『往復書簡 #14』Cinema Nightを始めた話
ダフネさま
先日のランチはおいしゅうございました。写真もアップしてくれてありがとう。こういう息抜きでメリハリを付けて、勉強も日々の生活も頑張れるというものだよね。次回も美味しい物を食べながら、勉強の進捗報告、次の旅の構想、日々の発散おしゃべりといきましょう。(ってどれがメイン?)
さて、少し前から始めたわが家のCinema Nightのお話。早いもので先週の土曜日が7回目となりました。
娘たちがバイトや社交に忙しくなり、それぞれがこの家を離れていく日もそう遠い未来ではないと感じ、4人で過ごす時間を定期的に作ろうということで始めたの。
2週間に一度わが家を映画館にということで、みんなで1つの映画を一緒に観るというものです。作品を選ぶのは持ち回り。観たことがあるものでも初めて観るものでも何でもOK。
クロノくん(夫)とおりいぶ(長女)はノリノリ、デイジー(次女)は予想通り「え~↘」と今ひとつ乗り気ではない。観たくないものは観たくないし(嫌いな物は明白)、自分が観たいものを他人にまで観せるのも気が引けるということなのよ。その気持ちもわかる。
そこ蠍座っぽいなあとも思う。秘密主義というかなかなか感情を共有しようとしないというか…。「私はこれが好き!」と言うことで自分の中の秘密の部分を晒してしまうとでも考えているのかな?と思ってしまう。
そうは言っても残りの3人が楽しそうにしているのは気になり、入りたいタイプでもあります(^_^;) そのおかげで食べ物の好き嫌いも克服してきました。何せ、おりいぶがなんでも美味しそうに食べるから、1人だけ拒否するのは無理があるのでしょう。ということでなんとかこの企画も受け入れてくれました。
今回選んだのは私。本やドラマや映画については、古典やミステリーからChick litまでなんと言っても英国のものが私は好きで、お気に入りはたくさんあるけどまずは家族で観やすいこちらの作品から。
英国ものでは世代も性別も超えた何かで繋がった人たちが集まってる様子がよく描かれていて、そういうところも好きな理由の1つなのだけど、この映画でもしっかりそんなシーンがあります。
見終わって娘たちにそんな話をしたら、なるほどねという感じ。何より見て良かったとの言葉も約1名からいただけて私は満足。
小学校高学年くらいから本でもテレビ番組でもなかなか親の薦めるものを受け入れてくれなくなり、いつしか薦めるのもやめていたけど、(せいぜい「○○を読んだよ。面白かったよ。」と報告をするに留めていた。)ここぞとばかりにこれからも選んでしまおう(^o^)/
私も自分一人なら観ないであろう映画を観て新しい世界を知る機会になってます。クロノくんがいつ時代劇を出してくるかドキドキしてるけど。今のところ空気読んで家族ウケしそうなものを選んでるようです(笑)
次回は2回目のデイジーの番。前回も決死の覚悟(!?)で何とか決めたのよ。今回もまだ見つかってないようです。果たして・・・
月子