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こごみという山菜について

こんにちは、つきのわ商店の山田です。
先日販売した、「こごみ」という山菜の下処理・食べ方について書きます。

「こごみ」とはなんなのか。こちらです。

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この丸くなっているところを食べます。長い茎はもぎます。

「こごみ」はあんまりアクがない山菜で有名なのですが、とはいえ、アクがあります。アクないしそのまま食べられるのでは?と思って焼いて食べてみたのですが、苦すぎて食べられませんでした。その話を地元の人にすると、「こごみだばゆがかねばだめだ」と笑われました。こごみは湯がかなければなりません。

ということで、下処理のお話。
まず写真の茶色いふさふさしたものを取り除きたいです。

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水で何回も洗えばとれていきます。ざるに何回か移し替えながらふさふさをとってください。

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そして、ふさふさがとれてきたら、茎も一緒にとっちゃってください。

茶色いふさふさもとれて、茎もとってきれいになったな〜と思ったらお湯をわかします。
わいたお湯に塩をさっと入れてきれいにしたこごみを入れます。

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こごみの色が濃い緑色から薄い色に変わって、熱湯の色が緑色になってきます。これがアクだとのことです。

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アクがとれたら(1分もゆがけば十分だと思います。でもちょっと苦かったので苦手な人はよけいめにゆがいてもいいかもしれません)、さっと流水やら冷水で冷まします。冷ましたらざるにあげて水気をきってください。水気をきってないと、格段においしくなくなります。

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ここまできたらあとは塩を振って食べられます。あつあつで食べるのもおいしいので冷ます前に食べるのもよいです。秋田ではごま和えや、マヨネーズ和え、ひたしなどで食べたり、天ぷらや、お味噌汁の実としても食べているみたいです。いずれにしてもしっかりアク抜きをしてから食べてみてください。

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ごまあえは、ごまをすったところに、砂糖を適量(多めがおいしい、味見しながらつくってみてください)入れ、混ぜ合わせて、そこにめんつゆを加え混ぜ合わせてペースト状にしてください。適当にやってもけっこうおいしくできます。

ということで、わたしもこれからいただきまーす。

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