夜勤・勤務時ルーティーン
YouTubeなどで、人のルーティーンを見るのが好きだ。
他の人の日常。
ただ、家事をしたり掃除をしたりしている姿を見るだけなのだけど、見続けてしまう中毒性があるのは、どういうわけだろうか。
こんな感じで、ずっと見る側の立場にいたのだけれど、今回私も自分のルーティーンをここで、シェアさせていただきたい。
アメリカの病院で夜勤専従で働く看護師のルーティーン
午後4時
起床。シャワーを浴びて、身支度。
午後5時半
滞在先を出発。スーパーに立ち寄り、勤務中の弁当、および、私時間の「朝食」をゲット。
病院に向かい、タイムカードを押す前にカフェテリアで「朝食」を取りつつ、まったりと過ごす。
午後6時半
タイムカードを押し、「朝礼」に参加。
その後、患者さんの受け持ち表をもらい、日勤の看護師たちからの引き継ぎ。
差し迫ってこなさなければならないタスクがなければ、(ERや別のフロアから移動してくる患者の対応など)PCに向かい、看護記録やカルテなどを読んで、今日受け持つ患者さんの情報収集をする。
午後8時から午後10時
この時間が夜勤では、一番忙しい時。
体温、血圧などのバイタルサインを計測して、記録。
そして、聴診器で肺の音を聞いたり、怪我をしている患者さんだったら、傷の状態を確認させてもらったり。
その後、夜寝る前にスケジュールされている、薬の投薬を行う。
午後10時から深夜0時
投薬が終わったら、看護記録の入力をPCで行う。
これが結構のボリュームがあり、実際業務のかなりの時間を占められることになるのだ。
その間も、患者さんのナースコールに対応したり、入院する新しい患者さんの対応。
夜勤ではあまりないけど、逆に退院する患者さんや、他の施設・病院に移転する患者さんの対応をしたりする。
あとは、トレイの介護、おむつ・シーツ交換など。
深夜0時から午前4時
何事もなければ、この時間になると、看護記録も済ませて、ようやく一息つける頃である。
お腹も空いてきて、夜勤の「ランチ」の時間となる。
変わりばんこに休憩をとって、休憩室でお弁当を食べる時もあるが、忙しくて看護記録が書き終わってない場合などは、入力しながらPCの前で弁当を食べるなどといったことも、しばしばだ。
何事も起こらないラッキーな夜は、携帯をチェックしたり、同僚とおしゃべりしたり、まったり過ごせる。
職場のメールを見たり、義務の院内教育のオンライン教材もこなしたり。
しかし、この時間にもランダムに入院があったり、患者さんの急変、エンドレスなおむつ替え、など、忙しい時は、弁当を食べる時間も取れない時もある。
そして、それは実際その日になってしまうと、どれだけ忙しいか、暇かは全くわからないのである。
午前4時から午前6時
患者さんが起きてからの、朝一番の投薬。日勤の看護師への引き継ぎの準備を始める。
朝のバイタルサインの計測を行うが、この時に急変、コードブルーになったりすることも、少なくなく、修羅場になりかねない時間帯ではある。
午前6時から午前7時
朝礼をすませた日勤の看護師たちに、引き継ぎをする。
日勤の看護師が前日だったり、別の日に既にその患者さんを受け持っていた場合は、話は早いのだが、初めて担当する患者さんで、複雑な経緯がある場合は、ものすごく長い引き継ぎとなってしまう。
この時、お互いの相性や、引き継ぎスタイルの相違などで、看護師同士、火花が散りやすい場面ではある。
午前7時
タイムカードを押し、帰宅する。
滞在先に帰って、シャワーを浴び、軽い朝ごはん、もしくは「夜食」を食べ、メールやYouTubeをチェックした後、就寝。
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