回答も必要なので、マニアックな勉強をしてきたと思いますが、それはまた次回にでも。

話はそれましたが、別に「数学的な考え方が得意」という訳では全くありません。ただ、数学の先生が話してくれた
「考え方の方法を知ることが勉強」というのと
なぜか「因数分解したらいい」という意味のわからない紐付けが私の中で、
「数学的にモノを考える」という結論に至っています。

それもこれも、私の中ではうまく回っているので、良しとしています(笑)
せっかくなので、読んでいただいた方にも是非教えてほしいです。

あなたは、何かを迷ったとき、悩んだときどのようにものごとを考えますか?


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