クイズ論をしよう

 Twitterでクイズ論の火種が投下され、誰かが反応し、またそれについて誰かが反応する。そしてリアルタイムで観測できてなかった人が頑張って火元を探している。よく見る最近のクイズ論の流れです。

 議論が行われるのは悪いことではないのかなと最近思い始めてはいるので、一連の流れも「またやっとるわ」ぐらいのもんで受け流してはいるのですが、ここ最近のテーマや流れとかを見ていて「俺がしたいクイズ論はこれじゃないなあ」とも思うわけです。

 いま流れているようなクイズ論とは別ベクトルの話題について話したい。
 やりたいクイズがあれば種を蒔き、やりたいクイズ論があれば火を焚べようじゃないかということで、3つほど話題を用意しました。私が聞いてみたい話題を並べたのでややニッチな内容になっていますが、興味があれば考えてみていただけると嬉しいです。

 ハッシュタグは「#Qの論+(話題毎のタイトルにあるアルファベット大文字)」で見やすいようにします。「大手を振ってクイズ論していこうぜ」というのが趣旨なので、公に見られているのだという意識を常に持って論を語りましょう。

A 短文基本クイズの確率論について【#Qの論A】
 早押しクイズには「勘押し」という言葉があります。未確定の押しを咎める文脈で聞くことの多いワードですが、現在の短文基本の潮流ではある程度の確率があるならば押しにいかなければボタンがつかないような気がしています。
 皆さんはどれぐらいの正答率のイメージを閾値としてボタンを押しているでしょうか?
 私は学生時代から「正答率が8割をこすようなところで問題が止まりそうなポイント」でボタンを押しにいっています。最近は意図的に少しずつ後ろにずらすようにしていますが。
 確率の押しなんざ邪道だというのも一意見だと思います。

B 早押しクイズを構成する音声情報について【#Qの論B】
 私は早押しクイズにおける音声情報の考察を問題文構造の解析と同じぐらい重視しています。もっと突っ込んだ話をすると、「問読みをする人ごとの癖を早押しに組み込む」ことを出来ないかと模索し続けています。「読点の間に違いがあるか」「文章中の単語のまとまりを意識している問読みかどうか」「列挙と並列に読み方の区別があるかどうか」などなど。
 他の人に話してもあんまり理解されてないっぽいので、逆に他の人はどれぐらい考慮しているんだろうかと気になるわけです。
 皆さんは早押しクイズにおいて、どのぐらい「問読みの音声情報」を意識していますか?

C ミクロな得意問題について【#Qの論C】
 軽い話題も必要かなと思い、こんな項目も用意しました。人によって得意な構文みたいなのってありますよね。
 私は限定をつけにくいような言葉問題の前フリを些細な表現から区別することが得意です(得意であろうと頑張っている、が正しい表現ですが。)

 とりあえず上記3つを最初の議題として上げてみます。本当はマクロな戦術論などの議題も上げたいのですが、良い感じの文章にまとめることが出来ていないので、申し訳ないのですがまた今度ということで。
 定期的に論のための議題を追加していく予定です。こんなのどう?みたいな議題があれば何かしらの伝手を使って月津までお知らせください。

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