コーヒー屋が暇なばっかりに、とんでもないカードモンスターを生み出してしまったかもしれない。
ツキシマでーす。
コーヒー屋は相変わらず暇でいい感じですが、なかなかに面白いお客さんが多く来るようになりました。その中でも、強烈なコレクターさんがいるので紹介しますね。
背景①:コーヒー屋は暇なので、カードを集めることにした。
多分、公的カード界隈ではメジャーな部類として「マンホールカード」や「ダムカード」というのがありますが、コーヒー屋の近隣でも配ってたので貰ってみます!
久留米のマンホールカード
筑後大堰のダムカード
背景②:マイナーなカードも結構な種類があることがわかった。
例えば、誰も知らない「水の恵みカード」っていうのが農林水産省から出ており、揚水場などで配ってたりします。私もダムカードの担当さんが存在を教えてくれるまで知りませんでした。
筑後川の水の恵みカード
あと、久留米市の横にある「うきは市」が発祥の「九州古墳カード」っていうのもありました。
珍敷塚古墳(めずらしづかこふん)の古墳カード
こんな感じで、いろんなカードを集めては動画で公開したりしてました。
コーヒー屋のお客さんが、上の動画を見てカード収集を始めたらしい。
そのお客さんは20年くらい前に、佐賀県のほぼ全ての恵比寿様の写真と位置を記録してたりして、そもそもコレクター気質のある人です。(恵比寿さんは何千体もあるらしい。)
そんな人がうちの動画でカードの存在を知り、いろんなカードを集め始めたそうです。
客「ツキシマさんの動画に出てたマンホールカードとダムカード貰ってきました!うきは市にも夜明ダムのカードありましたよ。」
ツ『いい情報ですね!今度もらってきます!』
最初はこんな感じで、コーヒー屋の動画の後追いをしてみましたっていうくらいのレベルでした。
コーヒー屋に来るたびに、コレクションと知識がすごい勢いで増えている。
とある日、
客「ツキシマさん、棚田カードってしってますか?」
ツ『なにそれ知らない!』
客「棚田百選とか棚田遺産のカードです。近くだと、うきは市に葛籠棚田(つづらたなだ)っていうのがあって、ウキハコで配ってますよ!」
また別の日、
客「この前、鹿児島に行ってジオカードっていうの貰ってきましたよ。」
ツ『なにそれ!』
客「ジオパークのカードです。」
https://geocard.net/index.html
また別の日、
客「九州インフラカードっていうのがありましたよ!」
ツ『なにそれ!』
客「近くだとくるめウスで貰えますよ。この黄色いのがスペシャルカードです!」
コレクター魂に火を付けてしまったみたいで、どこからともなく新カードを見つけてきます。他にも名水百選カード、砂防カード、離島カード、歴まちカード、鉄カードの話もしておりました。すごいわね。
マンホールとか古墳カードも遠出しながらガンガン貰ってくる。
どうやらマンホールカードは既に100枚近く集まってるそうですし、古墳カードに関しては難易度の高いカードがいくつかあるんですが、下のリンク先の五郎山古墳のカードは3ヶ月毎に筑紫野まで行って集めてるそう。
で、負けずに私も近所の弘化谷古墳と石人山古墳でカードを貰ってインスタに載せると、これを見たコレクターさんがすぐにコーヒーを飲みに来ました。
客「これ非公式古墳カードですね!」
ツ『なにそれ!』
客「古墳カードの枠にナンバリングがないんですよ。ダムカードも全体の2・3割位は非公式ダムカードらしいです。」
やばい、非公式があるのも初耳だし、目利きまでできるようになってる!
ツ『本当だ、ナンバーがない!』
客「コーヒー飲んだら私も貰ってきます!」
※ 非公式だからダメとかいうわけではなく、オフィシャルサイトに載ってないので探す難易度が高いカードです。
まとめ:コレクターが本気を出すと熱量がすごすぎて感動すら覚える。
あまりにもマイナーなカード情報を持ってるので、感動して「なにそれ!」ばっかり言っちゃうという話でした。
ただ、いつも奥さんと一緒にコーヒー屋に来るんですが、旦那さんがカードの話を熱く語っているときに奥さんはツーンとしてるので、もしかすると悪いことをしてしまったかもしれないですね。
家庭不和の原因になっちゃうかもしれないので変なことは言わないでおこうと思いつつも、盛り上がってくるとつい口が滑っちゃいます。
ツ『そういえばこの前フェリーに乗ったらフェリーカードってありましたよ!』