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kakukaku_m2
『薔薇色の星のほのかに』26:プロット100本できるかな。
タロットカード6枚引いて小説のプロット100本作る創作訓練やってみた記録です。
◆引いたカード◆
1主人公の現在:正義(正)バランスの取れた判断、常識的
2主人公の近い未来:悪魔(逆)更生、目が覚める
3主人公の過去:世界(正)完成、勝利
4援助者:星(逆)悲観的、大きすぎる理想
5敵対者:吊るされた男(逆)自己犠牲愛
6結末:女帝(逆)不安定な愛、停滞
『薔薇色の星のほのかに』26/100
王族の末子(世界・正)クドウは、良識ある立派な青年(正義・正)として民からも王からも信頼され、若くして外交の任にもあたるほど。彼の唯一の悩みは、体のある一カ所が、女性のそれのように愛らしいこと。唯一秘密を知る、幼いときから世話をしているスガジは、気に病むことではないと慰めるが、完璧主義(星・逆)のクドウは聞き入れない。
あるとき遠い大国への特使を任されるが、そこは信頼の証として沐浴をともにする、裸のつきあいの風習のある国だ。国のため、ぜひとも向こうの王族の信頼を勝ち得てくるよう命ぜられるクドウ。コンプレックスを解消しようと自力で様々に試みるが(吊された男・逆)、その姿をスガジに見られてしまう。協力を申し出るスガジ。だが二人がかりでもそこは愛らしいままだ。クドウと、世話係としてスガジもともに大国へ。
元来誠実で人当たりの良いクドウは王子の一人に気に入られ、沐浴に誘われる。沐浴の間、その一カ所を隠し通そうとするが見られてしまったうえ、ますます気に入った王子に伴侶として迎えたいと申し入れがある。
身分違いの恋を隠していたスガジは逆上、三角関係(女帝・逆)となったまま、二人はなかなか国に帰れないのであった。(了)
一カ所っていうか、乳首だから二カ所?
色か陥没かで悩んだので決めずに置きます。
解消しようと何を試みたのかも。