マーチン(マーチンゲール法)はバイナリーオプションで使うのは有りなのか?
バイナリーオプションで使われることがある資金管理法に、「マーチンゲール法」というものがあります。
勝つまでエントリー金額を倍掛けしていく、というものなんですけど、今回は
マーチンゲール法(以下マーチン)はバイナリーオプションで有効なのか
ということで話していきます。
マーチンはそもそも低勝率をカバーするためのもの
ここで大前提として、そもそもマーチンは"低い勝率を補うもの"という意味合いが強いんです。
僕の知り合いで、ボートレースで稼いだお金で家を買った、という人がいたんですが、
その人のやり方というのが、1着2着を軸に3連単を流しで買って3回までマーチンする、というやり方だったんです。
3連単の勝率はやはり低くなるわけですけど、そこをマーチンで補う、という考え方ですよね。
バイナリーオプションは安定して勝ち越すことが可能なもの
一方でバイナリーオプションは、ポイントを絞れば安定的に勝ち越すことが可能なものです。
人によっては90%以上の勝率を出せることもあります。
もちろん連敗することもありますが、最終的には勝率は収束します。
なので、勝率を補う必要がないんですよね。
安定的に勝ち越せると自分の中で確信が持てていれば、あとは一定のエントリー金額でエントリーしていけば確実に資金を増やせます。
メンタルがきつい
「いやでも、マーチンを使えばさらに確実性が増して、資金が増えるスピードも上がるんじゃないの?」
と思われるかもしれないんですけど、マーチンはとにかくメンタル的にめちゃくちゃきついんです。
例えば1万円エントリースタートだとすると、3連敗しただけで「1万→2万→4万」で7万円の資金を失ってしまうわけです。
話したように連敗することも当然あり、その時は普段の連敗とは比較にならないプレッシャーがかかってきます。
そういったプレッシャーがかかると、トレードが雑になってしまうことがあり、普段はしないようなミスをしてしまうことも増えてきます。
するとさらに連敗が重なり、一気に資金が溶けるということも起こり得ます。
常に機械的にトレードができる人なら合理的ではあるんですけど、やっぱり人には感情というものがあり、かなりしんどくはありますよね。
個人的にはマーチンは使わない方が良いと思う派
僕個人としては、マーチンはしない方が良いと思っている派です。
勝ち越せているなら、一定の金額でエントリーして行けば確実に資金は増えていくので。
ただでさえトレードはリスクを背負うものなわけですが、さらにリスクを負う必要もないのかなと感じるんですよね。
マーチンは本当にメンタルがきついので。
僕は今は一切マーチンはしていなくて、一定の金額でエントリーしていく資金管理で取引してます。
いろいろ話してきましたけど、絶対な正解というものはトレードには無く、人によってやりやすい形は違ってきます。
マーチンが合うということもあると思うので、自分で自分のスタイルを確立させていくということがバイナリーオプション、トレードでは大事ですね。