四麻にも活きる!三麻をやってみよう!
四麻にも活きる、そんな三麻やってみようぜ!
という記事です。
四麻に応用するときに修正すべき視点や感覚なども別のどこかで話したいですね。
※そもそもどんなルールなの?四麻と何が違うの?みたいな説明は省いてます。やればわかるし。わいも七段ぐらいまで打ちながらルール覚えましたw説明書苦手。
天鳳三麻やってる理由
私が天鳳三麻(主に鳳凰卓)やってる理由は、
楽しいから
ですね。基本これだけ。
打点が高くて楽しい
手詰まりやすくて楽しい
参加率が高くて楽しい
序盤に諦める見極めが楽しい
形に強くなれて楽しい
早く終わるからさくっと強い人と打てて楽しい
などなど、要は楽しいわけです。趣味です、趣味。いやー、良い趣味が見つかったものです。
まあ楽しいのが天鳳三麻やってる大きな理由なんですけど、副次的に四麻の練習にもなるっていうのもあります。
普段やってる四麻の競技麻雀練習との補完関係が良さそうだなとわりと本気で思ってます。
ネット麻雀なら四麻より三麻(特に天鳳・雀魂ルール)のほうが、競技麻雀(もっと言うと最高位戦ルール)の練習の場としてはいいんじゃね?と感じたんですね。
もちろん、私にとっては、です。
普段の競技麻雀の実戦練習って、私設リーグだったり、勉強会だったり、セットだったりするわけです。
そんな中で私にはとてつもなく大きな弱点があることを知っています。私には「極端な状況」の練習が非常に足りていないと自覚しているんですよね。少し損と感じつつも、たぶん極端な状況にならないように、そういう状況で逃げられるように打っている。
極端な状況って何?っていうと、例えば
ドラポンが入ってるとか
トップ目で早い親リーチを受けたとか
めちゃくちゃすぐリーチ来そうなやつがいる(ところに間に合わせようとがんばる)とか
めちゃくちゃ手詰まってるとか
アガったらトップ、放銃したらラスとか
まあ、そういう類のやつです。最高位戦ルールの↑の状況では多くの人が消極的になるんだと思いますが、私は過度に消極的な選択をすることが多いと自覚しています。つまりね、バランスが悪いと自分で思ってるわけ。
なぜっていうと、練習量が足りないからだと思うんですよね。
他の上位リーグの選手に比べると、圧倒的に数が足りない。21歳~31歳までの一番良い10年間選手をサボってましたから、そのツケですね。雀荘で働いてた期間も5年ぐらいと短いですしね。知識を入れた上での練習量が足りていない。
という課題意識を持ったときに再開したのが、天鳳三麻でした。
天鳳三麻は私の弱点克服を効率よく手伝ってくれるパートナー
天鳳三麻で練習になることって、実は最初に触れた楽しいことリストにけっこう凝縮されてるんですよね。
打点が高い
参加率が高い
手詰まりやすい
序盤に諦める見極め
形に強くなれる
早く終わるからさくっと強い人と打てる
1.打点が高い
三麻はとにかく打点が高いです。初巡で北が3枚抜かれたら、手役も速度もわからないドラポンのような状況に置かれるわけです。
そういう状況を経験できるのは、私の課題に非常にマッチしています。
2.参加率が高い
北が3枚抜かれてドラポンのような状況になっても、全部オリているわけにはいきません。四麻ならオリていれば流局なんてことも少なくないですが、三麻はあんまり流局しません。
ということは、誰かがさばくしかないわけです。
さばく人は、自分ともう1人のどちらかです。つまり、半分ぐらいは自分でさばきにいかないと大物手が出てしまうわけですね。
↑トップ目の親との点差が離れていることもあり、親が北1枚だったので第1打では少し悠長にホンイツを見ましたが(※これはそもそも第1打が悪手かもなあ)・・・
↑親にもう1枚北抜かれたら、かわし手にかなり振った進行にチェンジです!
↑手詰まりが怖かったですが、序盤から仕掛けてなんとかツモアガリ。
通ってない牌を引いていたらほぼオリになっていました。
3.手詰まりやすい
これが地味に一番好きなところかもしれません。
四麻だと、高い手に対する手詰まりってあんまり数をこなせないですよね。高い手に対してはまず手詰まりしないように考えちゃうし。
でも、練習できます!そう、三麻ならね!
牌種が少ないからそもそも待ちの想定に愚形が自然に入ってくるし、残りの1人がオリてたらなかなか安牌増えないし、手詰まり天国(※地獄)です!
手詰まりの練習にぜひ!
4.序盤に諦める見極め
手詰まり天国なら、手詰まらないようにする工夫も必要になります。
これはXに投稿した局面なんですが・・・
北2枚抜いてる下家に対し、なんとか間に合わせようとしましたが、役牌からの切り出しで2pと6sが出てきたらもう無理です。
ここから下家を追い抜けるならチートイツぐらいでしょう。
チートイツだけ残して無筋から切っていきます。
無事に手詰まらずにオリ切れました。
また、例えば次の局面↓
親が北を3枚抜いて、自分がこの手牌。
第1打は9sを打ちそうですが、次巡にメンツか役牌重なりができなければ、すぐに6p、4p、4s辺りから打ってチートイツに絞りそうです。安牌抱えたい。
5.形に強くなれる
3.手詰まりやすい、と4.序盤に諦める見極め、に対応しようと思ったら、当然に形に強くなることが求められます。
私は恥ずかしながら最高位戦Aリーグの中では形があまり思い浮かばない方だと思っています。多面待ちとかも少しの知識とロジックでカバーしてました。
ただ、天鳳では考慮時間がないので、これでは間に合いませんよね。
三麻をやっていると、
「これが当たるとすると○○と○○の形だけだ!」
「こういう捨て牌の組み合わせは相当早いし、ポンテンなら大体ソウズの下だからペン3sにも気を付けよう!」
みたいなのが以前より鮮明にすっと頭に入ってくるようになりました。
やったことは、とにかく牌譜を見返して色んな切り順と手牌の形を組み合わせて見ることでした。
三麻では多くが複合形なので、形を知る非常にいい題材になりますよね。
6.早く終わるからさくっと強い人と打てる
三麻は、こういった練習が短い時間で効率よくできる非常にいいツールだと思います!
ただし、それは正確な手順を打ってくれる相手がいてこそ最大の効果を発揮します。
天鳳三麻の鳳凰卓、略して「三鳳」。
ここにはものすごく麻雀が好きで、ものすごく麻雀のことを考えている強者がたくさんいます。
飲みいったりすると、年齢なんて関係なくみんな麻雀の話してて、ほんと最高です。私の中で今一番おもろい飲み会かもしれません。
鳳凰卓までたどり着くのも大変かもしれませんが、ぜひ打ってみてほしいです。
そして、私ももちろん2周目を始めています(細々とですが)。ギャグぐらいのバカヅキ天鳳位「つくねん3」を生み出したと言っても過言ではない、前身の「つくねん」八段と「つくねん2」七段の2アカウントで再スタートです。続ける理由しかないですからね。
楽しくて、私にとってはすごく効率のいい練習にもなる。
麻雀が大好きでしょうがない、いつまでもそんな三鳳民の一員でいられるように、進化を続けていきたいですね。
三麻やったことない方もぜひ気軽に天鳳三麻やってみてください!
雀魂もルールかなり近いので、雀魂三麻やってみるのもよいかと!三麻でしか聞けないキャラボイスもあるしね!
ちなみに私は、雀魂は「鈴木聡一郎」雀聖2です。
では、対戦よろしくお願いします!