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偶然と想像

まず、タイトルが良い

偶然と想像

小さな幸運の予感

偶然にはラッキーな響きがあるし、
想像は自分だけの幸せを膨らます感じがする

私にとってはドライブマイカーに続いて、
濱口竜介監督作品2作目

ロングラン上映記念で、濱口監督と占部房子さん、河井青葉さんのトークがあるというので
平日だけどちょっとだけ頑張ってル・シネマへ

久しぶりにほぼ満席で観る映画
これもまたよし


3つの短編からなる映画

人の間で生まれた小さな偶然、
その偶然に想像が交わりストーリーが進んでいく

偶然が生まれた時には想像できなかったであろう結末へと

でも決して悲劇的ではなく、前を向いて終わる物語

偶然と想像が生み出したのは

近しい人にこそ言えないこと
普段は見ないようにしていること
自分でも気づけなかったぼんやりとしたネガティブな現実

こんなことを突き付けられたら、観てる私もズシンときてしまいそうだけど、
そう感じさせない軽やかさは偶然から生まれたストーリーだからなのか?
演技やカメラ、音楽などの効果なのか?


偶然か必然かなんて、所詮わからないこと
きっと神のみぞ知ること

だからこそ偶然ってことにして、
誰かに自分の話をしている
…といった想像をしてみた

上映後のトークはこの映画を作り上げた人たちの信頼関係や映画に対する思いが感じられた


登壇していた3人が一緒になった

PASSION

を観たいと思った


終了後パンフレットを購入

すぐに読みたかったけど、私なりに想像したくなって
この文章を書いてからのお楽しみとして
とっておくことにする

3話目で夏子があやの家でご馳走になっていた
とらやの羊羹、緑茶とともに

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