Invisible
プロダンスリーグDリーグの参加チーム、LIFULL ALT-RHYTHM(通称アルトリ)のファンです。
ティザーと本番作品を鑑賞して読み返したくなった本と漫画を記します。
2024/11/6
D.LEAGUE24-25 ROUND2 LIFULL ALT-RHYTHM Invisible
ティザーと本番は以下の公式のポストをご覧ください。
(期間限定でYouTubeでも観られます!こちらもぜひ!)
D.LEAGUE 24-25 ROUND.2
— LIFULL ALT-RHYTHM (ライフル アルトリズム ) (@LIFULLALTRHYTHM) November 5, 2024
" Invisible "
2024.11.6 (水) 19:00〜!
2nd Match 先攻🔥#アルトリ #Dリーグ pic.twitter.com/9k87xIpsF4
第一生命 D.LEAGUE 24-25
— 【公式】D.LEAGUE (Dリーグ) (@dleague_jp) November 7, 2024
ROUND.2🔥
2nd MATCH
LIFULL ALT-RHYTHM / Invisible@LIFULLALTRHYTHM
▼ROUND.2 見逃し配信はこちらhttps://t.co/MFovFVzio3
▼11/20(水)ROUND.3 一般チケット販売中!
会場でDリーガーを応援しよう📣https://t.co/CnhTvXkhdU#Dリーグ #LIFULLALTRHYTHM pic.twitter.com/Xz4riGJNOc
映像をふまえて、本と漫画のお話を。
『戦争は女の顔をしていない』
作画 小梅けいと 原作 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
監修 速水螺旋人 KADOKAWA
invisibleはロシア民謡のような曲調の作品だったので、旧ソ連の従軍女性へのインタビューを原作としたこの漫画が浮かびました。従軍した女性たちが失ったもの、思い出、帰還後の生きかた。たくさんの女性が語る物語と、ダンサーたちの表現がリンクするように感じました。
『九時の月』
作デボラ・エリス 訳もりうち すみこ さ・え・ら書房
イランの女の子の物語。転校生の女の子と惹かれ合うけれど、それは許されないもので、彼女たちの運命を大きく変えていきます。雪乃ちゃんがリフトされて、みんなの腕が鳥の翼のように羽ばたくけれど、雪乃ちゃんの身体は羽を捥がれて奥に消えていく、、という一連の動きとリンクして思い出された小説。
『侍女の物語 グラフィックノベル版』
ルネー・ノールト著 マーガレット・アトウッド著 斎藤英治訳 早川書房
アトウッドの原作未読、話題になったネトフリのドラマ版未見。過去のような未来のようなどこかの国の物語だけど、何かの拍子にこんな社会が来てしまうかも。完全に階級を分けられたこの国では、「侍女」は赤い服を着ているんです。invisibleの衣装も赤でした。
『神様を待っている』畑野智美 文藝春秋
ティザーの行方不明者数の字幕で連想した本。派遣切りで仕事が無くなってしまった若い主人公が「貧困」になっていく状況を描いています。「助けて」のサインを出せないまま、思考停止になり、行方のわからない、周囲から見えない存在になっていくのをハラハラ読み進めたのを思い出しました。
『言えないことをしたのは誰?』さいきまこ 講談社
中学校の保健室の先生と、男性教師にグルーミングされ被害を受ける女子生徒たちの物語。子どもたちには「助けて」を言える思考も環境も無いことがある。周囲のオトナの何気ない言葉が、子どもを追い詰めること。問題に1人で立ち向かっても解決は難しいこと。いろいろぐらぐら考えていたところに「助けて」のハンドサインのティザーが出て、ぐさぐさ刺さるものがありました。
『島 よくある物語』アルミン・グレーダー 著 畔上司 訳 飛鳥新社
島に、自分たち島民と違う風貌の男が流れ着く。この男の処遇をどうするか、島民たちが話し合う。男は、島民はどう行動するのか。この絵本のことを思いついたのは、アルトリの浜田純平さんのポストから。純平さんの描いたストーリーとは少し違うけれど。
今までも、何度かこういう書き残しをしようと思いつつ先延ばしにしていましたが、今回の作品ではどうしても記録したくなってしまった(^^;毎回いろいろな記憶を呼び起こさせてくれるアルトリ作品、大好きです。今後のroundの作品も楽しみ。