【2期がスタート!】筑波大学eスポーツチーム「OWLS」その他にない特徴を改めて”徹底解説”
今日の記事の担当:mo_tti(マネージャー)
自己紹介
筑波大学体育スポーツ局による eスポーツチーム「OWLS(アウルズ)」のマネージャーを担当していますmo_tti(モッチ)です。
2022年度から引き続き、運営として携わらせていただいてますので、1期でお世話になった方々、引き続き宜しくお願いいたします。
そして1期から不定期で更新していたnoteを2期でも再開していければなと考えていますので、是非ご覧ください!!
さて、2年目に突入したOWLS。
ただ、まだ我々のことをよく分からない人も多いのではないでしょうか?
今回はTwitterでは絶対に伝えきれない、OWLSの他にない特徴をおさらい。そして6月から始まった、2期についてなどを改めてお伝えできればなと思います!!
OWLSとは?
私たち「OWLS」は2022年に筑波大学アスレチックデパートメント(現:筑波大学体育スポーツ局) によるeスポーツプロジェクトとして始動しました。
よく部活?サークル?と問われますが、そのどちらでもないチームです。
(個人的に部活の方が近いような気が……)
形容しがたい組織ではあるので一言で説明できないのですが、今後の大学eスポーツ、eスポーツ科学、eスポーツ教育に影響を与えていくプロジェクトであると思っています。
設立目的やどんなことをやっているのかについては、下に書いていこうと思うので、引き続きご覧ください。
採用ゲームタイトル
『VALORANT』
・・・1期に引き続きVALORANTのみです
活動期間
2023年6月~2024年1月(8月と9月は夏休み期間)
・・・1期に引き続き、2期も短期間での活動となります
メンバー
メンバーは書類選考と面接を経て選ばれた学生11人で構成されています。
内訳
選手:5名(raise、uchii、ぴんほそ、bandai、k1tti3s)
プレイングコーチ:2名(fumisuke、yakk)
マネージャー:2名(kanata、mo_tti)
広報:2名(ajinori、えねまん)
そして、プロジェクトプロデューサーとして筑波大学体育スポーツ局(BPES)の米原博章さん。
また、プロジェクトアドバイザーとして、第1期より継続して川元彩人(ayato)さん。
他、筑波大学体育スポーツ局(BPES)の職員様、筑波大学松井研究室の方々、ツクリエイトの方々などにもご協力いただき、運営しています。
チームロゴ
※OWLS運営の許可なしでの使用はお控えください。
設立の目的
設立の目的として、
学生にとって多様な自己実現の場の確保
オン/オフラインを問わない学内の繋がり創造
筑波大学を中心としたeスポーツ科学の継続的推進
学校スポーツにおけるeスポーツチーム運営のモデル
があります。
そして、この目的を基に、eスポーツチーム「OWLS」のコンセプトが2つ設定されました。
そしてこのコンセプトは会社でいう、mission,vision,valueのような大事なもの。つまり、選手と運営がOWLSに関わるにあたって『絶対』覚えていなければいけない標語です。
このnoteをご覧の皆さん。OWLSメンバーに会った際にはコンセプトを2つ教えてくださいと聞いてみてください。答えられなかったメンバーがいた場合、DMで教えてください!!!
1. “Super” eSports Program
「強くなる×健康になる×充実の学校生活」
研究と競技プログラムの両輪により、学校における、理想のeSportsプログラムを提案する。
2 .eSports “Student-Athlete”
学生アスリートとしてのガイドラインに沿って活動する。
安全安心、学業充実、競技力向上の3つの柱を実現する。
研究について
1期に引き続き、OWLSは筑波大学松井研究室の実験に協力しています。
練習前に心拍計をつけた運動の実施、主催大会中に同時並行で実験を行うなど、eスポーツ科学の発展に向けた取り組みを松井研究室と行っています。
研究コンセプト
筑波大学eスポーツプロジェクトの研究コンセプトは、
eSports × 運動×絆
です。
eSportsプログラムで「運動プログラム」を導入することで、eスポーツのパフォーマンス、心身の健康、eSportsチームにおける「絆」とチームパフォーマンスについてどのような影響が見られるかを調査しています。
今後のnoteでは松井先生にご指導をいただき、”とっても奥深いeスポーツ研究の世界”をnoteでお見せしていきたいと思っています!!
OWLSと研究のつながりについても、お見せしていく予定ですので、是非ご期待ください!!!!!
1期との違い
最後に、1期との違いについて解説したいと思います。
1期は2022年の6月から2023年1月まで活動しており、OWLSの基礎を築きました。そして2期である今季は1期の反省を踏まえつついくつかの改善を行っています。
今回はその代表的な変更点を3つ挙げたいと思います。
①プレイングコーチの設置
1期で抱えていた課題としては、意見がまとまらないことでした。
作戦会議では、各々のプレイングスタイルを基に発言をするため、チームとしての大枠の部分や、戦い方の議論にとても時間がかかってしまいます。その反省を踏まえ今期はプレイングコーチを設置。1期で選手をしていた、fumisukeとyakkが就任しました。
1期のエースとIGLだった2人がコーチになったことで、チームとしての厚みや、まとまりが出てくることに期待しています。
②運営の増員&役職の変更
1期では3人だった運営を4人に増加、そして「運営」という役職を改変し、マネージャーと広報に分割しました。
1期では3人では回らない仕事も多々、また役職が固定してないこともありタスクの整理ができていなかったり、タスク量の比重が偏ったりしてしまうなどの問題が生じました。
そこでマネージャーと広報に役割を分割、各々のタスクを明確にしました。
具体的には、
マネージャー:スケジューリング・対戦セッティング・大会事務局など
広報:SNS運用 + 動画編集など
と分けています。
③チームビルディング講習の実施
実は、1期では、チームの方向性やOWLSの存在意義についての共通認識がとれておらず、空中分解間近までなった過去があります。
その時に、大きな助けとなったのがスポーツ健康心理学者の稲垣 和希さん(※1)をお呼びして行った、『チームビルディング講習』です。
結果として、チームの目標を再確認し、解散前最後の大会である主催大会で優秀な成績を修め、シンクロ賞(※2)という「絆」が一番強いチームに送られる賞をいただきました。
この反省を生かし、2期では早期のチームビルディング講習を実施。
今年7月に再度稲垣さんをお呼びし、
『チームビルディング ―成果を出す組織の条件とは?―』
といった講習を行っていただきました。
Googleを例とした「成果を出すチーム」の特徴や、成功へのプロセスを教示いただき、メンバーで話し合いながらチームのビジョンや目標・ルール、そのための具体的行動などを明確にしました。
今後、大学eスポーツが活性化してくるにつれ、OWLSに生じた「方向性」のような問題はどのチームでも起こると思われます。その時に備えて、この『チームビルディング講習』は、どのeスポーツチームにも受けてほしい講習であると強く思います。
最後に
非常に長い文となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからのOWLSにぜひご期待ください!!!!
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