『往復書簡 #38』もやもやを別の視点から見てみた
ダフネさま
すっかりご無沙汰していますが、お仕事、予想以上に大変そうだね。猛暑も続いているし体調崩していないか心配よ。
ダフネさんのお仕事が繁忙期で会えなかったこの期間にいろいろなことが起こり、聞いて欲しいことが山積み状態。
だったらここに書けば良かったんだと7月も終わりの今頃になって気付いた。早く気付けば良かった。と言いつつ、私も鼻風邪ひいてしまったり、家族のことやらいろいろあって…とにかく会って話さないと。
とりあえず、星よみ関係のことで伝えたかったことを書いちゃう。最近会った知り合いや友人からちょっとしたお悩みを聞く機会がありました。「最近なんだか○○なんだよね~」という感じの良くある相談ごとのようなもやもやのようなやつです。
人から相談されたり、愚痴を聞いたりする時、今までだったら話すことですっきりして貰えてるかな?という感じで、聞くのが好きな私はひたすら聞いていました。
今の私はもう少し何か出来るかなと思い、ホロスコープを見させてもらったよ。
一人目のお悩みは職場での人間関係のもやもや。苦手なタイプの人がいるということで、聞いていると確かにきつそう。聞けば聞くほど、彼女とその相手の人とは考え方が正反対に聞こえる。
どちらが正しくてどちらが間違っているということではなく、ただ合わない感じ。関係性的に彼女の方が受け身という姿勢を取らざるをえないので、ストレスになっているんだと思う。
相手のホロスコープも見られれば相性診断的なところをみて、「その方はこういうアプローチの方が聞いてもらえるかも。」とか「そういう価値観は理解されないかも。」などよみとれることがあるかもしれないけど、今回はないので仕方ない。
まずは人間関係についてみてみよう。彼女のホロスコープの人間関係のエリアである7ハウスを見るとその始まりの位置であるDSC(ディセンダント)に太陽がある。
DSCはアングル(感受点)と呼ばれるホロスコープの重要な位置の1つで、左の端の起点ASC(アセンダント)の真向かいにある位置(7ハウスの始まり)で他者との関わりについてよむところなの。
そこに自分らしさの象徴である太陽があるということは、彼女に取って人間関係は大事になテーマとよめる。関わる人がとても重要だし、相手との関係を通して自分というものを理解し成長するという面もあるらしい。自分らしさを出しつつ相手とのバランスを取ろうとする太陽なんだって。
確かに彼女は相手のニーズに敏感という印象で、何とか調和しようとしている感じは見て取れるの。人間関係の悩みは彼女にとってかなり重たいものなのかもしれないです。
それを踏まえて、さらによみとれたいくつかの可能性。そこからその方への対応の仕方を思いついたので提案してみて、それなら出来そうと彼女が思えるところまで一緒に考えてみました。
今までと少し違う対応をするということは、人との関わりから成長しようとする彼女の太陽が自然に行なっていたことを変えることになるので、彼女が少し頑張ることを意味する。
ある意味成長に繋がると言えそうだし、そうすることで相手にも何か気付きがありバランスが取れれば、彼女の太陽らしいと言えるよね。
でも、そんな簡単に行くかはわからないし、頑張るにはモチベが必要だし……となり、次にお仕事関係のエリアを見てみたよ。
お仕事に関係する2ハウス(収入・所有のエリア)、6ハウス(労働・貢献のエリア)いずれのエリアにも天体が入っていたの。
ホロスコープのハウスは12個で天体は10個。天体が複数入るハウスもあるので1個も入らないハウスがあるのは当たり前。実際、彼女のホロスコープも5個のハウスが空っぽよ。ということは2ハウスと6ハウスは無視できないエリア。
彼女の持っているもの(才能や資質)を使って収入を得る(2ハウス)ことやふさわしい環境で働くということ(6ハウス)が重要であるとよめる。
それを意識しないで何となくでスルーしていると、それでいいのー?と考えさせられることが起こるような気がする。
このお悩みは人間関係のお悩みごとのように見えて、もしかしたら働くことや働き方について意識してみる機会なのかも?と違う視点が見えてきた。
そこで2ハウス、6ハウスのサイン(星座)や入っている天体からよめる収入をえるのに使える彼女の才能、適した環境や働き方の可能性についても伝えて、今の職場に照らし合わせてみてどう感じるかも聞いてみたよ。
すると、そのような視点でお仕事について考えてみたことはなかったそう。当座の対応法を試してみつつ、頑張るためのモチベや働くこと、働き方についてもじっくり考えてみたいとのお返事でした。
そんなこんなで彼女からフィードバックをいただけることになり楽しみにしています。
長くなりましたので、二人目のもやもや話はまたの機会に〜。
会える日を楽しみにしてるよー。
月子