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CL仙台day1 8-1 雪道ミュウ結論構築!


はじめに

はじめまして!日頃よりワデの歩兵をしているtsukuと申します。
去年の10月頃にデッキの原案を貰い、そこからレギュ落ち後も改良し、メインデッキとして使用し続けました。
今回のcl仙台でも使用しました!
結果day1で8-1。day2で2-3。
最終結果ではbest64に入れず…
cl自己最高成績ではありますが、とても悔しい結果に終わってしまいました。
何度もミュウはもう無理なのかと思いながら、自分なりに努力し、このデッキと向き合ってきたためノートに残そうと思いました。
特にロスト対面はかなり悩みぬき、結論が出せたため見ていただきたい部分です。

自己紹介

コロナ禍をきっかけに、仰天のボルテッカーをBOX購入した事からパック開封にハマりました。
その後Eレギュレーション発表された時期ごろにジムバトルに参加するようになりました。
普段は竜星の嵐十三店や、梅田付近でポケモンカードをしています!

過去の公式大会実績
CL2回出場
CL横浜2022/5月/6勝3敗(フュージョンミュウ使用)
CL京都2022/12月/6勝3敗(雪道ミュウ使用)

シティリーグ
優勝(雪道ミュウ使用)
ベスト8(うらこうさくクワガノン使用)
それぞれ1回

雪道ミュウの特徴

相手の手札に干渉して、頂への雪道を貼り、相手の動きを鈍らせながらサイドを進めていくデッキです。
ポケモンさえ展開出来れば、ゲノセクトvの特性フュージョンシステムで1ターン目から数十枚山札を引く事が出来、理想的なムーブの再現性が高いです。
場のフュージョンポケモンの数と手札が同じになるように山札を引くという効果の特徴として、1ターンに1度しか使えないサポートカードや、エネルギーカードが邪魔になり、事故の原因となります。その総数を10枚以下にする事で、安定感の高いデッキとなります。
vやexポケモン主体のデッキ相手には、3回倒して最速で勝つ事が理想です。
非エクポケモン主体のデッキに対しては、vmax特有の高耐久力を活かし、サイコジャンプで山札に戻りながらサイドを進めていきます。

環境考察

clの使用率予想
tier1 ロストバレット ミュウ ルギア
tier1.5ロストギラティナ
tier2サーナイト ミライドン
tier3アルセウス系統 こくば インテウーラ

型の多いロストバレットが15〜20%
フュージョンミュウと雪道ミュウが合計15%
白ルギアと一撃ルギアが合計15%
ロストギラティナが12〜15%
サーナイトとミライドンが10%
アルセウス系統が8%
こくば、インテウーラが5%以下
その他10%以下というような予想です。

環境デッキに対する評価

大会入賞などで、ポケカ公式ページに載っていたデッキを一例として紹介し、初動の安定感、デッキパワー、再現性、後攻での強さをそれぞれ10段階で評価します。
以下のデッキ仮想敵として意識して練習していました。

・ロストバレット(ゲッコウガ)

cl愛知優勝

初動の安定感:7
デッキパワー:9
再現性:7
後攻での強さ:9

後攻1ターン目からウッウのおとぼけスピットで攻撃し、2〜3ターン目からミラージュゲートによるエネルギー加速でゲッコウガの月光手裏剣や、ザマゼンタのかたきうちという非常に強力な技を使えます。
終盤はロストマインや、空の封印石でサイドをまとめて取得可能。
非エク主体のデッキのため、サイドレースで多少遅れても勝てるデッキです。
アクロマの実験や、キュワワーに触らないとロストが貯まらず苦しい展開となります。
リザードン型との大きな違いは、技を使うエネルギーの要求が高いポケモンが多く、ミラージュゲートのエネ加速に依存しています。
エネルギーとミラージュゲートの採用枚数が多く、事故りやすい反面、ゲッコウガの隠し札で2枚ドローする事が出来るため、要求札を揃えれる可能性が少し高いです。

雪道ミュウを使っての勝率が、先攻5割、後攻4割といったところだと思います。

ロストバレット(リザードン)

シティリーグ入賞

初動の安定性:8
デッキパワー:7〜8
再現性:8
後攻時の強さ:9

ゲッコウガ型と比べ、エネルギーやミラージュゲートが少なく、ポケギアの採用でアクロマの実験に触りやすくなっています。
初動でポケモンを展開するための霧の水晶などが多めに入っている構築もあり、やや安定感は高いと思います。
こだわりベルトを複数枚採用する事で、ウッウだけでHP280ラインのvstarポケモンを2ターンで倒す事が出来、ミラーではロストスイーパーの対象にして、ロストの枚数を肥やす事でロストマインを使える10枚に到達しやすくなっています。
技を使うエネルギーの要求が低いため、理想ムーブの再現性が高いです。
終盤簡単に高火力が出せるかがやくリザードンにこだわりベルトを付けることで、HP280ラインをワンパン可能。vガードエネルギーの対象にならない事もあり非常ら強力です。

雪道ミュウを使っての勝率が、先攻5〜6割、後攻4〜5割という感じです。

・フュージョンミュウ

シティリーグ入賞

初動の安定性:7
デッキパワー:9〜10
再現性:8
後攻時の強さ:10

フュージョンアーツ発売からずっとトップ戦線で走り続けるデッキ。
先行からの制圧力が高く、ゲノセクトvの特性フュージョンシステムでデッキを回すため、ドローサポートを使わず2ターン目からボスの司令を使い続け、2-2-2のサイドプランを通してきます。
後攻でも1ターン目から、v、exポケモンを倒せる高火力技のメロディアスエコーがを使う事が可能。決まればその時点で勝ちが決まる事があるほど強力です。

雪道ミュウでの勝率が、先攻7割、後攻5割という印象。

一撃ルギア

シティリーグ入賞

初動の安定性:6〜7
デッキパワー:10
再現性:7
後攻時の強さ:7

アーケオスの特性で、デッキから特殊エネルギーを最大4枚つける事が可能。
現環境パワー最強デッキです。
先行2ターン目からアーケオスを2体ベンチに展開出来さえすればほぼ勝ちです。
一撃エネルギーとvガードエネルギーが付いたバンギラスvの高耐久高火力が非常に強力です。
サイドを1枚しか取られないサブアタッカーのイシヘンジンも強力で、対面にもよりますがメインアタッカーも担います。
ギフトエネルギーをアタッカーにつける事が出来れば手札干渉対策にもなり、盤面が完成されれば手の付けようが無いデッキです。
かがやくポケモンは、ロストを重く見ている構築はサーナイトを採用している印象です。

雪道ミュウでの勝率が、先攻5〜6割、後攻4割という印象。


白ルギア

シティリーグ入賞

初動の安定性:6〜7
デッキパワー:9〜10
再現性:7
後攻時の強さ:7

一撃エネルギーを採用しない分、ルギアvstarや、非エクのカビゴン、アーケオスなどでサイドレースを優位に進めて行くデッキ。
かがやくサーナイトと、vガードエネルギーによる高耐久力でワンパンされず、盤面に残ったエネルギーをアヤシシvの特性を使いアヤシシ自身に付け替え超高火力を出す事が可能。
トリプレットビート収録のジェットエネルギーによりカビゴンの眠りを解除できるため、数を増やした印象。
輝くリザードンと、ルミナスエネルギーが入っている場合もあります。

雪道ミュウでの勝率が、先攻6〜7割、後攻4〜5割という印象。

ロストギラティナ

シティリーグ入賞

初動の安定性:6
デッキパワー:9
再現性:7
後攻時の強さ:8〜9

序盤はロストゾーンのカードを増やしつつ、おとぼけスピットで110ダメージ与える事ができる。
中盤以降ミラージュゲートによるエネルギー加速で、ギラティナvstarのロストインパクトや、月光手裏剣など強力な技が使用可能。
終盤は確定気絶のスターレクイエム、ヤミラミのロストマインを使いながらツツジを使う事で、捲り性能もかなり高いです。
ワンパン、ベンチ狙撃、ダメカンばら撒きと攻撃の選択肢が多いため、対応力が非常に高いデッキですが、事故りやすい印象です。

雪道ミュウでの勝率が、先攻7〜8割、後攻5〜6割という印象。



サーナイト

cl準優勝

初動の安定性:5〜6
デッキパワー:9〜10
再現性:8
後攻時の強さ:7

サーナイトexの特性でトラッシュから超エネルギーを加速可能。1ターンに何度も使えるのが非常に強力で、付いている超エネルギーの数だけ火力が上がるサーナイトや、ザシアンvと相性が良いです。
特性リファインを持つキルリアで、超エネルギーや不要なカードをトラッシュし2枚ドローする事でデッキを回します。
2ターン目からキルリアが並ぶとかなり強いですが、強力なドローサポートが無いため、序盤の動きが不安定な印象です。

雪道ミュウでの勝率が、先攻6割、後攻4〜5割の印象です。


ミライドン

シティリーグ入賞

初動の安定性:8
デッキパワー:7
再現性:6
後攻時の強さ:8

ミライドンexの特性タンデムユニットで、雷ポケモンを展開し、レジエレキvmaxで種ポケモンの火力を上げて戦うデッキ。
SVシリーズの看板ポケモンでもあり、扱い易い特性のため使用者が多いと予想していました。
後攻1ターン目から高火力を出せるため、エネルギーが付くと早い段階で勝負が決まるデッキです。

雪道ミュウでの勝率が、先行8割、後攻6〜7割という印象。


デッキ選択理由

・手札干渉が大多数のデッキに刺さり、簡単に勝てる。
・環境デッキに対して大きく不利を取らず、先行での勝率が高く、後攻でも相手の手札に干渉する事で不利を取らない。
・早期決着型のデッキのため、対戦数が多いclに向いている。

先程のtier表の中で不利を取るデッキは黒馬くらいと判断しています。
ずっと使い続けていたことで、ある程度の練度があった事も理由です。
特に、ロストギラティナ、フュージョンミュウ、ミライドン、アルセウス系統には、先行後攻問わず有利を取れると思っています。
参加人数が多い大会で、長期戦のため、アルセウスや、ミライドン等扱い易いデッキを利用する方が予想より多くなるイメージもありました。

個人的にロストギラティナ、ミライドン、アルセウスに負ける事が許せなかった事も1つの理由です。

その他の有象無象にも強いデッキです。

有料部分について
・デッキレシピ
・各カードの採用理由
・デッキの回し方
・各対面の戦い方
・雪道ミュウへの勝ち方
・CLレポート
以上の内容を記載します。
特に悩み抜いたロストバレット対面については詳しく記載しています。

ミライドンが優勝した事により、今後は数を増やす事が予想されます。自分はCLで3回、自主大会やBOX争奪戦などでも複数回ミライドンと対戦していますが全勝しております!

雪道ミュウを使わない方も、これを見れば雪道ミュウと対面した時の戦い方がわかるかと思います。

シティリーグが近い方も是非参考にしてください!

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