「女を忘れるという言葉に違和感アリ」の話
妻になり、母となっても、女を忘れず、綺麗でいて欲しい。
はっはー。
イヤイヤイヤイヤ。
古き価値観を持ついにしえの男子諸君よ。
そんな事言ってると……
「本気で言うてますの?」
私の中の上沼恵美子が牙を剥くぜ。
まあ何ですな、妻もしくは母本人が、そう言ってるのならば。
ギリオッケー。
いつまでも美しくありたい。
可愛くありたい。
そう思う人は素晴らしいし、可愛いと思う。
妻もしくは母になったら、
「人間に俺はなる!!」
という人。
清々しい程の潔さをかっこいいと思う。
(私もそのタイプ。かっこいいじゃろ?)
そもそも。
女を忘れる、って言葉……
おかしくないだろうか?
「忘れる」っていうのはじゃな……
市役所に行って何らかの書類に記入。
まず名前。
次に性別……
(……あれ?私、男?女?どっちか分からん!)
な?
これが本当の
「女を忘れる」
です。
誰が何と言おうとも!
私はそう思う。
故に。
「お母さんになっても、女を忘れたくない」
って言ってる時点で。
(全然忘れてねーよ!むしろ、もう少し、忘れてみては?)
と思う程……。
勿論、屁理屈なのは分かってるのよ?
でも、たまにそう言ってる男子を見かけると……
「おやおや!ご存知ない?今……令和!」
こんな、なってしまうわ。
最近の男子達は、あまりこういう価値観を持ってない人が多いようで、何よりですな。
チョークバス
という魚は、産卵期間中、1日20回もオスがメスに、メスがオスになり、性的役割を交代しあうらしい。
プラナリアやヒドラは雌雄がそもそもないらしいし。
すげぇな、自然界。
オスもメスもないではないか。
彼らの世界には
「男らしい」も
「女らしい」も
存在しないに等しい。
さあ。世の中の賢き人々よ。
20XX「人類チョークバス&プラナリア化計画」
を実行する時が来たようだ。
私は陰ながら応援するとしよう……
ちなみに私は。
ビジュアルは人間のままが良いし、無理ならシベリアンハスキーかホッキョクギツネが良い。
後は頼んだ。