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【リンクreg】罠型コードトーカーでダイヤ1まで行った話【遊戯王マスターデュエル】
こんばんは。リンクreg楽しまれているでしょうか。自分的には、おもしろかった半面、大変だったという思いが大きかったです。
今回は、リンクregで初めて組んだ罠型コードトーカーでダイヤ1の称号をゲットしたため、(その喜びから)構築や感想について書こうと思います。ランクマで使っている幻影よりも先にダイヤ1に到達してしまって複雑です・・。まずはデッキをご紹介します。
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ご覧の通り、ロイヤルの神が二人おりまして、これが罠型コードトーカーを組むきっかけでした。元々はジェネレイドで使うために神のパックを開けていたのですが、使われず放置されていて、もったいない状況が続いていました。
構築は、一般的な罠型コードトーカーと呼ばれるものや、リンクreg使用者のデッキを調べて作っているだけなので、ほとんど変わったところはありません。I:Pマスカレーナの採用が珍しいぐらいでしょう。
この記事では、各カードの使用感について触れていきます。デッキを組むうえで一番困ったのは、このカードどう使うのといった使用感が分からないことでした。しかし、ネットには、パワカ!強い!といようなことは書いてあっても、どのような場面や状況なのかがあまり書かれていませんでした。他の方の助けになればいいと思うので、この記事の方針として、各カードに助けられた話を添えることとします。できる限り多くのカードを語りますが、全てのカード(特にメインの説明で使い方分かるエクストラ)を紹介はしません。
罠型コードトーカーとは
![](https://assets.st-note.com/img/1666692417383-9gRkBDL3Cr.png)
いちおう自分の知ってる範囲で簡単に説明しておきます。もしかしたらちょっと解釈が異なるという人もいるかもしれません。
とりあえずデコード・トーカー・ヒートソウルを立てて、②効果で自分ターンと相手ターンにドローし、誘発と罠カードを用いて相手の動きをコントロールするビートダウンデッキです。
エルドリッチとの違いは、隙を見て、トランスコード・トーカーと、その効果で対象耐性を付けたアクセスコード・トーカーでワンキルを狙えるところです。しかし、ニビルには気を付ける必要があります。オルターガイストも似ているかもしれませんが、罠型コードは、誘発以外のモンスターによる妨害はしないのと、専用罠がコンフリクトぐらいなので、それ以外は汎用罠を詰めます。
ヒートソウルまではニビルをくらわずに立てられることも多いです。一枚初動や貫通札が多く、神罠を多く積めるため、返しのターンの誘発や妨害にも強いです。ヒートソウルを3ターン目まで維持できれば3ドローできているため、それだけで圧倒的なアドバンテージと言えます。
メインデッキ
ドットスケーパー
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一枚でデコード・トーカー・ヒートソウルに繋げられるカードにもなりますし、コード・ジェネレーターでデッキから墓地に送って呼び出すこともできます。しかし、デュエル中1度という縛りがあるため、効果を使うタイミングをよく考える必要がありました。サイバネット・マイニングのコストで切っても①の効果が発動できます。
一枚で使うときは、アルミラージに変換して、墓地効果で帰還。2体でスプラッシュ・メイジを作り、メイジの効果でまた帰還。2体でデコード・トーカー・ヒートソウルが完成します。ニビルや泡影はあきらめてください。
2枚採用している理由は、一枚初動として有用な点と、強貪で飛ぶ可能性を考慮してです。
レディ・デバッガーにうららをくらったとき、コード・ジェネレーターが手札にいて、何度も貫通させてくれました。必須カードです。
コード・ジェネレーター
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コード・トーカーデッキの主役の一人。主に「コード・トーカー」モンスターの手札素材になって、ドット・スケーパーを墓地に送ります。「自分フィールドのサイバース族モンスターを~素材とする場合」という制限に注意が必要で、場のうららやニビルをそのまま利用できません。アルミラージ(サイバース族)などに変換しましょう。
②効果をよく読むと分かるのですが、リンク・アップル、斬機アディオン、バックアップ・セクレタリーなどが手札にいるときに、こいつを先にフィールドに出してから展開すると、マイクロ・コーダーを手札に持ってこれます。これを知ってから、マイクロでコンフクリトを加えられるようになり、かなり助けられました。注意してもらいたいのが、この展開をするとき、ただのコード・トーカーではなくインヴァートの方を出してください。デコード・トーカー・ヒートソウルの召喚条件が「属性が異なるサイバース族」であるため、コード・トーカーとマイクロ・コーダーの属性がダブって、ヒートソウルの素材にできなくなります(三敗)。
マイクロ・コーダー
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フェスでは制限カードになった主役二人目です。役割としては、「コード・トーカー」モンスターのリンク素材になったときに、サイバネット・コンフリクトを持ってきて強力な妨害を増やすか、サイバネット・マイニングを持ってきて展開を伸ばします。やはり手札からも素材にできます。
コード・ジェネレーターと同じく手札からリンク素材にする効果にはターン1が付いているため、コードとマイクロの二体が手札にいるともっともよいです。コードとマイクロが同時に墓地に行くと、チェーンが組めるため、チェーン1マイクロ、チェーン2ジェネレーターとすることで、うららを避けつつコンフリクトをサーチできました。
制限カードのくせにヒートソウルのドローや強貪でよく手札に来てくれて、リンク数を伸ばして勝てたことが何度かありました。
レディ・デバッガー
![](https://assets.st-note.com/img/1666684200796-TRZfq0Vb3l.png)
上に挙げたカードは何でも持ってこれるうえに、そのままリンク素材になれるため、3積み必須の初動カードです。サラマンストラクに収録されているため入手には困りません。
ドット・スケーパーのところで書いたようにうららをもらってくれます。攻撃力も高くてニビルが怖いときにアタッカーとして活躍してくれました。なんだこの強い初動は!
サイバース・ガジェット
![](https://assets.st-note.com/img/1666684874173-TwUY9BPqS6.png)
レディ・デバッガー非対応ですが一枚初動です。デッキの安定度が上がるため2枚採用しています。URですが頑張って作りましょう。高い罠よりも優先です。※10月26日追記:一枚初動目的ならクロック・ワイバーン<R>でも代用できるそうです。実際に使っている人もいました。クリッター<R>とバックアップ・セクレタリー<N>の組み合わせも有用です(こっちはアルミラージ2枚欲しいかも)。
一枚で使うときはドットスケーパーと同じでスプラッシュ・メイジを挟みます。ガジェットを召喚してリングリボーに変換し、効果でトークンを生成しておきます。2体でメイジを作ってガジェットを蘇生します。そしたら2体でヒートソウルの完成です。
召喚時に墓地からドットスケーパー、マイクロ・コーダー、コード・ジェネレーターなどを蘇生し、必要に応じてそれらの効果を使うこともできます。墓地へ送られると光属性サイバースのトークンを作る効果があります。上述の蘇生したモンスターとガジェットを合わせて墓地に送ることでチェーンを組めるため、チェーン1マイクロ、チェーン2ガジェットなどとすることで、効果を保護できます。トークンはそのままヒートソウルの素材にしたりリンク・スパイダーに変換したりできます。
召喚権残した状態でニビルくらったときに、この子でヒートソウルまでつなげたことがあるので、そういう場面でもありがたみを感じます。
斬機アディオン
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チェーンに乗ってしまいますが、場に何かいるだけで手札から特殊召喚できると書いてあります。攻撃力1000アップの効果も地味にうれしくて、やはりニビルが怖いときにチマチマ攻撃するので役立ってくれました。
リンクアップル
![](https://assets.st-note.com/img/1666685415557-bmVGn4KaOK.png)
アディオンと同じく展開を伸ばす札としての採用です。バックアップ・セクレタリーで良かったかなと思います。両方使ってた時もありますが、罠を増やしたかったため、適当にセクレタリーの方を抜きました。
こいつがいたことでアクセス・コード・トーカーになれたことが何度かあり助けられました。コストの除外で危ないカードが飛んだことはなかったので意外とそこは心配ありません。
幻創龍ファンタズメイ
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リンクregでしか使わないからと、SRとはいえ、最後の最後までしぶとく採用していませんでした。しかし、採用した瞬間、劇的に勝ちが伸びました。世話にしかなっていません。何度もニビルやら返しの展開札やら墓穴やらを手札に引き込み、自身もアタッカーになることもあって、ゲームエンドに一直線しました。
ターン1を考えて2枚の採用でも十分効果があると思います。余裕がある人は3枚でもいいでしょう。これ2枚で勝率伸びるなら作り得です。残り短いリンクregを勝ちたい人は直ちに作りましょう。
無限泡影
![](https://assets.st-note.com/img/1666686388394-ODtNWV3wfw.png)
ここから罠編です。1枚だけ採用しましたが正直フェスでは微妙でした。最初は3枚採用していましたがおそらく負けの原因の一つでした。なのでこれはネガティブな思い出話になります。各所で言われているように鉄獣ぐらいしか止まりません。大半はマリンセスか転生炎獣でしたのであまり効果的な打ち所がありませんでした。
天龍雪獄
![](https://assets.st-note.com/img/1666686647575-mU8DEaumpK.png)
SRで安くてリンクreg後も使えると思ったので気軽に作りましたが最強でした。二枚作ったら無料シクパから三枚目が出たので強気の3枚採用です。ダブったら、相手ターンと自分ターンで一回ずつ使っていきましょう。
対象を取らない除外でアストラムも死にます。墓地効果があったり墓地から這い出てきたりする転生やマリンセスには効果的で、初動の方から展開を止めることができました。鉄獣相手のときは種族確認を怠らないようにしましょう(一敗)。
忘れがちですが除外効果は任意なので展開にも使えます。相手の墓地のニビルを蘇生してニビル一体で殴り続けて勝ったこともありますw
大捕り物
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強いんですが使いどころが難しくもありました。何より高い。SRの雪獄の方が使いやすかったです。
とりあえず初動となるモンスターに打っていましたが、そういう使い方であれば、同じように対象取る強制脱出装置(レア度R)でも足りるように思います。強制脱出装置だとフレイム・バッファローの効果を使われるので、その点では優位かもしれません。
奪ってリンク展開に使えるという利点も重要に感じませんでした。このカードが壊されるとコントロールが戻る点も気になります。使われると厄介なのですが、このカードだからこそという強みはあまり感じませんでした。けれども、ヒートソウルのリンク先に置いて、攻撃力を高められる点は安心感がありましたね。採用は多いため、私の使い方が悪いだけかもしれません。
ひとつ注意があって、「効果を発動できない」という効果なので、すでに効果を発動したモンスターにチェーンしても無効化できません。一回やらかしました。
神の宣告
![](https://assets.st-note.com/img/1666687213834-lokKtXgTC4.png)
ロイヤルです(重要)。
通告と違ってライフがいくら少なくとも発動できるので3枚積んで無駄がありません。羽根やライストからバック全てを守ってくれたり、転生のカウンター罠をここぞで止めたり、榊遊矢一味ペンデュラムを皆殺しにしたり、一対一以上の仕事を確実にこなしてくれます。
特定の状況として、フレイム・バッファローの召喚は確実に無効にしましょう。フレイム・バッファローの効果は「表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。手札からサイバース族モンスター1体を捨て、自分はデッキから2枚ドローする」という破格のものです。しかし、召喚無効にされている場合、フィールドから墓地に行ったことにならないため、効果が発動しません。召喚権を使っているため、転生ならこれでほとんど止まります。間違っても天龍雪獄しないように!(一敗)
神の通告
![](https://assets.st-note.com/img/1666688173202-VJ9axiX1OV.png)
ロイヤルです(二度目)。CPがないので1枚だけ追加で作りました。
使用ターン1効果を使おうとする大型リンクを潰したり、ファンタズメイやニビルや幽鬼うさぎや屋敷わらしを撃退したりできます。ここが神の宣告と違う点で、自分ターンにもかなり発動機会があり、温存することでゲームエンドに持っていけます。
特殊召喚を無効にして蘇生制限を満たさないようにしたところで、あまり意味のないことが多かったです。しかし、魔弾と戦ったときは、魔弾のリンク1(マックス)の特殊召喚を無効にしていました。これもフレイム・バッファローの話と同じで、フィールドに出る前に壊しているため、共通効果である「魔弾」魔法罠を手札から使える効果が適用されません。
サイバネット・コンフリクト
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マイクロ・コーダーからサーチしますが素引きも多かったです。コストもなしになんでも無効にするので便利でした。宣告や通告と使い方は変わりませんが、「コード・トーカー」ネームがいないといけません。そのため壊獣の除去には弱いです。
「次のターンの終了時まで、相手はこの効果で除外したカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない」というこっそり書かれた一文が強くて、転生の専用カウンター罠を相手ターンに無効にして、次のターンの展開を安心して行ったことがあります。閃刀姫の核となるエンゲージ(ターン1なしで無効だけだったら再利用可能)を飛ばして台パンサレンダーされたこともあります。
エクストラデッキ
I:Pマスカレーナ
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このカードだけ採用を見たことないとか謎とかいう人がいると思うので説明しておきます。メインとエクストラで分ける意味!
リンクregでも最初は使っていたジャックナイツから世話になっているアイドルです。最近は公式番組でこのコスプレをした方がよく出演なさっています。関係ない話だった。
召喚条件は、「リンクモンスター以外のモンスター2体」と緩く、ニビルトークンであっても素材に受け入れる寛大な心を表しています。②効果でこのカードを素材にしたリンクモンスターは相手の効果で破壊されなくなります。
使う場面なのですが、たとえば、手札にマイクロ・コーダーやコード・ジェネレーターを持ったままマスカレーナを出せるときに使います。そうです。ヒートソウルやトランスコードへの幽鬼うさぎ対策になるのです。これがマジで多かったので採用しました。マスカレーナ素材であることを忘れてうさぎ打ってくれた人もいましたね。展開札多めの構築だとさらに輝くでしょう。
最後に
罠型コードトーカーは、ランクマでも使えますし、罠を弱くすることでカジュアルにも使えると思い、組んで良かったなと思います。罠でマスカンを見極めるというのもプレイスキルの向上につながり、様々なリンクデッキの勉強になりました。
このデッキは、ジャックナイツで乗り切ろうとしてあきらめかかっていたときに出会いました。リンクregは苦労が多く何度もあきらめかけていましたが、比較的カードの揃っていたこのデッキに出会えてよかったです。
降格表示を見たダイヤ1の人が即サレしてくれて救われたこともありました(本当にありがとう)。結果的には良かったですが、もっと気楽な状況でこのデッキに出会いたかったので、アンケートにはもっと優しくして欲しいと書こうと思っています。
それでは。