見出し画像

『往復書簡 #6』西洋占星術を学び始めた理由の話

ダフネさま

毎日暑い日が続いていますが、お変わりなさそうで良かった。デイジーの小学生時代のエピソードを知らせてくれてありがとう。そんなことがあって、ダフネ家の皆さんのハートをつかんだのですね~。
その後も温かく見守っていただいております。

さて、ダフネさんは次女 柊  を理解しようと算命学を学んでいるのよね。私の場合も娘たち2人を良く知りたいと思ったのが、西洋占星術に興味を持ったきっかけです。

ご存知の通り、わが家の姉妹2人はわかりやすく正反対の性格。それは二人が幼い頃からはっきりと現れていて、水が半分入ったコップを姉は「半分もある。」と言い、妹は「半分しかない。」と言う。同じ言葉がけをしても違う反応が返って来てたし、一方に通じる理屈がもう一方に全く通じない、もうどうしたらいいの!!みたいなことがよくありました。同じ家庭環境で育っている同じ女子なのに何でー?みたいな。

同性で同じ親のもとで育った姉妹でも別々の個性を持っているというすごく当然なことを2人を産んで育ててみて日々実感している感じでした。私は弟と二人兄弟で男女ということもあり、両親からは違って当たり前というような扱いだったので、娘たちの個性の違いを余計新鮮に感じたんだと思うの。

そうこうしているうちに長女が思春期に差し掛かり、ますます二人への対応に試行錯誤していた頃、よくある12星座占いの2人それぞれの星座の性格の特徴が書いてある本を読んでみたら、まあ随分と2人に当てはまる。あとで西洋占星術を学び始めてから太陽星座の性格の特徴が今ひとつピンと来ないというのもよくあることだと分かったのだけど、わが家の姉妹については12星座占い当たってるなー、うちは双子座姉と蠍座妹だーと感じました。

二人の個性をざっくり言語化してもらえたことで、子育てのいろんな場面に於いて、「何でよ?」とか「どうして通じないの?」というような無駄なストレスは消えて、「なるほどそう考えるのか。」とか、「この子にはこう言っても無駄かもしれない。」とか、以前よりは余裕を持って対応できるようになって来たと思う。(はー?いやいやいや~ と娘たちからのツッコミの声が聞こえて来そうですが・・・)そんなわけで、西洋占星術というものに俄然興味が湧きました。

それからも付かず離れず本を読んだりネットで調べたり、しろうとにしては詳しいかなくらいの時に、ダフネさんから「私は算命学をきちんと学ぼうとしているから、月子さんも西洋占星術ちゃんと勉強しようよ!!」とのひと言。そうなんだ。ダフネさんが勉強始めるのなら私もやろう!となった次第です。お誘い感謝です。

昔から人間性というものにとても興味があったので、西洋占星術というツールで人を知るというアプローチがとっても魅力的に感じ、楽しく勉強させていただいています。娘と言えども別の人間。別の人間を100%理解するなんてもちろん不可能。でも家族だから知りたいし知ることを諦めたくない。そんな風に思っていた私は、ホロスコープと青春まっただ中の実際の彼女たちを見比べながら腑に落ちたり落ちなかったり、言語化の練習に励んでいます。

月子