長い長いラブレター
結局のところ、僕はとても傲慢な男なのだ。
あの商業施設はもう閉鎖になったよ。
神様がくれた時間を僕はどうやっていきていけばいいのかな。
僕の心臓が悲鳴をあげた時に
僕は君のことを思い出した。
春にはなかなかならないあの頃の僕は桜を見ることすらなかったけど。
君と二人で座ったあの公園のベンチからみた月はとても綺麗だった。
二人でいれば何が起きても乗り越えていけると
そう思ってた。
ねえ、くるみ。
濁っていく僕の目にはもうこの世界にいる意味を見出せないよ。
ねえ、くるみ。
どうしたらいいのかな。
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