生物資源学類 合格後スケジュール
はじめに
筑波大学生命環境学群生物資源学類の編入試験に合格した皆様おめでとうございます!これから始まる新生活、いろいろと不安なこともあると思います。そんな皆様の力に少しでもなれるようこの記事を書かせていただきました。本記事では主に生物資源学類の単位読み替えと履修登録についてとちょっとしたアドバイスについて記載しています。入学後のスケジュールはほとんど情報科学類向けの記事と同じですので割愛させていただきます。筆者は高専出身の3年次編入したものですので2年次編入や他大学出身の方には役立たない可能性がありますがご容赦ください。また、本記事は農林生物学コースおよび応用生命化学コースに配属したものによって書かれております。そのため、環境工学コース、社会経済学コース希望の方には一部役に立たない可能性がありますがご容赦ください。質問がありましたら、お気軽に編入新歓のTwitterのDMにてご相談ください。↓
https://x.com/itf_hennyu2023
編入生の新歓は、T-ACT(つくばアクションプロジェクト)という学生主体の企画によって設立されたものになります。詳しくは以下のURLからご覧ください。
・生物資源のコースについて
生物資源学類は4つのコースに分かれており3年次にどこのコースに所属するかが決まります。そのため3年次編入をする人たちは入学してすぐにコースを決めることになります。(具体的に言うと先生たちと単位読み替えをするときまで)基本的には希望のコースに配属されるので安心してください♪
・入学手続き
合格発表から2~3週間で分厚い封筒に包まれた書類が届きます。その中に入学金、学生保険や自転車登録(学内で使用するためのタグ)などの入学手続き書類が入っていますので必ず目を通して手続きを行ってください。この時自転車登録のタグは申請していくことをお勧めします。授業の組み方によっては1kmほどを15分で移動することになりますし、サークルでどこかに行くときも基本自転車です(もしかしたら違うところもあるかも…)筑波大学はすべての移動が自転車前提です。オンラインによる手続きもあるのでしっかり行いましょう。
・7月から3月中旬
絶対にやらないといけないことはないです。残り短い学校生活を満喫してください。ただ、やっておくと便利なことがあるので挙げておきます。
・引っ越し先を決める
宿舎に入らず、アパートやマンションを借りる方はこの時期に家を決めてしまいましょう。1~2月までに決めておくといい条件の物件に入りやすいです。ガスや電気、家電などいろいろ必要な手続きがあるので早めの行動をお勧めします。
・シラバスを印刷する
入学式が終わり次第生物資源学類では単位読み替え作業が行われます。この作業についての説明は後ほど書きますので今は省きますが、この時自分が所持している単位のシラバスが必要になります。そのためこの時期に印刷していくことをお勧めします。高専生は基本3~5年次の単位から読み替えを行うので3~5年のシラバスを準備しておきましょう!私は念のため1,2年のシラバスも用意していましたが、結局使いませんでした。
・成績証明書、卒業証明書を多めに確保する
いろいろな場面(奨学金や単位読み替えなど)で使うので多めにもらっておくと安心できます
・学類オリエンテーション
学内Wi-Fi、メールアドレスの設定、Officeのインストールや学生証の配布を行います。これは一年生と一緒に行うため大量の先生とお手伝いさんがいますので安心してください。必要な持ち物はPCくらいです。
・3月下旬
この辺りにあるとまた新しく書類が届きます。重要な書類が入っていますので必ず目を通してください。このタイミングで事前に単位読み替えを進めるよう指示されます。しかしすごくめんど…難しいので全然進みません。でも大丈夫です。安心してください。この後のオリエンテーションで編入生の先輩に相談しながら作業することができます。なのでそんなに心配しなくても大丈夫です!ただ専門英語Ⅰ、基礎体育、応用体育、国語になりそうな単位を決めておく、シラバスを整理しておく、送られた資料を読んでいくとこの後の作業がやりやすくなると思います。
・単位読み替え
3月下旬に届く書類の中に単位読み替えに関係する重要な書類が複数入っています。重要な書類が入っていますので必ず目を通してください。このタイミングで事前に単位読み替えを進めるよう指示されます。しかしすごくめんど…難しいので全然進みません。でも大丈夫です。安心してください。この後のオリエンテーションで編入生の先輩に相談しながら作業することができます。なのでそんなに心配しなくても大丈夫です!ただ専門英語Ⅰ、基礎体育、応用体育、国語になりそうな単位を決めておく、印刷したシラバスを整理しておく、送られた資料を読んでいくとこの後の作業がやりやすくなると思います。
上記の作業を行い先生にメールで提出した後、オリエンテーションで先輩たちに単位読み替えの相談をすることができます。2時間ほど一緒に作業した後に自分が所属するコースの先生たちとの作業が始まります。(ちなみにここで所属コースが決まります。)雰囲気は終始和やかで先生たちも協力的なのですが、作業が多すぎて単純に時間がかかります。私たちの代では13時30分に開始して早い人は18時終了でした。先輩たちは9時までやったそうです。恐ろしいですね。終了時には高専時代のシラバス(紙)と成績証明書を提出します。読み替え結果が出るのは7月くらいなので気長に待ちましょう。自分は70単位変換されました※。(ほかの人もコースに関係なく大体同じくらい)上部で書いたように高専生は基本的に4,5年次の授業を読み替えするのですが、たまに3年次の授業を使うときがあります。そのためUSBに高専時代のシラバスを入れて持っていくことをお勧めします。現地で数枚は印刷できるので、後で持ち込む手間を減らせます。
※追記:2024年から単位認定の担当が変わった関係で、単位認定の基準が少し厳しくなりました…泣。2024年度入学の私は66単位変換されました。多い人で70いくかどうかといった感じです。以下に参考程度に私の単位認定書を添付します。
・履修登録
いよいよ筑波大学で何を学ぶかが決まる履修登録の時間です。自分たちの代はオリエンテーションの時間に先輩にいろいろと相談し、最終的には自分で決めました。履修について簡潔にまとめます。生物資源学類は卒業に124単位必要となるのですが、4年次に行う卒業研究は10単位となります。そのため4年で卒業研究のみにするには114単位を3年生までに取る必要があります。編入生は大体単位読み替えで70単位ほど手に入るので、1年で大体45単位取る必要があります。(個人差あり)そのため在学生より忙しくなってしまうのですが、サークル活動やバイトができないほどではないので大丈夫です。おそらくこの記事を読んでいる皆さんも先輩と相談しながら決めることになるので安心してください。一応自分が履修を決めるときに意識したことをまとめます。
1, 必修単位を先に埋める。
必修単位とは落としてしまうと留年が確定してしまう単位のことです。生物資源学類では学問への誘い、専門英語と発展体育がこれに当たります。
2, 実験、実習単位を入れる。
これも卒業に関係しますが、特定の授業ではなく単位数によって決まっています。コースによって変わりますが、農林生物学コースは農林生物学実験と作物生産システム学実習などがこれに含まれます。応用生命化学コースの場合は応用生命化学コース専門実験がこれに含まれます。応用生命化学コース専門実験だけで春ABCの水木金の4~6限目が埋まるため、特に春ABはかなりパンパンなスケジュールとなってしまいます…。
3, 専門の授業を入れる
自分が興味ある生物資源開講の科目をいれましょう!難しく感じたり、ちょっと違うかもと思ったりすることもあると思います。でも一定期間は履修を取り消せるのでとりあえず受けてみることをお勧めします!
4, 他学類の授業を入れる
生物資源では自由科目として他学類(ほんとはちょっと細かいけど割愛)の単位が10単位必要となっています。そのため他学類の授業を空き時間に入れましょう。以外と楽単も多かったりします。
5, 集中講義やオンデマンドの授業を入れる
土日に講義を受けたり、長期休暇中の数日で1単位もらえるような集中講義が存在します。また、専門、他学類に限らずオンデマンドで学校に行かなくても良いような授業もあります。もう少し単位がほしい!という時はこのあたりも視野に入れて考えてみてください♪
1年でとれる授業は基本的に45単位までです!(長期休業中に開講される科目は除く)それ以上取る場合は7月以降に上限突破のための申請をする必要があります。どの授業が楽なのかは在学生の方が良く知っているので仲良くなった子に聞いてみてください!シラバスを見ると期末試験で評価を行うのか、レポートで行うのか分かるので気になった科目は確認してみましょう。資源には過去問を載せているteamsがあるので、入れてもらえると勉強がはかどります。ちなみに自分の時間割は以下のような感じです。
↓2023年度入学(農林生物学コース)の場合
↓2024年度入学(応用生命化学コース)の場合
・終わりに
いろいろ書きましたが、入学年度が変わると制度が変わってしまうことが多々あります。単位読み替えに関しては大きく変わることはないと思いますが、履修登録関係は変わるかもしれません。そのため在学生の友達や先輩にいろいろ聞いてみるのが一番いいと思います。サークルはこのような交友関係を簡単に増やすことができるので入学したらぜひ参加してみてください。中にはTwitterで活動報告しているものもあるのでいまから活動を見るのもいいと思います。長くなりましたが皆様の大学生活が素晴らしいものとなるよう心から願っています。
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