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【出産レポ⑤】産んだあと。

・胎盤

出産後、割とあっさり出てきた。

ここまでの流れが色々とバイオレンス過ぎて
見たら死ねる、と思ったので見なかった。


栄養たっぷりで食べられるという胎盤。

知り合いの奥様に
「もらい受けてステーキにして食べた」
という方がいた。いやはや。


「胎盤どうしますか?持って帰りますか?」
などは特に聞かれなかった。
事前のバースプランに書けばいいんかな?
私は食わんけど。


・会陰切開の縫合

胎盤が出たあと、先生に股の傷口を縫われた。
チクチクというよりブスブスが正しい。(死)


会陰切開をする理由は、
股が裂けるよりもあらかじめ切った方が
治りが早いから。

しかしわざわざ切ったにも関わらず
盛大に裂けた。らしい。

どういう風に裂けたとか
何針縫うとか詳しくは
意識が遠のきそうなので聞かなかった。


そういえば、切開する前に
歯医者みたいなノリで
麻酔の注射を打ったな。
注射は、歯ぐきに打つよりは痛くなかった。

その麻酔もまだ効いてるし、
お産の痛みに比べたら大丈夫って
そんなわけねーよ!!
痛いよ!!!

わめいたり泣いたりうなったり
やりたい放題の私。
もはや恥などない。


縫合より先に
娘の湯浴みが終わったらしい。

「お隣に赤ちゃん連れてきましょうか?」

私「今はムリーーー!!!」(おい)

娘は向こうで待機させられたw

担当の助産師さんは縫合の時まで
私に寄り添い手を握り励ましてくれた。
優しさにキュン……(´;ω;`)


・娘と対面

縫合が終わり、私のベッドの脇に
新生児用のベッドをつけてもらえた。

黒目がちの目がぱっちりと開いていて、
ちょっとびっくり。

みーみーと泣き出したところで
私のベッド、顔の隣に置いてもらうと
ぴたっと泣き止んだ。

おめめぱちくりのキュルルーン!

え、かわよ……(*´Д`*)


助産師さんにツーショットを撮ってもらう。

周囲は撤収モードで
何やら忙しそうにしており、
しばらく放置されそうな雰囲気だったので
夫にビデオ通話で連絡した。

この時点で出生時刻から1時間後くらい。

私の実家で待機していた夫が両親を起こし、
皆でお子を愛でタイム。
(なぜか音声が全く出なかった。通信環境?)

娘は終始大人しく、
そしてカメラ目線だった。
ビデオ通話が終わると指しゃぶりを始めた。

かわゆし……(*´ω`*)


・LDR室で休憩

片付けが終わり、娘は新生児室へGO。

私は病室の準備ができたら迎えに来るので
このまま休んでてくださいと言われる。

出血が子宮の収縮が早まるということで
お腹の上にデカい保冷剤を置かれた。


ちべたい……

とにかく、終わったんやな……

助産師さん「このあと産後のオリエンテーションをしますね」

スパルタ……

産後は待ってはくれない。




娘をはじめて見たときの感想。

まだ自分が母親になったという
実感が持てず、

まず思ったのは
「似てねえな……」w

そして
Lady Gagaの「Born This Way」を
思い出しながら
「完璧な子……」
と思った。


My mama told me when I was young
子供の頃 ママは言ってたわ

“We are all born superstars”
「私たちはみんな 生まれた時から スーパースターなのよ」

She rolled my hair and put my lipstick on
私の髪を巻いて 口紅をぬってくれた

In the glass of her boudoir
ママは 寝室の鏡の前で

“There’s nothing wrong with loving who you are”
「ありのままの自分を愛すれば それでいいのよ」

She said, “‘Cause He made you perfect, babe”
ママは言った 「だって神様があなたを完璧にしてくれたわ ベイビー」

“So hold your head up, girl, and you’ll go far
「だから 顔をあげて そうすれば遠くまで行けるわ」

Listen to me when I say”
「ねえ 私が話をしている時は ちゃんと聞いて」
Lady Gaga「Born This Way」より



(この方の和訳が良かったので拝借しました↓)



最後まで良い歌詞なんじゃよ。

生まれてくる全ての子どもに
この歌詞を捧げるよ。

(自分が書いた訳でもないのに
押しつけるオバサンだよ☆)


10年前にPVを見たときの感想は
「なんか怖い……」だった。

出産を経験したあとで見ると
示唆に満ちていて
新たな感慨があるなー。



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