読書記録:ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
どうも、月白です。
前にも書きましたが日々の読書記録は、はてなブログではなく、これからはnoteに書く事にしました。
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
ネットのニュース記事を見てこの作品を知って、タイトルや絵の感じから興味をそそられて、読んでみたいなと思っていた作品だったんです。
kindle Unlimitedで1巻だけ無料で読めたので、ダウンロードしてみました。
楽しみにしていて、前に読んでいた3冊は英国怪談というのもあって、面白いけど、もう少し知識があったらもっと楽しめたのかもしれないとも思ったりもしました。
4冊目にして日本の小説を読んでみた。(子供向け)
収録されているお話↓
目次
・型ぬき人魚グミ
・猛獣ビスケット
・ホーンテッドアイス
・釣り鯛焼き
・カリスマボンボン
・クッキングツリー
・閉店
幸運な人だけが見つけられる店、銭天堂。
「型ぬき人魚グミ」でワクワクしつつ、大人向けの本ではないので、何となく先の展開も読まなくても分かってしまう感じもあったんだけど、読んでいてちょっとドキドキしつつも楽しめたお話で、掴まれかけた感じもなくはなかったんです。
その次のお話「猛獣ビスケット」辺りから「ん?」ってなってきてしまって、文章が変(?)というか、読んでいると違和感があって度々つまずく感じ。
「猛獣ビスケット」は兄妹のお話なんだけど、このお話くらいからモヤモヤしだす。
「ホーンテッドアイス」の主人公とかも怖い話とかが好きな私でも、さすがにないわーってなったり、「カリスマボンボン」も「クッキングツリー」も全体的にモヤモヤするお話が多いと感じてしまいました。
最後の「閉店」を読んでさらにモヤモヤが募る。
「閉店」に出てくる勝ち負けっていうのも、すごくモヤっとしてしまう。
悪い事をしたら自分に返ってくるというか、自業自得みたいな「猛獣ビスケット」はまさにそれな感じがします。
読んでいると文章も変な箇所が、結構あって度々「ん?」と読むのが止まってしまう感じ、2巻のAmazonのレビューで文章が下手ってレビューしている方がいたんだけど、本当にまさにそれって感じ。
まぁ、私に言われたくはないでしょうけども。
それと全部というわけではないけど、結構モヤモヤする話が多い気がする。
「閉店」に出てくる勝ち負けも読み進めていけば、意味が分かるのだろうけど、2巻以降を読んでみたとは正直思わなかったです。
ちょっと楽しみに期待して読んだんだけど、思っていたのとちょっと違ったなぁと。
子供向けの作品のわりには、結構ブラックというか・・・
文章が変な箇所も、これは本を出す前にチェックとか入らなかったのでしょうか?と思ってしまった。
楽しみにしていた分、残念感がすごい。
買えるなら、「釣り鯛焼き」が私は欲しい。
更新日:2022/1/9