アメリカ5ドルミールセット⑤ 〰 ウェンディーズ
アメリカ5ドルミールセット第四弾は、ウェンディーズを紹介させてもらう。
ウェンディーズは、アメリカではまあまあ見かけるのだが、日本の店舗数は53店舗とのことで、調べてみると主に首都圏に出店が集中していた。
地元の神奈川県には、かなりの店舗があって、個人的には何となく馴染みのあるチェーンだが、関東地方以外の方では見慣れないチェーンであるかもしれない。
ウェンディーズのセットの内容は、マック、バーガーキングと同じく、バーガー、ポテト、ナゲット、ドリンクの4点セットとなる。
バーガーは、Jrベーコンチーズバーガー、BLTチキンバーガー、ダブルバーガーの3種類から選べる。
だが、前回までに紹介した2チェーンに対し、ウェンディーズには凄まじい伏兵が控えていた。
シンプルなチーズバーガー、チキンバーガーを選んだ場合は、ポテト、ナゲット、ドリンクの同じ4点セットで、さらに4ドルという値段設定になる。
ドリンクなしで、小さなチキン2ピースとマッシュポテトだけのケンタッキーの4.99ドルセットをみてしまった後だと、あまりにもお得なセットである。
これまでのシリーズを読んで下さった方なら、私がどのバーガーを選んだかはお分かりだと思う。
そう、Jr.ベーコンチーズバーガーである。
バーガーにトマトが入ると、ビジュアル的に一気に美味しさが増すのは私だけだろうか。
トマトの赤、チェダーチーズの黄色、レタスの薄緑のコントラストに、なんとも食欲をそそられる。
味はびっくりするほど格別、というわけではないが、安定して美味しい。
バーガー、ナゲットとともに、バーガーキングに近い位置にある味付け、素材で、ジャンクフードみが、マックに比べて少ない。
ウェンディーズのドリンクも、無糖アイスティーとともに、やはりバーガーキングと同じ、選び放題・カスタムし放題ドリンクマシーンが使える。
こうしてみると、マックのドリンクのチョイスの少なさがかなりの欠点にみえてくる。
5ドルミールセットの中では、特段目立つ点はないウェンディーズだが、シンプルなバーガーを選んで4ドルセットとした場合は、これまでで、抜群のコスパ、満足度で頭一つ抜けたといえよう。