刀剣乱舞 大演練 控えの間 感想とか

昨日8/11に、無事、大演練、ライブ配信されましたね。私は昨日鶴丸トークの瞬間に家のwifiが落ちましたので、今日(8/12に再ライブ)も配信を見まして……。
本当は科白劇の考察?というか感想を先に書こうと思ったんですけどね、鳥頭にはちょっとうまくまとめられなかったのでディレイ配信見てから書きます。

なんでわざわざ大演練で記事を書こうと思ったのかっていうと……まあ、Twitterで賛否両論だったからというか、その言葉がなんというか、色々考えさせられるものだったなって思ったからなんですね。
Twitterで呟こうかとも思ったんですけど、こういうのは絶対長文になって、最終的に何が言いたかったかわかんなくなるのが関の山だと思ったんで、書き直し、読み直しできるnoteに、ファンとしての自分と、役者の卵としての自分(9:1くらいの比率だと思う)としての意見を綴ろうかなと……。

以下、思ったことをつらつら述べていこうと思います。


まず、最初は東京ドームを満員にから半分にしたら、無観客なら、映像なら、色々考えた結果こうして中の役者さんででもライブで配信してくださったこと、本当にありがとうございます。
当初考えていた企画とは大幅に変更したなか、大きな放送事故もなく、無事に流すことができたこと、本当に凄いと思います。


これ、中の話になると思うんですけど、zoomの配信って、結構大変なんですよ。
使ったことある方も勿論いらっしゃると思うんですけどね、まず、下準備が大変。企業だから勿論有料登録しているかと思うのですが、配信の予約するのとか、ルーム控室の管理とか、マジで面倒なんですよ。
(私はあくまで少人数のミーティングを主催しての感想ですが、招待だったりとか色々面倒ごとが多いの。)
あと、通信回線の問題。ちょっと乱れたりとかっていうことはあったけど、すごく気になるみたいなのなかったじゃないですか。これ、凄い管理大変だったと思うんですよ……。しかも、その対応しながら10万人以上の人が問題なく観覧できるようにするにはかなりの準備と手間と、当日の神経を使ったと思います。本当にお疲れさまでした。

次に役者さんたち。
皆さん人気もあるし、出演中の舞台がある方もいる中、キャスト発表された時点から誰一人欠けることなく参加してくださいました。
本当にありがとうございます。
このご時世、凄く気を張って体調管理もして、舞台もして、本当に大変だと思います。その中で、zoomというツールを用いてでも元気な姿を見せてくれたことは、1ファンとして嬉しいですし、1役者として、本当に尊敬します。
キャラクターをイメージしたグッズや服装などを気にしてくださる方もいてくださったこと、作品への愛情を強く感じることができて嬉しかったです。
折角の機会を盛り上げようとしてくださった方も、真摯に自分の想いを伝えてくださった方も、大演練を大切にしてくれているのだなと感じることができました。

とまあ、こんな形で語っておりますが、言いたかったことはここじゃないんだ。(いや、此処も言いたいんだけど。)

この記事を書いたきっかけは、私のTLの方の呟きです。
要約すると、「ゲームアニメオンリーの人と、舞台とかも含むコンテンツが好きなところの亀裂が深まった様に感じるな。」ってことです。
まあ、このツイートを見た時、私はゲームもアニメもステもミュもコンテンツひっくるめて好きだったのでそこまでは感じていなかったんですけど、タグとか大演練とか検索すると、感想がいっぱいある中で、本当に賛否両論だったんですよ。
※一言前置きしておくと私は別にどちらもけなしたりしたいとかでは全くないです。

Twitterって自分の思ったことを気軽に呟けるものなので、ぶっちゃけたところ何呟いてもいいと思うんですよ。その人がどう思うかはその人の自由なので、他人に意見を強制される必要はないし、強制することもすべきではないと思っているので。ただ、それが他者の目に入った時、どうとらえられるかっていうのが、今のご時世大事だと思うんですね。


正直なところ、私もそれはわかる、と思う部分も勿論ありました。
よく喋る人と喋る量の少ない人の格差、初めましての方の部分とか、気になりましたよ。話の進行等に関わる内容なので、これは要望とかアンケートで書いてもいいと思います。

ただ、○○の方は……とか、他者を下げて自分の支持しているものを上げるっていう形はどうしてもいただけないなと思うんですよ。
何度でも言いますが、思うのは自由です。思考に関しての自由があるので、そう思うのは好きにしていいと思います。ただ、それを口に出すときは注意が必要だと思うんですね。
「○○って嫌だよね。やっぱ△△最高!」みたいに、自分の好きなものを上げるために他を下げる行為は最低だと思うんですよ。
これ、憎しみとか、恨みとか、負の感情しか生まないわけです。
誰だって自分の好きなものをけなされたら嫌じゃないですか。
それをしちゃってるんですよ、その言い方するだけで。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いで結構。
でも、「あなたにとっては嫌いでも、誰かにとっては好き。」なんですよ。
それ、溝を大きくしてコンテンツ自体をつぶしかねない恐ろしい思考だってことをよく理解してほしい。憎しみあっても何もいいことないから、まじで。
自分が好きなものを伝えたいなら堂々とそれだけで勝負しろ、他を巻き込むなかれ。

あと、もしこれを役名又は役者さんのお名前で出している人がいたら、本当に止めろ。
それは、己の推し(キャラでも俳優でも)を下げる行為に他ならないし、もしかするとあなたの一生を脅かす可能性があるから。
昨今SNSで簡単に交流もできるし、何気なくエゴサできるわけじゃないですか。誰しもが加害者になる可能性があるんですよ。
最近よく、誹謗中傷で慰謝料とか、それが原因になって自殺された方などのニュースがあると思います。
(Twitterでもよく流れてるだろ……どうやって弁護士に相談したかみたいなレポも上がってるぞ。)
SNSだと希薄になってきてるけど、その画面の先には人がいるの。

役者も人なんだよ。本当に、華やかに見えるけど、ほんとそれは一部だけで、程度はあれ皆命削って役作りしたり、稽古したりしてる。(役者好きな人は知ってるでしょ?)
うまくいったと思っても評価されなかったり、逆にうまくいかなかったものが評価されていたり、本当に生もので、わからない世界なんですよ。
やった役ってその人のイメージになるから、悪役やったりすると結構心無い言葉を投げかけてくる人いるけどさ、役は役で役者本人じゃないのよ。
勿論、感想を伝えることは悪いことじゃない。よかったとかそういってもらえると本当に嬉しいし、反応があると頑張ってよかったってなる。
万人がすべて素晴らしいって言われることはないと思う。
だけど、嫌いとか、死ねとか、マイナスな言葉を投げつけるのはどうかしてる。
これ、役者だけじゃないんだよな……誰に対してもそうだってことをよく理解してほしい。理解できないならSNSに触れないことをお勧めする。


大演練に話を戻すけど、アニメや原作とかだけの人からしたら、大演練、ほぼミュとステじゃん、ってなったと思う。
確かにそうだよね。最初告知やshowroomとかで、アニメやゲームもひっくるめてっていう形で言ってたから期待してたと思うんですよ。
だから、実際見てそう感じた気持ちはきっと悪いことじゃないです。
刀剣乱舞というコンテンツはとっても幅広くて、原作のゲームから、アニメ(活劇、花丸)、2.5次元と多彩で、自分の好き嫌いがあるのは正しいと思います。がっかりした気持ちは、アンケートにぶつけるもよし、一旦2.5から距離を取るなど、思うようにしていいと思います。(上の誹謗中傷や伝え方には気を付けてほしいけれど……)


ただ私は、後出しじゃんけんみたいに感じたら申し訳ないんだが、この大演練の開催は、多分5周年のお祝いもあるけど、この機会にミュとステの邂逅してみるか、って感じのイメージで、ゲームの方は本丸博がそれだったのかなと思ってしまっているんですね。(本丸博はコロナの影響を多大に受けてしまっているので一概には言えないんですが……)
ゲームもアニメもすぐにできるものではありません。出せる情報、作れる映像にも限りがあると思います。この時世で、思うとおりに物も作れないところもあると思うので。ただ、刀剣乱舞というコンテンツ自体は、ユーザーを考えてくれていることは間違いないと思うので(太刀極も実装されるし)自分の信じたいコンテンツを信じればいいと思います。←


此処からは私の感想なんですけど、ぐだぐだだと感じたことも勿論あります。もう少し質問とかしっかりしといたほうがよかったんじゃとか、思うことがないわけじゃないです。

役者さんの何名かが、前日にリハをした、みたいな感じのことを言っていたと思います。
その時点で初めましては済ませててよ、っていう感想も見ました。気持ちはわかる。
でも、擁護するわけではないんですが、たった1日のリハで、しかも、ソーシャルディスタンスやら他舞台の稽古との兼ね合いやら、zoomの対応やら、映像の入れ方やらをしていたら、正直挨拶どころじゃなかったと思うんですよね。元々の構成をがっつり組みなおして、どう組み合わせてっていうのを恐らくぎりぎりまで考えていたんじゃないだろうかと思うのです。
正直だれがどの舞台に出ているのかとかふわっとしか知らないので一概には言えないですけど、大演練のリハもどんなものかもわからない状態では言えないなと……。
それに、最後に鈴木さんが、「我々も初めてお会いする方が多く、本来なら稽古で人となりを知っていくはずが……」みたいなことを言ってたのがすべてなような気がしてしまう。

あと、司会とナビゲーターに関しての話ね。
私は正直、司会のお二人はよく回してくれたなって思ってます。理由は簡単。あのお二人の本職は役者であって司会じゃない。役者はしゃべりではなく演じることが仕事。司会は喋ることが仕事。これは似て非なるものです。確かに、役者の中にはそういった仕事をされる方もいますが、アナウンサーや司会という専門の人がいるということは、それだけ技術がいるんですよ。
司会をつければよかったって意見も勿論わかります。でも、ステとミュ、療法の知識を持った司会がそんなすぐに見つかるか?ってことなんですよ。
基本的にイベントとかで司会をしてる専門の方って、ちゃんとその作品のこと知ってますよね?この膨大なステとミュ、全ての知識を網羅するのって、かなり難しいと思うんですね。急備えでこの二人に白羽の矢を立てたのは、そういうことじゃないのかなと思います。
ナビゲーターの御笠ノさんもですね。あの方は脚本家、演出家であって喋りが仕事の方じゃないので、多くを求めすぎじゃないかなと。そりゃ勿論質問はもう少ししっかり練っておいてほしかったりとか要望は色々ありますけどね。
でも、ああやって初めましてとかそういうのをしたことによって、知らない役者さんの思わぬ一面みたいなものが見えた部分があるので、私はそれはそれでよかったかなと思います。
きっと多分、これを含めて大演練を更にグレードアップして超演練にしてくれるのではないかなと。


結論としては、「72振りで3時間は短すぎる」ですかね。
次回同様に控の間のようなものをしていただけるのであれば、もう少し少数にするか、時間を倍くらいにしてお送りしていただきたいところです。
そのころにはこのコロナも収まって、皆で満員のドーム(もっと広いとこでもいいけど)に集まって、楽しい時間を過ごすことができたらなと祈っています。

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