失敗はいいこと、の本当の意味。
こんにちは。hiroyaです。
この週末、下北沢で8月7日まで行われているミニカレーフェスのスタッフボランティアに参加してきました。
たまたま募集を見つけ、「下北沢2回しか行ったことないし全然詳しくないけど、面白そう&暇だしやるか!」という感じで参加を決意。
当日指定の集合場所に行くとまだ会場設営中で、ポスター貼りやテーブル用意から作業開始。アルバイトで来ている方と一緒に準備をしました。(ボランティアの人もアルバイトの人もいるのなんか不思議、と思いました。)
ちょうどお昼時だったのですが、おにぎりっこという下北沢のお店からおにぎりの差し入れをいただいたのでそれをお昼ご飯に。
小ぶりで食べやすかった。もっと食べたかった。
会場準備もできたところでボランティア活動開始!
私の仕事内容は、主にフェスのマップ配りと下北沢の道案内の2つ。
人によっては受付やポスター貼りなどもあります。
普段はデスクワークだからか、立ちっぱなし&声出しでマップを配るという行為を2日間行うと、それなりに体にきます。
さて。
タイトルにある「失敗はいいこと」というのは私のポリシーの1つなのですが、これと紐づくミニカレーフェスでの出来事がありこのnoteを書くに至ります。
道案内といっても、今時自分で調べられるし、そんなに訪ねてくる人もいないでしょ。
とマップ配りに専念していると、さっそく1人。2人。・・・
「快活クラブってどこにありますか?」
「本多劇場はどう行けばいいですか?」
「三井住友銀行って近くにありますか?」
「リロードって場所があるらしいんですけど、どこでしょうか?」
「マルシェ下北沢ってどこですか?」
「このお店まではどうやってけばいいですか?」
私はGoogleマップを当たり前のように使っているので、場所が分からなくて目的地を訪ねたことはおそらくありません。
なので、こんなにも訪ねてくる方が多いこと自体にまずは驚きました。
そして冒頭に書いた通り私は下北沢の土地勘などないので(古着屋を2,3店舗紹介できる程度)何か聞かれた際には全てGoogleマップで検索して乗り切ろうと考えていました。
が、その考えは浅かった。
下北沢の駅前は様々な方向にいくつもの道が通っているため、どの方向に行けば目的地にたどり着けるのかGoogleマップを見てもよく分かりません。これはヤバい。
結局最初の内は、訪ねてきた方と一緒に歩いてGoogleマップの位置情報の動きを確認しながら目的地への道を案内して対応しました。(すぐ対応できなかった皆様、ごめんなさい。)
それを繰り返すことでだんだん土地勘を習得。どの道がどこに通じるのかはおおよそつかめました。
ですが、訪ねてくる方の中には特定の目的地が無い方もいて、これはなかなか大変です。
実際にあったのが
「明日仕事の打ち合わせをするお店を探しているんだけど、換気対策がされていて密集していない、ビジネスに向いたお店はどこかないですか?」
という質問。
さすがに私には分からなかったので、それなりに下北沢に詳しい方にも相談しました。
ですが、聞かれた条件にあてはまるお店を責任もって回答することができずその方には不満を抱かせてしまいました。
とりあえずでもどこかのお店をお伝えした方がよかったかな…と今でも思ったりします。
こういう時に私は「失敗はいいこと」というポリシーに則り、心の裏で「よし」と思います。
※もちろん大前提として、迷惑をかけてしまい申し訳ないという謝罪の気持ちはしっかりと感じ、ネガティブな気持ちになってしまします。
でも、そこに不満を感じて声に出してくれる方がいるからこそ、今後の課題として「換気のいいお店を紹介できる状態にする」と方針案が生まれ、また同じ悩みを持つ方が訪ねてきた時にはしっかりと対応できるようになります。
逆にその「失敗」が無ければ、換気状態がいいお店に着目するという視点にはなかなか気づけないかもしれません。(この視点が必要かどうかはまた別の話)
失敗は今その時の「点」で見ると悪いこと(特に相手に対して)ですが、その先を見据えるとプラス以外の何物でもない、と思います。
「ヴィーガンのお店はありますか?」という質問もあり、これも結局Google検索で探し出しました。
ミニカレーフェスのマップにヴィーガン店の目印があるとより多くの方が楽しめるのかも!と、この方のおかげで気づくことができました。
いままではただ漠然と、
失敗するとさ、それを励みにやる気になって、結果次に繋がるからいいよね。
くらいに思っていたのですが、このミニカレーフェスの出来事で「失敗はいいこと」の解像度をアップデートできた気がします。
同時に、何事も人と触れ合うことでアップデートされる。という根拠のない論理を頭の中に持つようになりました。
別に日々何かをアップデートさせたいわけでも何のですが、たまにこういった普段接点のない場所や活動に赴いてみるのも、気づきに繋がるんだなと、今回ボランティアに参加してよかったなと、そんな3連休最終日の朝7時の少し寝ぼけたnoteです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
p.s.
今日は4時に目が覚めてゆっくりこのnoteを書こうと思った矢先、リビングにGが出て30分格闘。結局みつからず、上の階にパソコンとスマホもって避難してます。
この後も格闘するのかな。したくないな。。消えてくれないかな。。。