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『サンダルの底に花は咲いて』23:プロット100本できるかな。

 タロットカード6枚引いて小説のプロット100本作る創作訓練やってみた記録です。


◆引いたカード◆
1主人公の現在:力(正)穏やかな強さ、積極性
2主人公の近い未来:皇帝(逆)弱さ、優柔不断
3主人公の過去:運命の輪(正)物事の好転、運命的な出来事
4援助者:恋人(生)祝福された愛、遊び
5敵対者:死神(正)終止、悪い変化
6結末:正義(正)バランスの取れた判断、常識的

『サンダルの底に花は咲いて』23/100

 捨て子だったニコは拾ってくれた戦士長の恩に報いるため努力し(運命の輪・正)、優れた戦士に成長した(力・正)。
 戦士長の代替わりは、現・戦士長に戦いを挑み、勝敗で決する。ニコは人望も厚く、老齢の戦士長と交代を求める声があった。
 養父と戦いたくないニコはぐずぐずと態度をハッキリさせないが(皇帝・逆)、それがかえって戦士長の座を奪う意志ありと見なされ、養父も疑念をもちはじめる。
 このままではいけないと恋人のデリに説得され(恋人・正)、戦いを挑み養父に勝利するニコだが、そこへ知らされたのは、デリが敵国のスパイという事実だった。敵国に兄がとらわれ人質にされたので仕方がなかったとニコの元を去るデリ。戦士長交代を望む声もすべてデリの仕組んだものだった。
 敵国が老獪な養父をこそ脅威と考え、ニコを若輩者とあなどったのだと気づき、憤慨し我を忘れるニコだが、最後には養父にすべてを話して許しを請い、力を合わせて敵国の謀略を防ぐ(正義・正)。


百合。←

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