エンジニアが「暇な喫茶店」をやるべきである7つの理由
人の来ない喫茶店がやりたくて始めてみました。
ツキシマでーす。
暇なコーヒー屋(ツキシマコーヒー)を始めて2年くらいになりました。
ちょっと前に世の中でこんなツイート(自分のツイートじゃないですけど)がバズってたので、人が来ない喫茶店をやりたいニーズっていうのは、世間に少しでもあるのかもしれないですね。
なぜ人の来ない喫茶店がしたかったのか。
3年くらい前まで普通に外資系の企業勤めをしておりましたが、フリーランスエンジニアとしての働き方ができるかどうかを試したかったのと、その働く場所が欲しかったという簡単な理由ですね。
とりあえず仕事中にコーヒーは飲むからコーヒー屋でもしようかな、くらい。
エンジニアが暇な喫茶店をやることによるメリット。
実際にやってみて分かったメリットが7つあります。
規則正しい生活が出来る
フリーランスのエンジニアであれば、変な時間に寝たり起きたり深夜にプログラムを書いたりしてしまいがちですが、コーヒー屋の開店準備で朝は起きなければいけないので、自然と規則正しい生活になります。
うっかりお客さんが来てしまうかもしれないので、開店はしなければいけません。
おいしいコーヒーが安く仕入れられる
エンジニアの友であるコーヒーですが、当たり前ですが品質の良いコーヒー豆を業務用価格で仕入れられるので、スタバとかでWi-Fiを求めて仕事をしていたときに比べれば相当安くコーヒーが飲めます。
もちろんスタバと違って、自分で淹れなければダメですが。
コーヒーを上手に作れるようになる
毎日たくさん作っていれば、嫌でも上手になります。ついでに豆の産地とかに詳しくなっちゃったりもします。
時間を有効活用できる
例えば喫茶店の営業時間が7時間で、プログラムを完成させるのに必要な時間も7時間あるとしたら、単純計算で14時間必要なのですが、喫茶店の暇な時間にプログラムとか書いてしまえば大幅に時短ができます。
ずっと誰も来なければ、7時間でプログラムも書けて喫茶店も営業できて、ということが可能ですね!(喫茶店の営業の意義・・)
わかりやすい肩書を手に入れられる
いままでは自己紹介で「信号処理、画像処理、制御設計などのアルゴリズム検討のプログラミングやMBDモデリングの出来るエンジニアです」とか長々と言っても大体理解されなかったり、ご高齢の方には「パソコン関係の仕事です」とか適当に言うと「じゃあうちのパソコン直して」(誤認)とか。
自己紹介にはずっと困っていたのですが、もはや「コーヒー屋です」で解決です。もっと格好つけたいときは「バリスタです」とか言えばいいですね。
個人事業とか飲食店営業許可とか食品衛生とかの仕組みを理解できる
私も含めエンジニアは世間知らずだったりしますので、世の中の飲食店がどんな仕組みで動いているかとか、食品衛生関連の知識とか、飲食店の表裏とかを知ることができます。
特に意識せずとも、なんだかんだで飲食店関係の知り合いがガンガン増えていって、いろんな知識が入ってきます。
ご近所さんと顔を合わせる機会が増える
エンジニアはあまり外に出たり日に当たったりしない気がする(偏見?)ので、普通に暮らしてると近所付き合いなどは皆無だったりしますが、コーヒーを飲みに来てくれるご近所さんたちとの交流が増えます。
この辺は犬が多いので、犬友達もたくさんできました。
忙しい喫茶店はダメ。
コーヒー屋ってさほど儲からないですし、そのうえお客さんがたくさん来てしまって忙しくなっては本末転倒ですので、絶対に忙しくしてはいけません。ただ、本当にお客さんが0人だとそれはそれで悲しくなるので、1日にちょっとだけ人とか犬とかが来るコーヒー屋がいいですね。
ということで、次は忙しくしないためのノウハウでも載せようかなと思います。