2つ目のアクリルたわし 〜歯みがきと成長の関係〜
こんにちは。スタッフ1号です。
先日、生涯2つ目のアクリルたわしを作りました。
1つ目の「細編み」に続いて、2つ目では「長編み」のスキルゲット!!少しずつレベルアップしている感じがロールプレイングゲームみたいで面白いです。
このまま続けていくことで、きっと上手くなっていくでしょう。ただ、成長を続けるために自分が気をつけていることがあって、今日はその話をしてみます。
長くなりますが、よかったらお付き合いください。
私は毎日、朝と晩の最低1日2回は歯をみがいています。たまに酔いつぶれてみがき損ねることはありますが、まあ最近は滅多にありません。
編み物を続けていけば、どんどん編み方を覚えて上手になる。そうであれば、小さい頃から何十年と毎日歯みがきを続けている私は、さぞかし歯みがきが上手になっていると思いませんか?
でも、私は歯みがきにおいてほとんど成長していません。いまだに久しぶりに歯医者に行くと、虫歯があると言われては、がっくりしています。
なぜ私は何十年と歯みがきをしているのに、全く成長していないのしょう?
それはおそらく、歯みがきについて考えることなく、ほぼ無意識でやっているから。
歯をみがくときに、成長のために新しいみがき方を試すことはないし、他人の歯みがきの方法をYouTubeで勉強することもありません。
無意識でできるようになる。
これはある意味「習得した」といえるのですが、同時にそこで「成長が止まった」ともいえます。
このことは何も歯みがきだけにとどまりません。
自転車に乗るのも、車を運転するのも、洗濯物をたたむのも、料理をするのも、パソコンのタイピングも、無意識でやっていることは全てそれ以降成長していない。
成長するためには、その行為を意識的に取り組む必要があります。昨日より上手くなりたいと思う気持ちが大切です。
2つ目のアクリルたわしを作ったとき、私は2時間ほど編み物をしただけなのに、ぐったりと疲れてしまいました。その日は1時間以上のお昼寝をするほどに。
初めてのことに取り組むときは、何かと気を使います。
編み物で言うと、指の使い方から、編み棒の動き、毛糸のからみなど一つ一つの動作に意識を向けている状態。だから疲れてしまう。
でも、この「ぐったり疲れる」ことは、それだけ編み物に対して意識を集中していたことの裏返しです。その分だけ成長しているはず。
新しいことを始めると、この「一つ一つの動作に意識をむける感覚」をあらためて感じることができます。
もし、ずっと続けているけど成長してないなっと感じることがあったり、最近スランプでうまくいかないことがあったりしたら、何か新しいことを初めてみてはいかがでしょうか?
一つ一つの動作に意識を通す
この感覚を取り戻すことで、これまでやってきたことに対しても新たな気づきがあるかもしれません。
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