2021活動記録→2022の抱負
あけましておめでとうございます。
2021年も終わってしまいました。今回の記事は去年の活動をまとめつつ、今年の目標を立てていきたいと思っています。
去年の記事はこちら
2021活動記録
去年新しく始めたことといえば、Noteを描き始めたことである。なんとか、年間で100記事を書くことができた。上の記事にも書いているが、『自分の哲学を掘り下げ、作家性に磨きをかける!』をテーマに自分の哲学を言語化するような記事を書いた。一年を振り返って、この試みは成功と言っていいだろう。文章を書くことが上手になり、言語化能力も向上した。何より、自分の作家性に深みが増したと思う。作家性は磨くだけではなく深めるものだ、と思うようになっただけでも去年からの成長は感じられる。
このセクションは、月ごとに自身の芸術活動をまとめていく。忘れてるものがあれば随時加えていくつもりだ。
1月
去年の1月初頭は、TParty制作の映像作品「Invisible」のお手伝いをしていた。自分は制作には一切関係なく、ポリッドディスプレイの移動タイミングの指示を行なっていた。
1月中旬は、ノミネートされた学生CGコンテストの準備を行なっていた。
渋谷の風景を撮影し、人間の生活空間に溶け込むインターフェースの可能性を示唆した動画を制作した。
学生CGコンテストは入選できなかったが、コンセプトをきちんと練って作品を作ったのはこれが初めてと言っても良いかもしれない。しかし、指導教官にも指摘された通り、人文的な要素が少なかったことが反省点でもある。「コンピュータのよって群れを形成した生物」くらいのコンセプトがミニマルで伝わりやすかっただろう。
1月下旬は支援を受けていたクマ財団の最終展示会「KUMA EXHIBISION 2021」の展示アイデアのため、京都に旅行に行っていた。この嵐山の白い壁は個人的にかなりツボで什器制作の源泉になった。
2月
2月はひたすら、KUMA EXHIBISION 2021の作品制作を行っていた。かなりできの良い什器を作りことができて大変満足している。重要なのはファルカタ合板を使うこと!
2月はこれをひたすら制作していた。
3月
待ちに待ったKUMA EXHIBISION 2021の展示を行った。
コンセプトがうまく伝わったかといえば微妙だったが、他の作家の作品を見たり、話したりすることで大変刺激をもらえた展示会だった。
4月
作品販売を考えるようになり、標本制作を始めた。結局販売することはなかったが良い刺激にはなり、現在の販売構想に引き継がれている。
中旬は、北九州未来想像芸術祭で落合さん(落合陽一)の展示設営の手伝いをしていた。
この頃から、アーティストとして食べていくために必要なことが肌感として分かってきたような気がする。さらに設営のプロな方たちに色々教えてもらうことで経験値が大幅にアップした。
5月
5月はMedia Ambition Tokyo 2021で配信周りの手伝いをしていた。
カメラマンの森さんにめちゃくちゃお世話になり、自身の作品の相談などもさせていただいた。「コンセプトが一言で言えないのはまずいんじゃない?」と言われたことは今でも覚えており、アートステートメントを書くときは自問自答するようにしている。
5月後半は友人の頃安の実家にお邪魔させていただき、イカ釣りをしていた。
結局、イカは釣れず料理やさんから購入することになったが良い実験もできている。今年発表予定なので期待してほしい。
6月
この月は、イカの実験を行いながら、「つくばメディアアートフェスティバル」の出展準備をしていた。特出して書くことはない
7月
いよいよ、つくばメディアアートフェスティバルの作品を本格的に作っていく。
材料を調達し、共同制作者の方とゴリゴリ作った。
ここまで大きな什器を家の中で作ったのは初めてで、運び出しでめちゃくちゃ手伝ってもらったのを覚えている。あの什器を二階で作るのは流石に頭が悪かった。
8月
いよいよ、つくばメディアアートフェスティバル出展!
自分の作品のような書き方をしていたが、実際は共同制作者は自分の方で、実装をメインで行っていた。コンセプトの作り方やそこから作品をどのように発送していくのかを中心に非常に学ぶことが多い展示会だった。
この月は他にもCicada-Canonのリメイク作品を発表した。
京都に行って、クマゼミの鳴き声を収録したり、色々大変ではあったが、音質もはるかに聴きやすくなり割と完成度の高い作品になったと感じている。問題なのはステートメントとの乖離だろう。
9月10月
この二ヶ月間は、読書をしながらコンセプトを練ってコンペに投げつける日々を送っていた。
この二ヶ月間が、自分の作家性に深みを出してくれた。
11月
全く話題に触れられもしなかったが、実はフランスのオンライン展示に招待され、出展していた。
他にもTParty制作作品「シブキ」で美術監督をさせていただき、ナミちゃんを中心とした色々な人のサポートのもと設営を終わることができた。
AKIRA看板は個人的に良い出来になったと思っている。
下旬には異能Vation2021に採択された。予算も確保し、ぶいぶい言わせながらバリバリ研究している。
12月
先月に引き続き、研究を進めている。具体的な内容な書くことができないので楽しみに発表を待ってほしい。
今年の抱負
去年は、作家性に深みを出すことのできた年になった。今年は作家性の深みを作品に反映するを目標に頑張っていきたいと思う。加えて、締め切り、読書量、ブログ数も増やしていきたい。