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S&P500と指数連動のETFの値動きを比較
今更ながら指数に連動するETFがちゃんと指数に連動しているのか調べて見ました。
もちろん、連動してて当たり前なんでしょうが、数日スパンで値動き見ててもイマイチ一致している感じがしなくて可視化しようと思ったのが背景です。
Webで色々調べると「S&P500の値動きに連動する投資成果を目指します。」と書かれてます。
目指してるだけだったらどうしよう・・・
このままでは安心してETFにお金を投入出来ない…(´Д` )
ついでにいうと、為替ヘッジって意味あるんだろうか無いんだろうかという点も気になりますよね。
2020/4/10〜2021/4/10の推移比較
対象は以下の通りです。
1. 2521: 上場S&P500米国株(為替ヘッジあり)
2. 1655: iシェアーズS&P500
3. 1557: SPDR S&P500
4. 2633: NEXT FUNDS S&P500
5. 2634: NEXT FUNDS S&P500(為替ヘッジあり)
6. S&P500
7. S&P500 (為替調整済み※)
※S&P500 (為替調整済み)の計算式
(【当日終値】 × (【当日為替レート】÷【2020年4月10日の為替レート】) - 【2020年4月10日の終値】)/【2020年4月10日の終値】
2020年4月10日を基準にした騰落割合(×100で%)をグラフ化してみました。どれも確かにS&P500に連動しているのがわかって安心出来ます。
当たり前ですが「為替ヘッジ無し」については為替にも連動して増減していることがよくわかります。
2021/2/10〜2021/4/10の推移比較
念のため為替レートが急騰し始めた今年の2月からの推移でも見てみます。
想定通りで安心の結果です。
結論
・S&P500連動ETF(為替ヘッジ無し)はちゃんとS&P500に連動していた!
・S&P500連動ETF(為替ヘッジ有り)はS&P500と為替に連動していた!
ヾ(・ω・*)ノイエイ
これで安心してETFを買うことができる。。
手持ちの資産の幾らかはドルで持って米国株に突っ込んでいる訳ですが、円をゼロにする訳にもいかないですよね。ドル建てで何度も売買すると手数料が積み上がってしまうし、ドル円の交換手数料も無駄になります。
資金を寝かせておくのも勿体ない、かといって指数に入れるなら米国株が良い、でも他の投資先が出てきたらすぐに円で取り出す現金代わりという微妙なニーズに答えるならこの辺のETFありな気がしますよね。
手数料掛からないので、ヘッジの有無もちょいちょい変えてみるのも面白いのかもしれません。
おまけ
2020年4月10日からの推移にMSCI-KOKUSAI指数を並べてみました。
8. 2513: NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)
9. 2514: NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)
計測した時期が暴落直後からなのもあるかもしれませんが、S&P500とよく似た推移ですね。この辺でもありなのかも知れません。