島でのお家探し
ここ最近の荒天で、海も空も路が閉ざされ、スーパーのパンコーナーは空っぽの日が続いています。
島にはお店が少ないので、オーガニックとか無添加とか、こだわりの食材を購入できる場所はとても限られています。
島に来た時に一番壁となったのはそこ。子どもが生まれてから、アレルギーがあったこともあって、けっこう気にしながら暮らしてきました。なんでも手作りすればいいけれど、今の暮らしの設備と私の心の余裕を考えると難しく、、、。
「大自然で、いい空気といいお水があれば大丈夫!」と言い聞かせて、少しずつこだわりをゆるめて、ここだけは!というところだけに絞ってきました。そのぶん自然からの恵みはたっぷりありますから!
でも、今となっては食よりなにより、、、いちばん困ったのはお家のことです。いままでの常識といちばん違いました。住宅事情。
家財道具一式、思い出の写真やなんかも含めてそのままだったりするのはまだマシな方で、、、。
貸家の一部屋に開けてはいけない部屋があって、家主さんの荷物がぎっしりはいったままだったり。 床がシロアリのせいなのか酔いそうなくらいベコベコで、家主さんは直すつもりかったり。 さっきまで人が住んでいたかのごとく、飲みかけのペットボトルが卓袱台の上にあって、洗濯かごにはそのままの洗濯物があったり、、、、笑
たぶん、まだまだ探せばびっくり話はでてきそう。
都会の不動産事情をあたりまえだと思ってたら、びっくりだらけです。
まぁ、そもそも島の外から来た人に、すんなり貸してくれることも難しいことなのかもしれません。 賃貸業をメイン収入にしようと思ってる感じがあまりないので、そんなに「貸したい!』という気持ちもなさそうで、知ってる人が困ってたら貸してあげるよ!っていう方が多いように思います。
空き家はたくさんあるんですけどねぇ。。。
だから、お家探しは、とにかくいろんな人に声をかけて、話して、コミュニケーションをとってというのが王道。
集落によっての特色もまちまちなので、お互いのためにもそれが大切なことだと思います。
移住体験用の住宅なんかも自治体から貸し出しているそうですよ。
かく言うわたしも、昨日まで、来年度暮らすお家探しに長いこと奮闘してきましたが、やっと落ち着けそうです。。。
mahalo nui loa
mico