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アレンフィヨルドとノースマウンテンの矛盾【考察の種】

こんにちは、月兎です🌙🐇

今日はいつもの妄想たっぷりのお話ではなく、バックグラウンドストーリーに基づいた事実をただ紹介するだけのオチのない記事です。
今後、考察や妄想の花が咲くことを期待して、今は資料や事実を種撒きするだけの、通称「考察の種」回になります。
※通称っていうほど恒例化してない

今回はファンタジースプリングスのアナ雪エリアである「フローズンキングダム」から、特に"地図"と"船"にフォーカスしてご紹介。
...もうバレバレかと思いますが、ゆくゆくは「アナとエルサのフローズンジャーニー」の考察に繋げていきたいと考えています。

普段はBGSらしいBGSを語っていないのですが(というか私自身詳しくない)、こと「考察の種」回についてはがっつりバックグラウンドストーリーに触れていきますので、いつもと毛色が変わりますよということはあらかじめご了承くださいませ。

ではさっそく参りましょう。


①アレンデールの街や港の開発計画

まずはこれ。
ちなみにどこにあるかは知りません、↑はニューチャプタービギンズ展で撮影したものです()
※フローズンジャーニーのファミリールームにあったかな?

右上に「PLAN OF THE CITY AND HARBOR OF ARENDELLE」とあり、アレンデールの街や港の開発計画みたいなところでしょうか。
ん?計画...?この地図は我々が訪れるフローズンキングダムとほぼ一致していますが...一体どういうことでしょうか。すでに嫌な予感がします。

最初はアレンデール城と港から。
黄色で囲んだところがお城の敷地です。
フローズンジャーニーの入口となってるアレンデール城の離れもこの区域に入っています。

そしてアレンデール城の真裏、「THE MEWS=(かつて馬屋があった)路地」の先に広がるのがアレンデールの港、つまりフィヨルドです。
フローズンジャーニーではここを船で通っているはず。
ちなみに「ALENFJORD」ですが、Fjordがノルウェー語でフィヨルドという意味で、アレンデールのフィヨルドということですね。

お次がアレンデール国民が住む「アレンデール村」。
要は城下町です。
いろんなお店や役所がありますが、今回は3番の「Shipwright=船大工」と、7番の「Trustworthy Cartography=信頼できる地図製作」の2つを取り上げます。
※ちなみに12番に「Shaky Ship Tavern=揺れる船の居酒屋」がありますがまだ調査できてません

3番「Shipwright=船大工」

船大工らしく、船の修理やメンテナンスを行い、必要不可欠な備品はすべてそろっているとのこと。
7日間だけ開いているとのことですが、おそらくこれはお城の門が開いている期間中を指すと思われます。

2枚目の筆記体の英語がなかなか読解できず間違ってたら申し訳ないのですが、おそらく「Arendelle Chandlery」と書いてあり、アレンデールの雑貨倉庫(商店)でしょうか?
内容を見るとマティアスの卵やらバターやら食べ物が多いと思いきや、鉛筆とか紙とかも書かれており、まぁ雑貨なんでしょう。
ただ船大工にこれが置いてあるのは謎です。船で運ぶ役割もあれば、倉庫としても機能している??

あと、"アレンデールロイヤルツアー"(アトラクションで体験するはずの船旅の名前)のために船を貸し出しているのもここのはず...
※妄想終わり!

7番「Trustworthy Cartography=信頼できる地図製作」

“Trust, but Verify.”
「信頼しろ、ただし確認せよ」

In honor of our Dear Captain C. Russell, who helped us navigate through countless uncharted waters.
「無数の未知の水域を航行する手助けをしてくれた、私たちの親愛なるキャプテンC.ラッセルに敬意を表して」

Chat GPTさんによる翻訳

このラッセルさんという人がアレンデール水域の地図製作に一役を買ったようですね。
3枚目のおじさんがラッセルさんだと思われます。

謎なのが2枚目の、地図の上にある粘土?みたいなやつ。
これ、月、ですよね...?
あれ?フローズンジャーニーといえば満月と関わりがあったような...?
おっと、このへんにしておきます。


②「信頼できる地図製作」によるアレンデール周辺水域

次の地図がこちら。

さっき紹介しませんでしたが、先ほどの「信頼できる地図製作」のショーウィンドウにこれらしき地図が置いてあり、ラッセルさんの功績によってできあがったものです。

まずは右半分。
みんな大好き()ローマ数字がありますが、これは1840年を指します。
右下のサザンアイルは言うまでもなくハンスの出身国ですね。

アレンデールのところに小さく先ほどの「ARENFJORD」がありますが、海の上に大きく書かれた「NORDSøEN」はデンマーク語で「北海」を意味します。
ノルウェー語とデンマーク語が混ざった世界。ロストリバーデルタが何文明か決められないのと同じく、これについても複数の国をモチーフにしてアナ雪の世界が作られていることがわかりますね。

そして左半分。
アレンデールの北北東ぐらいの方角にノースマウンテンがそびえています(※地図左側が北ね)
さらに北にはノーサルドラの森が。そしてダークシー、アートハランと続いていきます。


③氷配達の地図/クリストフ専用

最後です。
これはなんと、フローズンジャーニーのDPAレーンでのみ確認できます。

元の地図に赤で加筆してあることから、元々はアレンデール周辺の(主に陸地の)地図のようです。
左上には「Ice delivery Map/Property of Kristoff=氷配達の地図/クリストフ専用」の文字が。
氷職人として女王から認められたクリストフが自分用の地図として書き込んだものだと読み取れます。

(恥ずかしながら最近知ったことなのですが、)このDPAレーンでしか行けない家屋は氷職人であるクリストフの道具を置いておく倉庫のような場所みたいですね。

ニンジンがいっぱいあるのも、、そういうことねってニヤニヤしちゃいますね


...話を地図に戻します。

クリストフが赤で書いている文字は映画の内容を知っているとより楽しめる系のいわゆるファンサービス的な側面が強いですが、
中でもこの地図で特筆すべき点は、トロールの住処を明らかにしてくれていることではないでしょうか?

クリストフは陸路で彼らのところまで行くようですが、アレンフィヨルドを北上していけばすぐトロールに会うことができます。
これって、我々がアトラクションで最初に出くわすあのシーンでは...?🤫

なお、右下に方角が示されているので確認していただきたいのですが、地図上の右斜め上が北です。
アレンデール城から北北東の位置にノースマウンテンがあるのも、2枚目の地図と合致します。



...ということを頭に入れた上で、改めて一枚目の地図を見直していただけますでしょうか?

というか、この地図はフローズンキングダムと同じ配置なので、行ったことある方はそのときの記憶を思い出していただければよいのですが...
城の後ろにアレンフィヨルドが広がる。そこから北上したところにトロールの住処がある。。
であるならば、この地図上だと北は右斜め下、ということになりますよね?
しかし、我々が確認できるノースマウンテンは地図上で言うところの左斜め上あたり。地図では離れたところにあるよーという記載をされているので厳密にはわかりませんが、少なくとも右斜め下側にはないでしょう。

ここでは北北東の位置にノースマウンテンがあるのに
こちら(フローズンキングダム)ではほぼ真逆にノースマウンテンがそびえる


これに対してどう考えるか...は今日は割愛します。
というか、まだ謎です()
考察の種として皆さんにお伝えしておきますね。


...こんな感じでしょうか。
いつもの記事と違って不完全燃焼感がすごいので、誰よりも私がなんか落ち着かないです笑

今回はBGSの紹介なので、有識者のみなさん、間違いなどありましたらどしどしご指摘ください🙇
そして、これらの資料からイマジネーションを膨らませ、様々な仮説を生み出して共有することこそ、我々「冒険者」に与えられた特権です!
ぜひぜひ、なにか感じるところや思いついたことなどあれば、いつでもコメントに書き残していってください📝


それでは、またのご来航お待ちしております⛵️
よい冒険を🌏

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