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「NO PAIN, NO GAIN」

「NO PAIN, NO GAIN」

高校の時の担任の先生が
あなたに送ると言ってくれた言葉
それからずっと
私の座右の銘だった

「痛みなくして、得るものなし」
そういう意味

幸せになるためには苦労して
苦しみながらももがいて
いつでも痛い方を
選択しなきゃいけないって思ってた

そうしないと
何も得られないって思って

おかげさまで
いつも苦しい方を選んできたから
もう十分といえるものの
経験と感情は得られた気がする

でも、もういいかなって思い始めた
もう楽になってもいいかなって
苦しくない方を選択しながら生きるのも
いいんじゃないかなって

このことわざは
もっとシンプルで
カジュアルだったのかもしれない

何か成しえるには、痛みが伴うものだよ
そんなニュアンスなのかも

あの時先生が、どういう意図で
私に伝えたのかわからない

過度なトレーニングと
食事制限で入院してしまって
そのあとは、過呼吸を繰り返した

「今の痛みは
これからあなたの人生の糧になるよ」
とか

「苦しいのは今だけだから
もっと前を向いて」
とか、そういう意味だったのかな

結局
自分を苦しめていたのは自分だった

楽に生きることを選んでから
私は、幸せになった

苦しんで消耗していた分を
優しさとして
周りに分け与えることができる

もちろん
困難という困難を乗り越えてきたから
相手の心の痛みにも
寄り添えるようになったんだと思うけど

全てが間違っていたわけじゃない
ただ、これからは
今幸せでいる時間を
増やしていきたい

いつ訪れるのかわからない
未来のために
今を犠牲にしたくない

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