高額療養費制度の変更
このnoteでは政治的な話題は書かないつもりだったが、気になった(と言うよりも疑問に思った、怒りがこみあげたと言うべきか)ので、思ったことを書いておきたい。
制度を変更し、自己負担額が引き上げられることになるようだ。
私自身はこの制度を使ったことはないのだが、私たち夫婦の両親は全員、晩年にこの制度のお世話になった。
この制度があったことで、治療の選択肢は広がったと思う。
自分も夫も今は多少の体調不良を感じながらも病院のお世話にはなっていない。でも、年齢を考えると高額の医療を受けなければならない時がいつやってきてもおかしくない。
それに今は高齢者だけではなく、aya世代の癌に代表されるように、医療のお世話になっている若い人もいる。
誰しも重篤な病気になりたくてなるわけではない。突然見舞われる一種の災難のようなものだと思う(個人の責任ではない)。そこに、何か救いの手があってもよいのでは…と思っている。
医療費の増加=社会保障費の増加が国の財政を逼迫しているのもわかるし、医療費も削減しなければならないとも思う。
でも、医療費の削減の施策は高額療養費の削減ではないと思う。重複投薬の防止などほかにあるはず。
それよりも、某国から言われるまま購入して予算が増加し続けている防衛省予算の見直しなどもあるはずだ。
ちょうど確定申告の時期。たいした収入でない自分が払った税金を少しでも取り戻すために面倒な手続きをしていると、国の予算の使われ方がとても気になる。