【月の和〜祈りの調べ〜】 産声その②
祈りの伝来と融和
令和元年晩秋
超宗派の僧侶たちによる声明公演を聴きに行った場で、月が空に上がる頃から始まった北インド古典音楽のラーガに出会った。
ワールドフェスティバルのような会場などで見聞きしていた民族音楽とは違う即興の祈りの調べ。
そしてシルクロードから伝来した古典の調べと日本の古典の調べの融和。
命は祈りの調べと共に、時の流れの中で旅をしている。
生きてるって素晴らしいと心から思った。
日本の祈りや調べはインドと言われてる地域からシルクロードを経て日本に伝来し、土着のそれらと融和して今の形になったのに、その発祥の地や旅の途中の地の事は知られていない。私は知りたいと思ったし、それらを忘れてしまっている、いや、考えもしていないかも知れない人たちに知って欲しいと思った。
文責:今野なぎさ(立案・企画)
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