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『麦酒と甘い皿』22:プロット100本できるかな。

 タロットカード6枚引いて小説のプロット100本作る創作訓練やってみた記録です。


◆引いたカード◆
1主人公の現在:愚者(逆)計画性の無さ、非協調的
2主人公の近い未来:正義(正)バランスの取れた判断、常識的
3主人公の過去:塔(正)急なトラブル、損失
4援助者:戦車(正)コントロール、勝利、移動
5敵対者:悪魔(正)妄想にとらわれる、誘惑
6結末:節制(逆)不毛、忍耐力の無さ

『麦酒と甘い皿』22/100

 些細な失敗から職を追われ、家族からも見放されたコウ(塔・正)。短期の仕事で食いつなぐが、怒りっぽい性格のためにすぐ辞めてしまう(愚者・逆)。
 そこへ前の会社の同期メジマが、戻れるように取りはからってやるといって訪ねてくる(悪魔・正)。一度は話に乗りかけたコウだが、途中で不審に思い、メジマが受け持っている現場をつぶさに見て回る(戦車・正)。現場の人間とトラブルになりながらも、それをきっかけに親しくなり、メジマが隠している不正に気づいてしまうコウ。メジマの狙いは不正をすべてコウになすりつけることだった。
 証拠を集めてメジマに叩きつけるつもりのコウだが、地道な証拠集めに飽きて直接対決を挑み、論破されてしまう(節制・逆)。しかし現場の人間がコウは関わっていないことを証言し、コウはかろうじて破滅から逃れた。(了)


 たぶん、メジマはほぼおとがめなしの、モヤッとエンド。
 なんならコウをめぐる三角関係でもいい。←

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