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『往復書簡 #8』長女おりいぶに星のヒントが届いた話

ダフネさま

こんにちは。しばらく涼しい朝だったのにまたまた暑い日が戻ってきましたがいかがお過ごし?

ダフネさんの『宿命』と『らしさ』の話、ストンと落ちてきました。『宿命』と聞くと逃れられない運命のようで少し重たく感じるけど、『らしさ』と捉えればふわっと軽くなります。私たちが勉強しているのは自分たちの『らしさ』を知るため、そして家族や周囲の人たちが『らしさ』を見つけるお手伝いをするためと言えるかもしれないね。

『らしさ』と言えばわが家の長女もまさに『らしさ』を模索中のお年頃。先日、何やら落ち着きがないかと思えば、「面接(就活)の準備をしないといけないのに、迷いが出てきてしまい集中できない。」とぼやいている。どうやら前向きに取り組もうとすればするほど、本当にここでいいのか、これがやりたいことなのかという思いがいちいち出て来るらしい。

それを聞いて思い当たることが・・・「冥王星が効いちゃってる!?」彼女の出生時のホロスコープでは占星術で自己実現を表す太陽と破壊と再生や究極などを表す冥王星180°の位置にあるの。ホロスコープではそれぞれの天体が作る角度をアスペクトと言い、いくつかの意味のある特定の角度があって、180°もその一つ。真正面ということで緊張関係にある感じ。太陽と冥王星の180°は自分らしい生き方にこだわり、妥協をしたくないという気持ちがとても強く出るようなのです。

ただ今は、迷いはあるものの本人的にはベストを尽くしたいということなので、何か切り抜けるヒントを見つけようと彼女のホロスコープをしばらく眺めてみる。

彼女の太陽には他にもアスペクトが2つある。まず金星。金星はわくわくすることの意味もあり0°はお互いを強めるので、自己実現と楽しさは切り離せないのかも。もう一つは海王星120°。海王星は夢やビジョンを表し、120°はサポートする関係。夢やビジョンを現実にする力があるらしい。

そこで今は冥王星はちょっと置いといて、海王星を使おう。向き合っている会社が自分にとって理想なのかどうかにこだわってしまうのはわかるけど、とりあえずそうであるとイメージ。そこで自分が働いて成長していくというビジョンを持ってみる。さらにそこに楽しめそうなことも探してみたらどうかな。

というような内容を、さらにそれぞれの天体の星座の性質も見ながら伝えてみました。

なんとこれが意外としっくり来たようで、さっきまでうーうー唸っていたのに「なるほど。わかった。」とやけにすっきりした様子。その後の準備もはかどり面接も無事に終えたとのことです。一件落着。

月子