俺の哲学、お前の哲学(あきやさん講演会)
自宅学習ガールズとしてひとりねりねりみちみち考えていたのですが、ついにあきやさん講演会デビュタント(アーカイブ視聴)を決めました〜〜〜💃嬉
「アーカイブチケット買えなかったかも……」という軽率なつぶやきに反応してくださった方々(あきやさんご本人含め…😭)本当にありがとうございました……!!!そして「今までなんでアーカイブでも買っておかなかったんだ!」というくらいおもしろかった……わたしも百貨店のマダムたちのようになりたい……💍
文面と実際にお話された感じの印象が違うタイプな人がいるけど(それはそれでとても好き)あきやさんは完全一致タイプで、お話にもテキストで感じるやさしさを纏ったエンパワメントを感じ素敵でした🥹🤍
勝手力:勝手にやる力
3つの力の中だったら一番自負がある
今回は身につけて欲しい力として3つの例を提示してもらいつつ、お話が構成されていました。その中でも「ここはいけるぞ!」と思ったのはこの勝手力。
わりと個人主義な家庭で育ったので、あまり口出しする親ではなかった&ファッションに限らず勉強しろなども言われたことがなかった。
ちなみにわたしの考える愛は「視線」なのですが、押し付けず忍耐強く観察して寄り添ってくれた両親の哲学のバトンを受け継いでいるのかもなあとも思った。サンクス!!!
そんなふうに勝手を許されるベースが整っていたからか、勝手をしていたら仲良くなる友だちもみんなそんな感じで「好きにやってるぜ!たのしいぜ!」な人が多かった。なので勝手力のメリットとして実感が一番強いのは「気の合う人が集まる」かもしれない💭
一度だけかつての恋人に「もっとこういう服を着たら?」とわたしの現状とかけ離れたブランドを提案されたとき「理想押し付けてくるのキモ〜い🥹そんなに好きならお前が着れば?🥹」と思えた(そしてそのあとすぐ別れた。たぶん人生最初で最後に遭遇したモラハラの民だった)ので、勝手力についてはかなり思想として浸透しているのではないでしょうか。むしろ支配されそうな気配に敏感なので、実際はとても臆病なのかもしれない……
「お洋服は何回着るのかを決めて買う」
「これは最近できるようになりつつある!!!」と思ってさっそく自画自賛しました👏「お洋服ひいてはモノ全般をどの頻度でどのように使用するのか決めてから買う」は長年コントロールしたいけど出来てない盲点だったのだ……!
コンセプトを発見し、それに沿って生きられるようになるのがJJF的ゴールかなと思うのですが、わたしにとってはモノとの幸せな関係を探り続ける意味合いが大きいなと思いました💭そしてお金は、モノとの幸せかつ持続可能な関係を保つためのでっかいキーポイントだ!!!
ちなみにわたしはリラックスできる素材で出来た日常着を毎日ガンガン着る+アクセサリーやバッグで上質さを補完する(でも毎日ガンガン使用する)みたいな方向性がすきです🫶持ってるものをしまっておくのがあまりすきではないので、常に持ち物たちには満身創痍になっていてほしい。
装いの哲学:あなたはどのタイプ?
今まで金欠気味のカール・ラガーフェルドだったのですが、あまりにも持続可能性が低いのとカールな自分をすきになれず反省し続けていた四半世紀……。特にオーダージュエリーを注文してから「短いスパンで売買を繰り返す」というやり方が気持ちにフィットしないなあと感じていました。性格は飽き性ですが、わたしにとっての装いの哲学は「生活(持続可能で心地よいこと)」がピラミッドの根底を支えているのかもしれない。
講座の中で一番おもしろいっと思えたのはメイヤー夫妻のセブンデイズシャツ論でした(ちなみに知らなかった)。惹かれたポイントとして、曜日で分けるというよりはシャツという括りの中で考え方を展開していくやり方がすごくすきだったし、しっくりきたというのがある。
似合うお洋服、どうしても素材や形が似てきてしまうので似合うと思える枠の中でムードを設定するのってすごく合理的かつ実験的ですてき✍️
ついでに以下の記事を読んだらジルサンダーというブランドの「用の美」の哲学についての共感がすごくて、頷いてたら首もげた😉ジルサンダーもっと試着しにいこう……!
例えば、おばあさんがおそらく孫のお下がりであろうsnidelのカーディガン着ていたり、釣り好きのおじさんがフィッシャーベストにありとあらゆるものを入れていたりする姿に、ものすごい生活の愛しさと哲学を感じ、そこから生まれる違和感や唯一無二に一番惹かれるのですが、そういうものをわたしも醸し出して行きたい。でもどうしたらよいのはわかりません。「個人的な生活が前提にあって、そこに服が存在する」は今後コンセプトに反映できたらいいなと思います。
ちなみに動物の骨って、筋肉の隙間に合わせて発達して完成するらしいです。めちゃくちゃ美を感じるな〜〜。わたしにとっての服って、骨の形成のような後付けだけど美しいモノな気がする💭
自作自演力:コンセプトを使ってやり通す
一番自信がない自作自演
身につけたい力二番目にして、PCの前で時差泣き🥹
自覚として、自分ひとりだとどこまでも勝手にできるのですがいざ「ランドに誰かをお招きする」となると途端に弱腰になってしまう……。とにかく誰かに見られているとか、誰かの時間をもらっているという意識が発生すると途端にすべてがつらく、いざ誰かを巻き込む企画となると実行する勇気と完了させる胆力がまったくない🥹そしてそのような企画を一度も楽しめたことがない🥹泣
ここには生まれてから今まで脈々と繋いできた何らかの闇があるような気がしているのですが、いまだ紐解いていません。こわいよ……!!!
「ももこの21世紀日記」を読んで
生まれてこのかたこのような状態なので、誰かをランドにお招きするなんてたぶん一生絶対やらないし無理無理🥹と思っていたのですが、あきやさんが講演でおすすめされていた「ももこの21世紀日記」をとりあえず読破しました。自分のこういうところすき。
イラストと150字くらいの日常エッセイを淡々と記していく内容なのですが、ねえねえわたしが探してたランドってここじゃん。人のおかしみとか、かわいさみたいなのを見つけてひとりでくすくすしたり愛でたりするのがめちゃくちゃすきなのですが、そういうのを部屋のドアを開けておくみたいな方針でやるのめっちゃいい〜〜〜!!!あと、さくらももこは生きるのをたのしむのがめちゃくちゃ上手でマイブームが常にあるところが最高だった。
#コンセプト会のワーク について
みんなで集まってテーマがわたしの会を時間いっぱい味わってもらう方針のものを想像すると本当に冷や汗が出てしまう(ので結婚式も挙げなかったし、誕生日とか何かのお祝いとか本当に苦手なのだ)が、逆に「ドアをちょっと開けておく」形式のものだったり、わたしも自分以外の誰かに興味を向けられるような対話や持ち寄る形式のものだったらイケそうな気がする。
そこで考えた会は以下🦑
せっかくデザインできるので、なにか作りたい気持ち!
印刷物を制作する会は、毎月他のJJGさんのワードローブを着せ替え人形風にするとかも可愛いかもしれない💃
あとは人の書いたものや作ったものを見たり聞いたりするのが結構すきで、ありとあらゆる解釈を知ることに喜びがあるのでラリー形式でやるのがいいなあと思う。そして、もしzineにまとめるならみんなで製本作業したい。
もはや会ではない気がするが、もしこのような会を開くのであればわたしは今着ているような服を着てテキストを書いて、デザインを作って、入稿して、製本のときも作業しやすいような服を着ていくと思う。
最終的にわたしのランドはコンセプトにもある「自分ひとりの部屋」「アトリエ」だと思うし、そこでは生活や制作をしているのが理想なので、つくづく自分にとって服はメインではないのだなあ〜〜〜。
自画自賛力:自分で自分を褒められる
褒める前にネクストアクション立てちゃってるかも
例えば制作物で言うと、こっそり心のなかで自画自賛するくせに人からの褒め言葉を全然信用できないので、褒められると逆に「全然よくなかったのでは……?」と疑う最悪のめんどくさい人間😉完成したときの自分の実感しか信じられないよお〜〜〜
あとは「愛でる」アクションが限りなく短いので制作でも出来た瞬間に興味を失ったり、次のTODOに興味が移ってしまっているかも……。
上記の最悪なところは、本来すきではじめた物事がどんどんタスクに変わっていき、心がパサパサになる点です。効果としては人生が無味乾燥になっていきます。最悪!
ただ人間性としてはいいところに目が行きがち(デメリットを考えたりMOREを発見するのが苦手)なので、自画自賛の素養はあるはず❤️🔥
そして「心踊る名詞 / 動詞 / 与えたい気持ち」を考えるについて。あきや先生的自問自答のキーワード探し、最近読んだ自己理解とかコーチングのメソッドと同じで感動……✍️
学生時代に勝手にやってたこと
まず、学生時代に勝手にやってたことについて。
心踊る名詞
自分の動詞
こんな気持ちにさせたい
なんていうか、エピソードとか流れのあるものがすきなので、制作するにしても物語があるものだったり、一枚絵よりはレイアウトだったり写真集だったり、そういうものがすきです。「意味」がすき。
あと、誰かに対してどうなって欲しいという希望が本当にない。どちらかというと、自分が思った通りの気持ちになって欲しくない。強いていうなら、目の前の人から「なぜ?」「わからない」→「もしかしてこういうこと?!」「発見!」が欲しい。そのために自分の考察をぶつけてみて、話してみたいと思っている。いつも知らないものが欲しい。
コンセプト2択テスト:あなたはどっち?
コンセプトアプデの機運
講演を聞いて、自分の中のキーワードがギュギュッと集まってきたような気がする💭
このへんはもっと考察していきたい。半開きのドアと、そこから漏れる音楽やくすくす笑いみたいなイメージ。唯一無二の個人的な生活を、如何に新鮮におかしみとかわいらしさと感動を見つけてたのしめるかが豊かさな気がしている。ので、それを支えるお洋服と消費について考えていきたいなあ〜〜
自問自答たのしいですね🥹こんなすばらしいテーマをくださってありがとうの気持ちです🤝永遠に脳が喜んでる🤝!!!