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まだいけた!ダイヤ1に届いたD抜き幻影勇者【遊戯王マスターデュエル】

どうも、リンクregでダイヤ1を終え、ランクマもダイヤ1達成に取り組んでいた者です。使用したデッキは幻影勇者で今月紹介したものを用いました。

昨日ダイヤ1になりましたので、カードの話はあちらの記事に譲って、主要な対面ごとの感想を述べていこうと思います。

烙印デスピア

お話は好き

ダイヤ3からは会いませんでした。やはり、ランク終盤に近付くほど、環境トップは早めに駆け抜けていきます。「烙印使えば誰でも勝てる」っていう言葉が現実味を帯びてしまいましたね・・。

赫の烙印セットまでの展開を通したら負けなのでサレンダーしていました。ミラジェイドにケルビーニ除外されただけで死ぬんですよね。これを勇者ギミック囮にして乗り越えても、赫で復活するは破壊するはしてくるので、とてもじゃないですが耐えられません。一滴などを採用した捲り型(?)ではなく誘発型にしているのはデスピアが原因です。それでもGが効きづらく、烙印融合をうららで止めるしかなくて、赫の烙印・失烙印・喜劇のデスピアンで無限泡影を楽々回避してきます。

先行なら展開できれば勝てました。しかしデスピア側の誘発スロットが豊富で負けることもありました。インチキ超融合で楽に盤面を崩すことができるのもひどかったです。

全体の勝率で見れば2,3割程度だと思います。うららでイージーウィンさせてもらったときもありますが、あまり当たりたくない相手でした。

ふわんだりぃず

次にどの人間の弁当を盗むか相談している

シーズン当初から一番会いました。最初はデスピアが多かったです。

通称は害鳥であり、様々なギミックで相手に何もさせません。二体リリースでアドバンス召喚してきたら負けの合図です。ゴミ謎の地図を経由された場合、大型をサーチできる「いぐるん」を止めますが、大型を素引きされていたら負けます。しかし、想像以上に事故率が高いようで、最初の鳥に誘発を当てるだけで絶滅していく相手は多かったです。旅支度が実装された後も、無限泡影を確定でかわされはしませんでした。月の書を採用していないパターンも見られましたが、あった方が展開を通しやすいようにも見えました。けれどもそうすると、手札の事故率が高くなってしまうのかもしれません。ドロール&ロックバードまで採用しなくとも、うららと泡影で後攻でもどうにかなっていました。

先行なら妨害が豊富なこちらが有利です。ディメンション・アトラクターで時間を稼がれると面倒ではありました。しかし、都合よく霧剣を引いてることも多かったので、こちらも罠だけで時間を稼いだことがありました。ふわん戦は長引くと不利になっていきますが、ヴァレルソードともう一体までいければすぐに決着がつくため、ケルビーニで耐えて幻影をいかに早く始動できるかが勝負でした。

全体の勝率は6,7割あったかもしれません。ここで勝ちを積み上げていました。

エルドリッチ

しぶといやつ!

デスピアとふわんだりぃずに続いてよく見るデッキでした。

混ぜ物が多く60枚構築が主流でした。とりわけ、アンデッドワールド・ドーハスーラ・デスピアとの混合が多かったです。お好みで名推理や芝刈りを入れている場合もありました。エルドのギミックでは、ワッケーロでティアスケの蘇生効果に除外入れられるだけで面倒でした。しかし、混ぜ物の弊害で事故率が高く、誘発をほとんど入れないため、強力な永続罠や烙印融合を引けず、ガーディアンやワッケーロだけ伏せて、お願いアンワ発動(ふわんに刺さる)でエンドという状況もよくありました。ドーハスーラが出たらさすがに詰みですが、回数を重ねると、ちゃんと出せる状況は上振れだと分かります。

先行なら霧剣を伏せるとこまでで行くと有利でした。霧剣をこちらのモンスターに付ければ烙印などで動かれるまで生き残れます。ほとんど妨害がないため、うららや墓穴を残しつつフル展開できます。一度墓地を肥やせばワッケーロは大した障害になりません。グリフォンがいれば、突破のためにスキドレや郡雄割拠などを2枚以上要求できます。御前試合は幻影部分だけ残せば動けるので問題にならないことが多かったです。通常のエルドと異なり、モンスター効果に依存し始めるため、未来龍皇が機能するようになります。

このように有利な状況が多く、全体の勝率は6,7割あったように思います。ここでも勝ちを積んでいましたね。永続罠や神罠詰め込んで40枚にした方が強いと思うのは自分だけでしょうか。

(LL)鉄獣

「インチ効果も」ってまた言われるぞ
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8試合に1回くらい見ました。

幻影と同じ展開系で、シムルグ結界像、無限巨神鳥、未来龍皇アンサンブルーロビン、ウーサ双龍リボルトなどで対話拒否します。幻影よりエグい盤面作ってませんか。L鉄はLLと鉄獣の展開を別々に通せるため、G以外の誘発の通りが悪かったです。純鉄であれば無限泡影でなんとかなるときもありました。

先行なら初動をひとつずつ妨害するだけで勝てました。さすがに三妨害以上あるときついようでした。鉄獣はライスト羽根一滴拮抗を積んでいる時もあって、危うく殺されかけましたが、猫にうららを撃って勝ったことがあります。盤面よりうららが強いのかよ!

全体の勝率は五分五分と言ったところで、お互いに誘発勝負で決着がついているように思えました。初動の握りやすさは向こうに軍配がありました。

相剣

承影かっこいい

鉄獣よりは見るかなという印象でした。プラチナやダイヤ低層に多くいたような気がします。

赤霄とバロネス以上を安定して立ててくるデッキであるため、片方を無限泡影するか勇者でごまかせばなんとかなりました。誘発が通るのもいいですね。幻影であることを気づかれると、次のターンに承影が出てくるため、龍淵を通さないようにするか、霧剣で抑えつけました。暗転がきついですが、それ以外は相手をできる妨害量であるため、相性は悪くないのかなと思いました。

先行は勝ちが多かったです。ランクが低いときに会ったこともあるでしょうが、プレイングが甘く、ケルビーニに妨害を当てたり、ケルビーニを出してからGを打ってきたりした相手もいました。バルディッシュが出てくるとやばいという認識なのかもしれません。

ここまで言っておきながら、全体の勝率はおそらく3,4割で、デッキパワーというよりデッキの安定度に苦しめられました。

ヌメロン

某大物配信者も使っていた。彼はもういない

終盤になると減りましたがそれでもちょくちょく見かけるデッキでした。自分もMD初めでは使っていたので、後攻押し付けが嫌になったときに使いたくなる気持ちはよく分かります。

ご存じの通りゲート・オブ・ヌメロンを四体並べて殴ってくるデッキです。ライスト羽根を搭載し、霧剣を流すことができます。しかし、一滴までは三積みしておらず、未来龍皇とグリフォンの二大巨頭を処理するのは骨が折れるようでした。

下手に誘発で妨害しがちな分、こちらが、サンドバックとなるモンスターを展開できなかったり、低ステータスなモンスター(幻影やケルビーニ)を出してエンドだったりする状況がありました。これはヌメロン側のプレイングの問題ですね。幻影に理解があれば、初手やマスカン(※ヌメロンにとってのマスカンではない)で妨害をブッパはしないはずです。

対処法が豊富です。まず、霧剣を自分の単騎モンスターに付けるだけで攻撃が止まります。次に、未来龍皇で3体目を奪えば止まります。それから、全て除去されてリミッター解除されても、墓地に幻影罠とモンスターのセットがあれば適当に蘇生して耐えることができます。そして、メガトンゲイルは止められる手段が多いため、アポロウーサかアストラムを出すくらいしか手がありません。ウーサは霧剣を貼ればいいです。アストラムは、ブレソでネットワークを割って、アークリベリオンでワンパンすれば対処できます。

ただし、ヌメロン・ウォールを手札に持たれていると厄介です。ヌメロン四人衆を防がれてサレンダーしないときは大体持っています。グリフォンや未来龍皇でケアできない場合、展開を控えて霧剣を構える動きが優先されます。アーク・リベリオンによる一撃必殺を狙うのも安全とは言えません。珍しいですが、速攻のカカシなどを採用しているヌメロンもあるからです。ネットワークがある状態でウォールがいると展開できないため、ウォールを出した後は自爆特攻してきます。これをヴァレルソードや霧剣で止めれば返しにほぼ勝ちます。不安なのは羽根をドローぐらいです。

勝率は8割あったかもしれません。明確に有利対面です。実は私がヌメロンを使っていた頃も幻影に苦しめられていました。

ドライトロン

流星輝巧群により降臨

プラチナからダイヤの低層によくいました。

MDを初期からやっている人からはものすごく悪口が飛んできます。当時は「宣告者がいまだにリニューアルされて生きてるなんて!」と驚いていました。崇光なる宣告者(アルティメット・デクレアラー)を立てて完全封殺を目指すデッキです。朱光の宣告者という強力な手札誘発で妨害をたびたび阻止してきます。

先行を取れても、意外と手数で押してくるので侮れません。たとえば、ファフμβやアセンブリー・ナイチンゲール(つまりエクシーズモンスター)で殴ってきてアーゼウスを使ってきます。特にファフμは霧剣を放っておきましょう。アーゼウスの召喚条件は「Xモンスターが戦闘を行ったターン」となっているため、こちらの未来龍皇が狙われることがあります。私が未来龍皇を攻撃表示で出しているのはこのためです。しかし、横にエクシーズを置いた状態で、適当なドライトロンモンスターで未来龍皇に自爆特攻でもアーゼウスが立ちます。これに気づかれていたら負けたであろう試合もありました。

勝率は五分五分です。展開を通されたら負けだからです。後攻で誘発が通らなかったらサレンダーしていました。

SPYRAL

リンクリボー

あまりマッチしませんでしたが、最後の方でたまに現れてきて印象深かったです。

ジーニアスとグレースを使い回してどんどん展開していくデッキという認識です。最終的にリンクのやばい奴らを並べられてデッキトップを勝手に操作されます。禁じられた一滴をメインで入れられるため、後攻からの捲り性能があります。

先行で展開できれば封じる手段が揃います。一滴こそ入るものの、バック除去に乏しい構築が多く、霧剣が生き残ります。リンクテーマであるためヴェルズ・ナイトメアがむちゃくちゃ仕事しました。ターン1なしにはターン1なしをぶつけろ。チェーンに乗る特殊召喚には意味がないと思っていたのか、効果を発動すると固まるのがおもしろいです。マジシャンズ・ソウルズをひっくり返して起動効果のドローを阻止できますし、特殊召喚されたグレースやジーニアスをひっくり返して墓地へ落とせなくします。ジーニアスから入って効果を使ったら未来龍皇で奪います。

試合数こそ少ないですが全勝しました。

ペンデュラム

本能で止めないといけないって分かる

ひとまとまりにして申し訳ありません。それほど見ないこともあって、あまり区別がついていません。どのテーマでも対処に変化はないと感じています。その中でも、マスターケルベロスやキングジャッカルで制圧する魔導獣が一番会った気がします。続いてエンディミオンですが、いまだにどういう盤面になるのか知りません。魔術師も同様です。

ペンデュラムと会うようになってから、無限泡影を端にセットすることを意識するようになりました。魔法への対処がグリフォンしかないので、グリフォンをどこで切るか時間をかけて迷いました。今はときどきPテーマの記事を見てはマスカンを知るようにしています。でもすぐ忘れます。

全体の勝率は負けの方が多かったかなぐらいで、試合数がほんとに数える程度でした。この項目だけいろいろと雑だな。

最後に

これ以外のデッキとももちろん戦いましたが、ほとんど記憶にないため、おそらく特筆するようなこともないです。

制限改訂でティアスケが3枚になるとまた変わるかもしれないと思ったので、その前にダイヤ1を達成できてよかったです。次シーズンは3枚体制の評価を伝えようと思います。また、次からはどのデッキと試合したか記録に残して、客観的なデータとして対面率や勝率を割り出す予定です。予定です。

どんな環境になるか楽しみです。では。

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