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どんな作家でも必ず持っている才能の話

こんばんは!月夜の感想屋です。

作品作ってるとつい『私って才能なんてあるのかな。こんなのやっても無駄なんじゃないのかな』と不安になってしまうことってあると思います。

長いことあれこれ考えてきまして、作家には誰でも必ずもっている才能があるということに私は気づいたんです。

それはずばり、性癖です。


あなたにもかならず、この展開超萌える!とかこういう設定が好き!っていうのが絶対あると思うんですね。

ということは、自分と同じ性癖の人の気持ちも手に取るように分かるってことなんですよ。

だからそういう性癖の人にずばり刺さるものを思い描くことができます。
たとえ今はまだ執筆力が発展途上であるとしても、それでも特定の読者層の萌えツボを正確に理解できるというのは、これは紛れもない強みであり、これがいわば才能なんですね。


だって考えてみて欲しいんです。
自分と正反対の人の性癖って心から理解できますか?頭では理解できても、心からその萌えに共感するって多分不可能だと思うんですね。

だから、あなたと正反対の性癖の人が、あなた好みの作品を描くことはそもそも不可能なんです。


あなただから、あなたみたいな性癖・好みの人を楽しませることができるんです。あなたのための市場という訳ですね。


なので、自分には才能がない。。。とつい落ち込んでしまう繊細な作家さんには声を大にしてお伝えしたいですね。性癖という大きな武器がありますよと。

もちろん性癖によって市場の大小の違いはあります。でも特定の読者層の気持ちがめちゃくちゃよく理解さえ出来るなら、たとえそこが小さな市場であっても、読者を得るとかちょっとは売り上げ作るということは十分可能です。


自分だからこそ、繋がれる市場があるということ思うと、『自分で良かった〜!』ってちょっと思えません?(ポジティブ過ぎ?笑)


でもこんな風に考えて、作品作りを通して自分のことも何だか肯定できたら素敵なことですよね✨


ちなみに余談ですが、私は結構バッドエンド寄りの話や、ディストピア的な雰囲気の話や、重いシリアスな話が個人的に好きなんですね。暗い話は大歓迎派です。

感想屋をやっているので、たまにそういう依頼が来る時があるのですが、そういう作品を心から楽しむことができるので、結果依頼主さまにも喜ばれます。『やる気でました!』と言ってもらえます。

『自分の性癖や好みがあるからこそ喜んでもらえる人がいる』これを忘れずにいきたいですね!


ではでは!

🔽感想屋さんここでやってます。重い話書いてる方は是非読ませてください。ディストピアまじ歓迎です。

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