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アニメージュを読んでいた時期

実際に購読していたかどうかは、今になっては定かでないのだけれど、中学年から高学年の間のいつからか、りぼんに加えて、アニメージュを読み始めていた。

きっかけは、小4の時にテレビで放映されていたナウシカの映画をみて、どハマりしたからだった。

VHSのビデオテープに録画したナウシカを、それこそテープが擦り切れるまで繰り返し見て、冒頭30分ぐらいは、セリフを完コピできるぐらいまで一時は達していた。

当時ナウシカの原作漫画がアニメージュで不定期に連載されていて、にわかでも既に熱狂的なファンとしては、チェックしないわけにはいかなかったのだ。

幸い、地元の公民館の図書室の雑誌のラインナップにアニメージュもあって、最新刊は貸出しはされていないので、もれなく閲覧できていた。

なので、自分の好きな特集がある号は買っていたけれど、それ以外は図書館で読んでいたような気がする。

ナウシカの原作が連載されているということで、アニメージュはナウシカ、ジブリの機関紙のようなもので、アニメキャラ人気投票というのが毎号行われていたのだが、1位は常にナウシカであった。(そのうち確か、ナウシカは殿堂入りの扱いになった気がする)

このように、ナウシカ・ジブリファンということだけでアニメージュを読んでいるのだったら、オタクにはならない人生を歩めていたのかもしれない。

ナウシカの前に私が好きだったアニメは、クリィミーマミなどの魔法少女ものや、キャッツアイだったので、リア充の方向に転換できる余地はまだあったのだった。

しかし、高学年になったぐらいに聖闘士星矢の放映が始まり、それにハマった私は、一気にオタク方向へと舵を切ることになってしまったのだった。

アニメージュには、テレビ放映されるアニメの詳細な情報が掲載されていて、それには作画監督などの制作スタッフの情報も含まれていた。

小学生だった私は、いっちょ前に作画の出来を予想したり、実際放映されたのを見て、オタク友達と出来を批評するなど、かなり生意気で、どっぷりなオタクと化していたのだった。(来週は荒木さんが作画監督だから、期待できるね、なんて語っていた)

そこからアニメイトでグッズを買い求めたり、(小学生だったので、聖闘士星矢のペンケース、下敷きといったもの)、コミケに同人誌を買いに行くまでになってしまったのだった。

中学に入る頃となると、聖闘士星矢への熱も下がり始め、アニメよりは漫画やラノベの方により関心が向くようになったので、いつの間にかアニメージュを読むのはやめてしまうようになった。



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