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『竜胆と鈴蘭』11:プロット100本できるかな。

 タロットカード6枚引いて小説のプロット100本作る創作訓練やってみた記録です。


◆引いたカード◆
1主人公の現在:力(正)穏やかな強さ、積極性
2主人公の近い未来:運命の輪(正)物事の好転、運命的な出来事
3主人公の過去:正義(正)バランスのとれた判断、常識的
4援助者:悪魔(逆)更正、目が覚める
5敵対者:節制(逆)不毛、忍耐力の無さ
6結末:女教皇(逆)あさはかさ、気難しさ


『竜胆と鈴蘭』11/100(学園物?)

 誰からも慕われる生徒会長の浅森は、その人柄と学校全体をよく考え抜いた采配で盤石の地位を築いている。
 ある日、ずっと休学していた生徒が登校。実は幼い頃に引っ越して以来疎遠となっていた浅森の親友だった。再会した三嶋はどこか凶暴な一面をのぞかせるも、優しくて明るい性格の弟分そのままに浅森には見えた。
 休学の理由を、病気だのネンショウに入っていただのと、口からでまかせばかりで本当のことを教えない三嶋。
 やがて三嶋を中心に学校がゆるやかに荒んでいくが、誰もとめることができない。悪魔的な三嶋の魅力に、浅森もすでに捕らわれていた。(了)


 自分が型にはまって抜け出せないのがよく分かるというか、バサッと目の前につきつけられるというか。
 うっかり「突破力」で検索して出てきた本をポチりそうなくらい。

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